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お手盛り会議を設置/(C)日刊ゲンダイ
高級ホテルでディナー 「安保法制懇」の超ゼータク会議
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/152706
2014年8月20日 日刊ゲンダイ
安倍首相の意向に従い、集団的自衛権の行使容認を打ち出した「安保法制懇」。「首相の私的会議」の位置づけだが、毎回、一流ホテルに集まり、ディナーを楽しみながら懇談していたことが分かった。もちろん、全額国民の税金である。
安保法制懇は13年2月から今年5月までに「懇談会」を7回、「非公式会合」を8回開いている。政府の答弁書によると、「懇談会」の経費は6回までが計307万6631円。「非公式会合」は計371万9631円にのぼる。支出は委員への謝礼にあたる「諸謝金」や「交通費」、茶菓子などの「会議費」や「会場借料」に分かれる。
軍事問題研究会が情報公開請求した資料からは、戦後堅持してきた平和国家の根幹を揺るがす大テーマを厳しく議論していたとは思えない、ゆる〜い雰囲気が伝わってくる。
■事務方もお相伴
たとえば、第4回非公式会合の会場は帝国ホテル「楓の間」。10委員が出席し、諸謝金は各1万8000円。審議会委員相当だ。3500円のばらちらしと600円のコーヒー(いずれも税・サ別)を振る舞い、事務方の官僚ら8人もお相伴にあずかっている。出費は計70万4187円。第5回非公式会合も同じシチュエーションで12委員と事務方5人が出席。ちらしずしが天重にかわり、計76万7667円使っていた。
安保法制懇の事務局にあたる内閣官房国家安全保障局が作成した会計説明文書によると、開催をマスコミなどに勘づかれないように役所を避け、<委員及び磯崎補佐官が出席するにふさわしい(中略)場所として政府関係機関がよく利用する>帝国ホテルを選んだという。格式が高くないとダメということらしい。ディナーを供したのは、委員の都合を調整したら夕刻時になったため、<議論に集中できる環境を整えるという観点からも必要>と判断したという。
政治評論家の伊藤達美氏はこう言う。
「情報公開請求をしてもなお、詳細な議事録などは不開示のまま。海外から専門家を招いたり、表に出せない出席者がいた可能性も否定できない。実態はやぶの中です」
こんないい加減な懇談会で「集団的自衛権の行使容認」を決めてしまったのだから、とんでもない話だ。
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