http://www.asyura2.com/14/senkyo169/msg/700.html
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http://31634308.at.webry.info/201408/article_11.html
2014/08/11 21:05
先日、長崎市長が「集団的自衛権」に言及して、集団的自衛権の行使は日本の平和を損ねる恐れがあると批判した。市長の後に被爆者代表の婦人も、安倍首相を目の前にして、やはり「集団的自衛権」を取り上げ、もっと厳しく批判した。庶民が言えないことを、全国の視聴者の前で直接首相に訴えた快挙として、多くの国民が拍手喝さいしたものである。
ところが、安倍内閣の一員にしてもらった恩義かどうかわからないが、自民党の土屋衆議院議員が田上長崎市長の批判に対して、「核廃絶の祈りではなく、平和を維持するための政治的選択について語りたいなら、長崎市長を辞職して国政に出ることだ」と批判した。
この批判のロジックは、凡人には全くわからない。土屋氏に言わせれば、「集団的自衛権」というテーマは国会議員が話題にして議論すべきテーマであり、市長レベルの者は、個別政治テーマは公の前で話すなということである。況や私のような一般庶民が、こんなブログで批判するなど、もっての外と思っていることになる。
この土屋氏は、22年にわたり武蔵野市の市長をやっていて、小泉首相の時に東京18区から衆院選挙に立候補し、民主党の菅元首相には敗れたが比例区で当選している。その後、毎回小選挙区では菅氏に敗れていたが、前回は菅氏を破っている。
土屋氏は、市長レベルは政治を語るなというが、庶民も含めて「集団的自衛権」を批判する理由は、それが行使されたとき、もっとも影響が降りかかってくるのは庶民だからである。
集団的自衛権行使に当たって、国会議員や安倍内閣の面々が戦争に行くのなら、国民はだれも文句は言わない。しかし、下々の国民が最も被害を受けるから騒ぐのである。
こんな土屋氏のような低レベルの議員が居て、今の国民不在の安倍内閣がある。
自民・土屋氏、長崎市長の平和宣言を批判
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2271743.html
長崎市長が9日の原爆犠牲者慰霊の平和祈念式典の平和宣言で集団的自衛権に触れたことをめぐり、自民党の土屋正忠衆院議員が自身のブログで市長を名指しで批判していることがわかりました
「田上長崎市長は集団的自衛権を言うなら国会議員になった方がよい」
東京18区選出の自民党・土屋正忠衆院議員のブログ。土屋氏は、長崎市の田上市長が、平和祈念式典で読み上げた平和宣言の中で、集団的自衛権に触れたことを問題視しています。
「集団的自衛権の議論を機に、『平和国家』としての安全保障のあり方について、さまざまな意見が交わされています。日本政府には、この不安と懸念の声に真摯に向き合い、耳を傾けることを強く求めます」(長崎市 田上富久市長 9日)
土屋議員はブログで「集団的自衛権も現実政治の選択肢の一つだ」と主張。その上で、「長崎市長は、歴史的体験を踏まえた核廃絶について語るから権威がある」「政治的選択について語りたいなら、長崎市長を辞職して国政に出ることだ」と田上市長を批判しました。
「長崎の市長としてね、やっぱし、個別的な政治の政策の話に入らずに、もっと普遍的に世界に向かってね、メッセージ性を出してほしい」(自民党 土屋正忠衆院議員)
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