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自民党・小泉進次郎衆院議員
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140819/plt1408190830004-n1.htm
2014.08.19
★(6)
内閣改造や党役員人事のたびに、小泉進次郎衆院議員は必ず名前が挙がる。だが、安請け合いしない。それが逆に、一層存在感を増している。
「安倍晋三首相としては、進次郎氏の閣僚起用も考えているかもしれないが、本人が受けるかどうか」(町村派幹部)
進次郎氏は現在、東日本大震災の被災地復興を担当する復興政務官を務めている。被災地の地方議員に改造について聞かれ、「このままなら、いいですね」と話したという。私(鈴木)にも「ライフワークは被災地復興。政治家として意識が変わった」と語った。現職は進次郎氏にとって、これ以上ないポストなのだ。
安倍首相の側近の1人は「いずれ首相を目指すなら、あらゆるポジションを経験した方がいいのに…」と語るが、まったく違う見方もある。
進次郎氏と委員会で接するベテラン議員は「被災地にはすべてがある。予算獲得は財務省、社会保障や労働問題は厚労省、産業再生や振興は経産省…。ないのは外務省ぐらい。これをやれば首相の英才教育だ」と進次郎氏の方向性を評価する。
そんな進次郎氏に、私は最近キーワードを見つけた。それは「10年」という言葉。時間軸と言ってもいい。
震災があった2011年に進次郎氏は私にこう言った。
「被災地に10年通います。そして、10年後に被災地の人たちと酒を飲んで振り返りたい。その時に後悔しないよう、今すべきことを全部やる」
10年後は21年だ。
政務官就任後、進次郎氏は深刻な人口減少について触れ、「20年の東京五輪後にヤマが来る。人口動態の変化に対策を立てなければ大変なことになる」と語った。五輪後とは21年だ。
21年までに衆院選は最低2回、場合によっては3回ある。進次郎氏は5回生。天下を獲るために動き出す有資格者だ。
「10年とは、彼が重要な役職やトップへ動き出すのは東京五輪後という意味だ」(前出ベテラン議員)
ただ、タイムスケジュールが変わることもあり得る。それは原発だ。
今年3月、宮城県・女川を訪ねた際、記者団に「胸の内は脱原発か?」と聞かれ、進次郎氏は「福島の復興を考えれば、当たり前じゃないですか」と語った。反原発運動の旗を振っている父・純一郎元首相との連動も否定できない。小泉家に近い関係者は「小泉家に意見の相違はない」と断言する。
そのときは、安倍首相や経産省などと全面対決である。進次郎氏から、当分目を離せない。 (政治ジャーナリスト・鈴木哲夫) =おわり
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