http://www.asyura2.com/14/senkyo169/msg/908.html
Tweet |
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/post-ea09.html
2014年8月17日 くろねこの短語
ボーリング調査強行で辺野古の海を血に染めるつもりか&「沖縄は国に従え」(オグルビー沖縄米国総領事)発言を知っていながら知らない素振りの新聞・TVと御用評論家。
このまま秋になっちゃうんじゃないのと思えるほどの涼しさに、なんか拍子抜けの今日この頃。夏休みも残すところ2週間となって、子供たちもこの涼しさは納得いかないんじゃなかろうか。
納得いかないときたら、これはもう辺野古のボーリング調査です。掘削作業の足場として、今日にも台船にボーリングマシーンを設置する作業に着手するそうだ。作業が終了次第、ボーリング調査を開始するっていうから、遅くとも今週中にはボーリング調査が始まるのだろう。
海上保安庁だけでは足らずに民間警備会社まで動員して住民の反対の声を圧殺してボーリング調査を始めようというんだから、へたすると辺野古の海が血に染まることだってあり得ないことではない。しかも、沖縄のアルフレッド・マグルビー総領事が「(沖縄の基地は)日本という国家が決めたことだから沖縄はそのとおりに従わなくてはいけない」なんて沖縄の気持ちを逆撫でするような発言をしたばかりですからね。反対の声にも気合が入ろうというものだ。
まるで占領軍気取りの総領事の発言は、東京新聞「本音のコラム」で元外務省のラスプーチン・佐藤優氏が紹介していたんだが、それによれば、このボンクラ総領事は反対運動に参加するひとたちを「理性に欠ける」とまで言ってのけたそうな。「理性に欠ける」だと、上等じゃないか。ガザでいま起きている殺戮に加担している戦争野郎に「理性」だなんて言葉を吐かれたくありません。おととい来やがれってんだ。
それはともかく、このマグルビー発言は、琉球新報が伝えている他は、ほとんどのメディアがスルーしている。基地問題云々と言ったって、みんな他人事なんですね。どうりで鳩山ポッポが「最低でも県外」って表明した時に、一斉に手を組んでバッシングしたわけです。
・琉球新報
「沖縄は国に従え」 米総領事、他にも強弁
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-230126-storytopic-3.html
アルフレッド・マグルビー在沖米総領事が12日、基地の反対運動をする人たちと「意味ある生産的な対話ができない」と話した問題で、マグルビー氏が沖縄の基地について「日本という国家が決めたことだから沖縄はその通りに従わなければならない」と発言していたことが13日、分かった。マグルビー氏と面談したジョセフ・ガーソン氏(アメリカフレンズ奉任委員会)が、発言を聞きながら書き取ったメモを基に証言した。
ガーソン氏によると、マグルビー氏は反対運動に参加する人々について「理性に欠ける(not rational)」と表現。県民の多くが新基地建設に反対する中、沖縄に在住する米国の代表として資質も問われそうだ。
ガーソン氏によると、名護市辺野古に基地を造る理由を尋ねられたマグルビー氏は「消去法」と回答。「急を要するもので、この議論(普天間移設)を再開するならもう18年かかる」と発言した。「国家は国家としてやらなければいけないものがある」とも言った。また、基地建設に反対する名護市の稲嶺進市長についてマグルビー氏は「市長は誠実な人だが、議論に加わるのが遅過ぎた」と話した。
昨年1月の建白書について触れた際には「銀座で行進しても東京の人々を関与させることはできないだろう」とし、オスプレイについては「危険と言うが、今は安全がしっかりした航空機で、過去の危険が取り沙汰されている」とした。
辺野古の基地建設が着々と既成事実化していく中で、11月の沖縄知事選の結果次第では、それこそコザ騒動どころではない衝突が起きるかもしれない。そうなった時、マグルビー発言をスルーするような新聞・TVは、どのツラ下げて沖縄を語るのでありましょう。「アメリカの若者が血を流しているのに、日本の若者が血を流さなくていいのか」なんておっとろしいことを平然とTVで言い放っちゃう、娘が東電のアンポンタン幹事長・石破君みたいな唐変木な世襲政治屋と一緒で、しょせんはアメリカの特別自治区であることを良しとするのが、いまの日本のマスメディアということなんでしょうね。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK169掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。