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LINE丸刈り府議 テリー伊藤の「キモい」はアウト!?セーフ?
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140815/plt1408151529003-n1.htm
無料通信アプリ「LINE」で女子中学生らに威圧的なメッセージを送ったとして、所属する大阪維新の会から除団処分を受け、14日に“反撃”会見を行った山本景(けい)大阪府議(34)=交野(かたの)市選出。会見では、山本氏に向けられた「キモい」という言葉が飛び交う一方、テレビ番組で発言したテリー伊藤に対して山本氏は「受容できない」と強い口調で非難した。「キモい」はアウトかセーフか。
騒動後3度目となる14日の会見で、「批判は当然受けるべきだ」などと繰り返した山本氏。だが、反省や謝罪一辺倒ではなかった。
女子生徒らとLINEを始めた理由について「LINEいじめの実態を把握したかったから」と釈明。交野市教委に「女子生徒によく名刺を配っていた」と指摘されたが、「名刺は性別を特定して配っているわけではない」「よくサインがほしいと求められる。(サインを書くために)名刺を渡していた」と反論した。
日本テレビの情報番組「スッキリ!!」でのテリーの発言をBPO(放送倫理・番組向上機構)に申し立てた経緯を説明し、テリーの「こいつキモいもん」などの発言に対し「すべての人格を否定するような発言」と強い口調で批判した。
女子中学生からLINEで送られた「キモい」と、テリーの「キモい」の違いを問われると、「LINEは発した方が中学生で、LINEの中での話。テリー伊藤さまは公共の電波を使って日本全国に発信した。同じ3文字でも意味合いが異なる」と説明。
また、維新代表の橋下徹大阪市長が「公選職が『キモい』くらい言われるのは当たり前」と発言したことについても、「橋下氏の発言はおかしい。一概に政治家だからといって、批判、中傷を甘受しないといけないというわけではない」と言い切った。
今回の「キモい」騒動。どちらに軍配が上がるのか。
日本大芸術学部の佐藤綾子教授(パフォーマンス心理学)は、「『キモい』や『むかつく』『キレる』などのネガティブな言葉は、内臓的になっている。例えば、『キモい』は胆嚢(たんのう)を、『むかつく』は胃臓を指し、『キレる』は『堪忍袋の緒が切れる』ということわざが短縮されたもの」と言葉の特徴を説明。その上で、「仲間内でこうした言葉を使う場合は、同じ価値観や世代観が共有できて、連帯意識も高まり、必ずしも悪いものではない」と指摘する。
佐藤氏は、騒動の発端となった山本氏と女子中学生とのやりとりに注目し、「自ら子供の世界に入り込んだのに、山本氏はLINEで『キモい』などといわれると、急に距離を置いて『校長に電話する』と大騒ぎした。仲間として使われた言葉を外に出して、アウトサイダーとして文句を言うのはおかしい」と批判。
さらに「テリー氏が、仲間内で使う言葉を公共の電波で言ったことは脇が甘い」と前置きしつつも、こう続ける。
「『キモい』のスターターは、騒動を起こした山本氏にある。山本氏は何も勝ち目がないので勝者になるために、BPOに申し立てたのだろう。山本氏の置かれた状況はまさに『窮鼠猫をかむ』だ。一連の流れを見ると『キモい』というテリー氏の発言だけを取り上げて、人権侵害が認められるとは考えにくい」
中学生とのやりとりから、丸刈り謝罪にまで発展した「LINE府議」。専門家の見る目は厳しい。
[ZAKZAK(夕刊フジ) 2014/08/15]
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