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2014-08-16 08:05:43
日韓関係の修復は行き詰ったまま、べんべんと日が過ぎています。来年6月22日は、日韓国交回復50周年の記念すべき日です。現在の状況が続くなら、次の半世紀の扉を希望をもって開くことはできそうにありません。
安倍という男は、「私のドアはいつもオープンです」と繰り返しています。「条件を付けずに、まず話し合うことが大事ではないでしょうか」と、呪文のように唱えています。
「こちらの扉は開いている。入ってこない方が悪いのではないか」と言っているわけです。「正義は我にあり」といわんばかりのドヤ顔です。「悪いのは、従軍慰安婦にこだわる朴槿恵さんだ」と、けなす意をほのめかしています。
安倍という男に同調する考えが永田町や霞が関ばかりでなく、国中に結構広くまん延しているように感じます。
しかし、いつまでもそれだけで、問題は解決するのでしょうか。新しい50年の道は開けるのでしょうか。
韓国は昨日、日本の植民地支配からの解放を記念する「光復節」を迎え、朴氏は歴史問題の解決の重要性を強調しました。日本政府に慰安婦問題のより強い取り組みを求めました。
日本側は49年前の日韓基本条約締結時に、「両国間の財産、請求権一切の完全かつ最終的な解決を確認し、国交を回復した」と文書で交わしたことから、「すでに解決済みの問題」という立場を崩していません。つまり、完全に暗礁に乗り上げている格好です。
こうした事態に対し、読売新聞は本日8月16日の社説で、「慰安婦問題の解決を日韓首脳会談の前提条件に掲げることをやめるべきではないか」と、韓国側に一方的な譲歩を求めました。
そして、「政治指導者が対話を重ね、信頼関係を築く中で、日韓双方が歩み寄る形で問題解決の具体策を模索することが現実的だろう」と主張しました。
これはまさに安倍政権の主張そのものだから、韓国側がおいそれと乗るわけにはいかない。それを承知でこういうとぼけた主張をしてみせる読売の論説陣は、どんな頭脳構造をしているのか、頭をかち割ってのぞいてみたいものです。
他方、慰安婦の強制連行について致命的ともいえるねつ造記事を掲載し、32年ぶりにやっと謝罪した前科のある朝日新聞は、どう反応したか。本日の社説では、「慰安婦問題の本質は普遍的な人権の問題である」との立場を改めて示しました。
その上で、「両政府は2年前、打開する合意案に近づいていた。日本の大使が被害者らにおわびし、国家予算による支援などをする案だった」と、具体的な方向を指摘。「政治が真剣に取り組めば、道は開ける」と主張しました。
さて、安倍さん、どうしますか。べんべんと時を過ごすだけですか。それなら、貴方に日本のかじ取りを任すわけにはいきません。もちろん、いままででも一度でも任せたことはありませんが。
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