http://www.asyura2.com/14/senkyo169/msg/865.html
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各党の戦前・戦中生まれの議員の割合
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/post-2701.html
2014年8月16日
戦前・戦中生れの衆議院議員は41人で全体の9%、参議院議員は28人で全体の12%なんだとか。つむじが右に曲ったセンセイたちが、やたら永田町を跋扈するのもむべなるかなってことか。
・国会、戦争知る議員が激減 衆院、戦前・戦中生まれ9%
http://www.asahi.com/articles/ASG8J0CX8G8HUTFK00G.html
2014年8月16日01時08分 朝日新聞
国会議員も戦後生まれが圧倒的多数を占めるようになった。安倍政権が集団的自衛権の行使を認める閣議決定をした7月1日時点で、1945年8月15日よりも前に生まれたのは衆院で41人(9%)、参院で28人(12%)になった。
これに対し、「自衛隊の海外派遣への道を開く」として国会で激論が交わされた国連平和維持活動(PKO)協力法が成立した92年6月当時は、戦前・戦中生まれの議員が衆参それぞれ9割前後を占めた。戦後69年たち、戦争を知る世代の先細りは、国会でも顕著だ。
「中学生の時だったが、東京裁判を2回傍聴しに行ったことがある」。現職国会議員で最年長の石原慎太郎・次世代の党最高顧問(81)は、2月の衆院予算委員会で自身の体験を織り交ぜながら安倍晋三首相に質問した。だが、戦争に関係する自らの体験が国会で語られることは珍しい。
2度の政権交代による引退や、政党の候補者選びでの定年制導入などを背景に、若返りが進んでいる。安倍首相自身、戦後生まれ。06年に第1次安倍政権が誕生した当時は、初の戦後生まれの首相だった。
その首相が悲願とした集団的自衛権の行使容認は、慎重だった公明党との協議を経て閣議決定された。自民党の最高意思決定機関である総務会での議論も一部の反対にとどまった。国会では、閣議決定の後に衆参1日ずつ集中審議が行われ、行使を可能にする関連法案の審議は来春以降だ。(江口達也)
昨日もご多分に漏れず、赤信号みんなで渡ればなんとやらで、靖国神社には多くの国会議員たちが押しかけたようだど、去年の8月16日のエントリーでも書いたけど、この徒党の中で、千鳥ヶ淵戦没者墓苑に足を向けたセンセイが一体何人いただろうか。ようするに、戦没者への哀悼というよりも、彼らにとって重要なのは、それが靖国神社だからなんだね。そのための言い分けは、いつも決まって「戦死した方々を追悼するのは当然だ」ってなるんだが、そんなことは誰だってわかっていることで、ではなんでそれが千鳥ヶ淵戦没者墓苑ではないのかってことには口をつぐんでしまう。それだけでなく、靖国神社の歴史や由来については、驚くほど無知だったりする。
・3閣僚また靖国へ 首相は玉串料奉納
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014081602000136.html
2014年8月16日 東京新聞
終戦記念日の十五日、安倍内閣の三閣僚が東京・九段北の靖国神社を参拝。超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・尾辻秀久自民党参院議員)の八十四人も参拝した。参拝した閣僚は古屋圭司国家公安委員長、新藤義孝総務相、稲田朋美行政改革担当相。第二次安倍政権発足後、初の終戦記念日だった昨年も参拝した三閣僚と同じ顔ぶれとなった。
靖国参拝について中国は日本の首相、官房長官、外相の自粛を求めてきたが、いずれも含まれない昨年の終戦記念日の三閣僚参拝に対しては、異例の「強烈な抗議」を表明。今年も批判のコメントを出した。
第一次安倍政権だった二〇〇七年の終戦記念日に閣僚で参拝したのは高市早苗少子化担当相だけ。第一次政権では、前任の小泉純一郎首相の靖国参拝で悪化した中国や韓国との関係改善を図るため、安倍首相は一度も参拝しなかった。
民主党の菅直人氏が首相だった一〇、一一年の終戦記念日は二年続けて全閣僚が参拝を見送った。野田内閣になった一二年に二閣僚が参拝を復活させた。
第二次政権発足後、二回目の終戦記念日を迎えた安倍首相は昨年と同じく、自民党の萩生田(はぎうだ)光一・総裁特別補佐を通じ、党総裁として私費で玉串料を奉納した。玉串料は神社に祈祷(きとう)を頼む際に納める金銭。
首相は昨年末に靖国に参拝。就任後三回の例大祭には参拝せず、真榊(まさかき)と呼ばれる供物を奉納してきた。閣僚でも、田村憲久厚生労働相が今年の春季例大祭に真榊を奉納している。
超党派の議員連盟による参拝は昨年より十九人減。自民党の高市政調会長や民主党の羽田雄一郎参院幹事長、日本維新の会の松野頼久国会議員団代表、次世代の党の平沼赳夫党首らが参拝した。
党別では自民六十八人、次世代七人、維新六人、民主二人、無所属一人。
ようするに、そんなことはどうでもよくて、靖国を参拝するということに、政治的な意味を持たせようとしているだけなんだね。その政治的な意味ってのは、単純に言っちゃえば戦死者への哀悼というよりは顕彰しようということにある。集団的自衛権行使容認で、仮に自衛官に戦死者が出たら、その日を契機に哀悼から顕彰へと変質し、いつのまにか「死んで靖国で会おう」なんて戦時国策スローカ゜ンが復活するに違いありません。
おそらく、戦後の政治史の中でも、いまほど与野党問わずに右曲がりの政治家が跳梁跋扈する時代はなかったに違いない。なんでそうなっちゃったのかと言えば、政治を家業とする世襲政治家や永田町を有利な就職先としか考えていない松下政経塾出身の政治家がやたら幅を利かすようになったことが大きいんだね。ここ何年も、政治家がやたら馬鹿呼ばわりされるのも分かろうというものだ。そもそも、悪態をつかれた総理大臣は何人もいたけど、いまほど馬鹿だ阿呆だ無知だ無教養だと総理大臣が公然と罵られる時代なんてなかったですからね。
抑止力ってんなら、まずは政治家の人品骨柄を見直すことこそが、集団自衛権よりもなによりも先決なのだと思う。どんなに強力な軍事力があったって、それを動かすのは最後はひとなんだから・・・。
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