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http://31634308.at.webry.info/201408/article_8.html
2014/08/08 22:53
原子力は、クリーンで、最も安全で、最もコストの安いエネルギーとして推進されてきた。福島県は、その原発を受け入れてきたことで、操業を始めた時からずっと電力会社から補助金を受けっとっている。その最も安全な原発が、いとも簡単に全滅してしまった。原発事故発生時に、原子力を専門とする東大教授がNHKの解説者として、原発の状況を得々と話していた。教授は、メルトダウンなど起こるはずもないと豪語していたが、ほとんどの原発が早々にメルトダウンして格納容器まで溶かして地中に埋没している。
この原発の爆発でまき散らされた、核物質を含んだ除染土壌などの中間貯蔵施設が、福島県に建設されようとしていている。政府は、その施設を建てる迷惑料として、交付金を30年間で3000億円と提示した。福島県の佐藤知事は1000億円では首を立てに振らなかったということである。福島県も強欲である。散々補助金を貰っていながら、今度は税金を要求している。東電が引き起こした事故の迷惑料を、国民の税金で交付するという。30年間と言うが、30年もすれば、それを決めた政治家も官僚もいなくなっている。きっとまた、30年間、誰も責任を取らず、延々と引き延ばされることは容易に想像が付く。
東電は、事故の対策費、補償費に5兆円を注ぎ込んでいる。底なしである。こんな原発を、性懲りもなく再び再稼働している。世界一厳しい基準といいながら、政府は稼働に当たっての責任は取らないという。原子力規制委員会も決して安全とは宣言しないという。あくまで最終責任は自治体と住民だという。バカにするのにも程がある。安倍政権になって、あらゆる規範性、常識のタガが緩んでしまった。こんな状態では、また事故が起こるのは避けられないと思う。
中間貯蔵施設に交付金3千億円 政府、福島側に提示へ
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014080801001398.html
東京電力福島第1原発事故に伴う除染廃棄物を保管する国の中間貯蔵施設建設をめぐり、政府が福島側の受け入れ条件として、施設使用の30年間で3千億円規模の交付金を拠出する方針を固めたことが8日分かった。石原伸晃環境相と根本匠復興相が同日夕、福島県を訪れて佐藤雄平知事らと会談し提示する。
中間貯蔵施設の交付金額は政府と福島側の交渉で最大の焦点。政府は7月、水面下で約1千億円を提示して県側に拒否された経緯があり、今回は3倍に積み上げて大幅に譲歩、長引く交渉が進展する可能性が出てきた。(共同)
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