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自民党の石破茂幹事長
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140812/plt1408121140002-n1.htm
2014.08.12 夕刊フジ
自民党の石破茂幹事長が7月末、永田町関係者らと懇談した。席上、安倍晋三首相の集団的自衛権の行使容認に関する記者会見や国会答弁、理論性について感想を聞かれ、石破氏はしばらく黙った後、こう答えた。
「フン、という感じだ」
これには出席者も驚いた。最高権力者に対し、木で鼻をくくったような態度を取るとは…。
実はこの時点で、石破氏は、安倍首相から安全保障法制担当相就任を打診されていた。このため、「ここまで冷たく反応するとは、担当相は受けないつもりだと思った」と出席者はいう。
確かに、石破氏は国会終盤、安倍首相の発言に不満を漏らしていた。
「石破氏は安全保障論には絶対の自信を持っている。安倍首相がどんどん自衛権行使で限定的になったため、石破氏は『逃げている』『嘘で通すことになる』とこぼしていた」(自民党政調幹部)
2人の関係は微妙だ。前回の自民党総裁選で、1回目の投票では石破氏が1位だったが、国会議員の決選投票で安倍首相が辛勝した。つまり安倍首相にとって石破氏は最も警戒すべき相手である。9月上旬の内閣改造・党役員人事も、安倍首相がいかに「石破封じ」をするかが焦点だ。
首相側近は「安倍首相は今後、長期政権を狙って解散を視野に入れるため、幹事長は意のままに動く人にしたい。石破氏への早々の安保担当相打診は『とにかく幹事長を外す』という意思だ。加えて、安保担当相は新たな『石破封じ』になる。法整備には1、2年かかり、来年9月の総裁選に重なる。石破氏が入閣すれば、安倍首相と総裁選で戦えない」と語る。
これに対し、石破氏を支持するベテランはこういう。
「今度の改造で、石破氏が『組織人だから』と安倍人事に乗ったら、完全に封じ込まれて、首相への道は途絶える。安倍首相に協力しても、石破氏への禅譲などあり得ない。幹事長留任希望しかない。福島、沖縄県知事選と、統一地方選までやって辞任し、9月の総裁選に出る。ダメなら無役で十分。かえって総裁選の準備ができる」
別の石破氏支持のベテランが解説する。
「石破氏の論理は、政権を支える=自民党を強くすることで、選挙で勝つことが自分の仕事ということだ。これまで、『安倍政権を支える』とは言ってきたが、『首相個人を支える』とは言っていない。ここにライバル心がはっきり見える」
石破氏はどう決断するか−。今回の人事は、安倍vs石破最終戦争でもある。 (政治ジャーナリスト・鈴木哲夫)
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