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三段論法がわからない安倍首相
http://bylines.news.yahoo.co.jp/amakinaoto/20140811-00038156/
2014年8月11日 7時8分 天木 直人 | 外交評論家
ここへきて安倍首相はまるでストーカーのように中国や韓国との首脳会談実現を求めているようだ。
ミャンマーで開かれたアセアン外相会議の場を利用して岸田外相に打診させた。
しかし、首脳会談の目途すら立たなかった。
当たり前だろう。
安倍首相は三段論法を知らないのか。
中国や韓国は靖国参拝問題や歴史認識問題(尖閣問題、慰安婦問題)に関する安倍首相の考え方が変わらない限り首脳会談を行わない、なぜなら首脳会談を行っても言い合いになるから無意味だから、と繰り返し言っている。
その一方で安倍首相は、首脳会談に前提条件をつける習近平主席や朴クネ大統領は間違っている、認められない、と繰り返している。
これが論法の一番目だ。
中国も韓国も、靖国問題や歴史認識問題では日本に譲歩出来ないと公言している。
しかもこの点では習近平主席と朴クネ大統領は先般の中韓首脳会談でも合意している。
これが論法の二番目だ。
だから三段論法の結論として、日本と中国、韓国との首脳会談はあり得ない。
これが三段論法だ。
安倍首相は、こんな簡単な事も分からないのか。
いや、日本の首相にそんな失礼は事を言ってはいけない。
安倍首相は当然わかっている。
だから、ここへきてストーカーまがいに首脳会談を求め出したということは、首脳会談が実現出来れば靖国参拝を見送ってもいいと譲歩しているのだ。
高村副総裁や福田元首相が訪中してそう伝えている。
しかし、安倍首相は、それを認めたら支持者を裏切る事になる。
だから決してそう言えない。
ドアは開かれているのに首脳会談に応じない方が悪いのだと言い続けている。
だから中国や韓国から言われるのだ。
安倍首相の考えている事がわからない、と。
そろそろ安倍首相は正直に本当の事を話さなければいけない。
国民に対しても、そして中国や韓国の首脳に対しても(了)
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