http://www.asyura2.com/14/senkyo169/msg/692.html
Tweet |
権力の交代とは・・・・、
http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/e/b8ae6aaff7e378e8b998a9f4dfd3cb92
2014-08-11 16:21:17 いかりや爆氏の毒独日記
木綿:
権力の交代、
ロシア革命なんちうのが成功したのを見ちまったのがいけなかったのか、隣国中国の王朝交代の実例を見て、わが国でもそれが可能と思い込んだせいなのか、わが国にもダイナミックな権力の交代が可能だと信じ、夢見ている人たちは少なからずいらっしゃるようです。まぁ、ロマンはありますな。でも政治は常に現実派のもののようです。
ロシア革命のように、一朝プロレタリアを標榜する革命家たちが権力を掌握したり、王侯将いずくんぞ種あらんやとばかり、どこの馬の骨とも知れなかった盗賊上がりの親分が皇帝に就いたりする中国とは違って、こと、わが国に関する限り、権力の移行は、時の権力層の下部機構が上部機構を無力化したり、のっとったりして掌握してきたというのが史実ではないでしょうか。
明治維新は公武合体派としてそれまで幕府を支えてきた雄藩薩摩の裏切りがなければああはうまくいかなかったことでしょう。
その徳川政権の祖徳川家康は豊臣政権の五大老筆頭、豊臣秀吉は織田家の重臣、織田信長は足利義昭を奉じて上洛に成功し、足利尊氏の妻は北条氏で彼の裏切りがなければ建武の新政など夢のまた夢。
遡っても源氏・平氏・藤原氏など時の政権を支えていた勢力がとってかわったもので、それまで全く権力に縁のなかった勢力が権力を握ったなどという例をみません。
近くは薩長土肥の藩閥政治の中の権力闘争の中から政党政治が生まれ、戦後の政権交代も自民党の中枢だった小沢一郎の動きがなければおきなかったことでしょう。
で、次の総選挙。わが国の歴史に鑑み、まことに可能性は低くとも、清和会が二つに割れない限り、政権交代はないとワタクシはみております。
いかりや:
権力の交代、
あまりにも割り切った見方ですが、木綿さんのご意見に脱帽です・・・反論のしようがありません(苦笑)。
民主主義の世の中になっても、人間のやることには変わり映えがしないつーことでしょうか。
トッペイ:
安倍の天国は国民には地獄、
いろいろな意見があるでしょうが、安倍の天下が続けば税金は青天井、中国と戦争するかもしれません。
野党が弱いのは確かですが、安倍がそれほど支持されてるなら滋賀で負けなかっただろし、福島、沖縄でも候補に苦労しないでしょう。
集団的自衛権にしろ、来年には消費増税を控え自民を支持する国民がそれほどいるでしょうか。
彼らは何ひとつ国民のためになることはしていないのですから。
加茂長:
清和会、
自民党の清和会ってどういう意味なんや?
ウィキペディアで調べてみたがな。その昔中国の為政者が「政清人和(清廉な政治でおのずから人民を穏やかにした)」って誉められた故事に基づく名前らしい。
ということは清和会の人は、わてらの生活を穏やかにしてくれるために頑張ってくれてるんやな〜 そう言えば集団的自衛権で日本が戦争に巻き込まれるのを防いでくれてるやんか。
阿呆かいな。おんどれだけみたいに考える人が多いさかいに、安倍内閣の支持率が落ちんのやな。
外国に出掛けて鉄砲ぶっぱなしたら、戦争に巻き込まれる危険が増えるに決まっとるやんか。
ニュース見とったら、鉄砲ぶっぱなしてええとは言うとらん。ホルムズ海峡に出掛けて掃海(機雷を除去)するくらいは許されるという話やんか。
戦争しとる国が海にバラまいた機雷を除去したら、日本はその国の敵になってしまうんや。鉄砲ぶっぱなすのと同じくらいに思われるんやでえ。それだけやない、消費増税やら秘密保護法やら好き勝手やっとるさかいに、人の心が荒れてとんでもない凶悪事件も増えとるんやで。
そうか、清和会はつぶれた方がええんやな。
おんどれだけが気づいても遅いで。木綿はんが、清和会が分裂せん限り、次の総選挙で政権交代はないやろて言ってなさるし、いかりやはんも仕方ないな〜って苦笑いなさってるやんか。
分かった!わてが間違うてた。諦めたらおしまいやさかいに、清和会をつぶすために気張ってみるわ。
せいぜい頑張ってみよか。トッペイはんもそれを願うとるのとちゃうやろか。
いかりや:
2009年9月、戦後政治史上初の本格的な政権交代が実現したかにみえた、だが1年ももたなかった。しかも木綿氏流に言えば、それも根っこは同じ自民党、言わば枝分かれ、もしくは暖簾わけ程度の意味しかなかったというところでしょうか。
今年は戦後69年目、多少の紆余曲折はあったものの、自民党を基軸とする体制は変っていない。自民党を基軸とする戦後レジームが変わらないことの背景には、戦後占領体制そのものがいまだに日本を呪縛し続けているからだと思う。
従って本格的な政権交代とは、アメリカ支配からの自主、独立がない限り、戦後レジームからの脱却もあり得ないと思う。
しかも、日本の政治は表面には見えないけれど、基本的に官僚が牛耳っている体制である。従って本格的な政権交代とは、官僚支配を打破(破壊)するものでなければならない。
そういう意味では、2009年9月の政権交代は、当時の鳩山首相は意識していなかったもしれないけれど、少なくとも小沢氏及び官僚トップ連中はそれを充分意識していたはずである・・・だからこそ、一連の小沢裁判を最高裁は危機感を感じて、自らの恥辱もかえりみず、検察審査会における架空議決をでっちあげた(最高裁は完全犯罪を目論んだつもり、だが、そんなにうまくはいかなかった、市井の人「志岐武彦氏」がそれを阻止した)。
蛇足:
司法の独立は近代国家を最も象徴する大原則であるが、日本はいまだ近代国家ですらない後進国、一連の小沢裁判に関与した最高裁の犯罪は、何もなかったかのごとく、このまま無視されたまま見過ごされようとしている・・・マスゴミもこの問題には、なぜかアンタッチャブル。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK169掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。