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戦争を知らないネトウヨたち
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11911247826.html
2014-08-17 18:34:50NEW ! simatyan2のブログ
8月15日の終戦記念日にNHKは、
「NHK-SP 戦後69年 いまニッポンの平和を考える」
という特番を放送しました。
僕は見てなかったのですが、集団的自衛権の是非についての議論
でゲストで出ていた鳥越俊太郎氏が、
「日本の安全が脅かされているなんていうことはない」
「どこの国が日本に攻めてくるのか?」
「(中国がせめてくることは)ありえない。」
と発言したことで周囲から集中攻撃されたようですね。
ということは、このNHKの番組にはよほど好戦的な人達ばかり出演
していたということです。
ネトウヨたちも
「尖閣に来てるじゃん。頭に蛆でも涌いてんのか? 」
「爺になったからでも癌が頑張ってるからでもなく、こいつは
これが素なんだよな。 」
「攻められてから準備するとか
攻めてきてる国が待ってくれるわけねぇだろ。 」
というように酷い攻撃三昧です。
戦わないという姿勢が、これほど馬鹿にされる時代というのは
いったいなんなんでしょうね。
同じ日、別のチャンネルでは「硫黄島からの手紙」という映画を
放送していました。
この映画はハリウッド映画にしては珍しく、クリントイースト
ウッドの監督もあってか、客観的に日米を描いている戦争映画です。
それでも実際に戦争を体験した人に言わせると、「なまぬるい」
らしいですね。
https://kinro.jointv.jp/lineup/140815
硫黄島の戦いの生き残り、大越晴則さん(86)が言うには、
「映画の描写とは比べものにならない」 ほどの激しい砲撃に耐え、
3日後、斥候(せっこう)として初めて壕を出た。
目に飛び込んできたのは海を埋め尽くす米軍の艦船。
米兵と鉢合わせたのは、それから間もない2度目の斥候の時だった。
一瞬気付くのが早かった大越さんは手榴弾(しゅりゅうだん)を
投じ、米兵に組み付いて抱き合う形になった。
「殺すか、殺されるか」。
とっさに手に持っていた銃剣を米兵の背中に突き立てると、
刃は米兵の体を貫通、勢い余って自らの腹を傷つけた。
「もう、自分が生き残ることしか考えられなかった」。
当時を、そう振り返る。
持久戦を狙った日本軍だが圧倒的な物量にものを言わせる米軍の
攻勢に、徐々に後退を余儀なくされた。3月8日、海軍が総攻撃
を実施。
大越さんも参加したが、奇跡的に生き残った。
その後、日本兵が多く潜む壕に合流した。
壕には武器も食料もほとんどない。
息を潜め、地獄のような飢えと、のどの渇きとの戦いを続けた。
ある日、壕に突然、液体が流れ込んできた。
「水だ!」。
思わず駆け寄る日本兵たち。
しかし、その正体は海水に混ぜられた油。
米軍のわなだった。
火炎放射器が火を噴き、仲間が次々に火だるまとなった。
生き残ったのは10人足らず。
「どうせ死ぬなら、太陽の光を見てから死のう」。
他の日本兵とそう話し、壕からはい出た。待ち構えていたのは
銃を構えた米兵たち。
鋭い銃声の後、右足に鋭い痛みが走った。
「ノータッチ!」。思わず海兵団で習った英語が飛び出す。
背後を見ると、戦友たちが次々と姿を見せていた。
「そこからの記憶はない」。
気付いたときには米軍の野戦病院のベッド上だった
5月17日、栗林中将が大本営に玉砕を伝えてから2カ月後の
ことだった。
http://sankei.jp.msn.com/smp/life/news/140810/trd14081010250009-s.htm
何とも凄まじい内容で、特に「水だ」と思っていたのが海水に
混ぜられた油で、駆け寄った日本兵たちが火炎放射器で焼かれる
描写にはゾッとさせられます。
アメリカの残虐非道な面がよく現れていますね。
とにかく「殺すか」「殺されるか」というのが戦争なのです。
カッコよく「お国のために死ぬ」なってことは言ってられない
と思いますね。
その意味で小野田寛郎さんも間違った美化をされています。
誤解されたまま逝った英雄「元陸軍軍人・小野田寛郎」
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11757822935.html
またこういう悲惨さを隠して若者を扇動するのが支配者です。
安倍晋三のような政治家が若者を利用するわけですが、アメリカ
もまた日本の若者を利用するのです。
前にも書きましたが、ネトウヨは現代の戦争は最新のハイテク戦
になるので徴兵などありえないといっています。
が、しかし現に尖閣で中国軍が攻めてこないために集団的自衛権
を急ぐ必要があると言ってるじゃないですか。
仮に日本が核を持っていても尖閣あたりで使うわけにもいかない
でしょう。
核兵器というのは抑止力の効果はあっても使えるはずもなく、結局
局地戦は必ず兵隊が必要となる人海戦術しかないのです。
現にアメリカは、硫黄島などの戦いや特攻隊で日本人の命しらず
の戦いぶりを見ているので、ベトナム戦争でも利用したのです。
1000人以上の日本人が米軍に雇われ戦地へ行かされ戦死して
いるのです。
http://mainichi.jp/select/news/20140804k0000m040099000c.html
つまり日本人は戦後25年経ってからでも戦地で戦っていたと
いうことです。
だからいつ戦争が始まっても徴兵されても不思議ではないのです。
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