http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140810-00050057-yom-pol
読売新聞 8月10日(日)16時41分配信

　安倍首相が９月に行う内閣改造・党役員人事で、自民党の石破幹事長を安全保障法制担当相に起用する方針を固めたのは、豊富な安全保障政策に関する知識や安定した答弁能力に期待しているためだ。

　ただ、菅官房長官ら官邸の主要メンバーを留任させる一方で、党三役を全員交代させる人事を行う背景には、「政高党低」とも揶揄（やゆ）される党運営体制をてこ入れする狙いもあるとみられる。

　石破氏は防衛長官、防衛相を歴任するなど安保政策に精通している。７月に閣議決定した新たな政府見解をまとめる際にも、与党協議のメンバーとして公明党との議論に参加した。来年春に統一地方選を控え、地方組織との信頼関係が厚い石破氏の幹事長続投を望む声もあるが、首相は、日本の安全保障政策を大転換する歴史的な国会審議を任せられる人材は限られており、石破氏起用は続投論者にも理解を得られると判断した。

　ただ、石破氏の周辺からは、「来年の自民党総裁選でライバルになりかねない石破氏を閣内に封じ込めておく狙いがあるのでは」と勘ぐる声もある。

　一方、首相は長崎市内での記者会見で、菅官房長官ら首相官邸の主要メンバーを留任させ、今後も官邸を中心に政権の安定を図っていく意向を明らかにした。

コメント
01. 2014年8月10日 21:28:57 : HAv5mVOwmY くだらん。 安倍も石破も、どっちも要らん。

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