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2014年08月08日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆安倍晋三首相が終戦記念日の8月15日の靖国神社公式参拝を見送るという。中国が嫌がっている靖国神社公式参拝を見送ってでも、11月に北京市で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で、どうしても中国共産党1党独裁北京政府の習近平国家主席と日中首脳会談をしたいらしい。その代わり、2013年の終戦記念日のときと同じように、自民党総裁として私費で玉串料を奉納するという。
しかし、安倍晋三首相は「集団的自衛権行使容認・憲法解釈変更・閣議決定」を強引に行ってきており、これからいよいよ陸海空3自衛隊の自衛官が、事実上「戦死」することになる状態を自ら招いているというのに、自衛隊の最高司令官として、「靖国神社」をないがしろにしていいのであろうか。山口県出身の安倍晋三首相の大先輩である大村益次郎(幕末期の長州藩の医師、西洋学者、兵学者。一時,村田蔵六と称し、維新の十傑の一人に数えられる。長州征討と戊辰戦争で長州藩兵を指揮し、勝利の立役者となった。太政官制において軍務を統括した兵部省における初代の大輔=次官を務め、事実上の日本陸軍の創始者、あるいは陸軍建設の祖)の銅像が境内に立っている靖国神社を軽んじるわけにはいかないはずである。
しかも、唯物論に基づく共産主義に立脚している国家の最高指導者から嫌がらせをされて、それでも習近平国家主席と日中首脳会談したというのは、いかにも「売国的」ですらある。
◆昭和天皇陛下は、東條英機元首相ら「A級戦犯」14人が合祀されて以来、靖国神社に参拝するのを止められたという。大東亜戦争中、東條英機元首相配下の陸軍部隊により皇居内の1室に「幽閉」されていたので、その恨みから「A級戦犯」14人が合祀された靖国神社参拝を止められた。御前会議の玉座に座っていたのは、「大道寺某」というダミーだったという。
靖国神社では、「一度合祀された御霊は、分祀できない」という。けれども、安倍晋三首相が2013年12月26日、突如、靖国神社に公式参拝した直前、陰陽師が靖国神社に合祀されている御霊のなかから、東條英機元首相ら「A級戦犯」14人の御霊を探し出し、靖国神社からつまみ出して、国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑(東京都千代田区三番町2)に移したという話もある。霊的世界の話なので、証明は難しいが、信ずるか信じないかは、読者次第である。要するに、靖国神社には、東條英機元首相ら「A級戦犯」14人の御霊は、もはや存在しないということのようだ。中国や韓国が、安倍晋三首相はじめ閣僚や国会議員の靖国神社参拝にクレームをつけているのは、東條英機元首相ら「A級戦犯」14人の御霊が合祀されているからというのが理由だ。だとすれば、いまは東條英機元首相ら「A級戦犯」14人の御霊はいないのであるから、もはやクレームをつけられる筋合いはないはずである。
◆福田康夫元首相は、訪中して、習近平国家主席と極秘に会談し、安倍晋三首相が日中首脳会談を希望している旨、伝えたという。習近平国家主席が、首脳会談に応ずる条件として、「尖閣諸島周辺が、日中間の係争地域であることを認めること」「安倍晋三首相が靖国神社を参拝しないこと」という2つを提示したという。靖国神社参拝を止めることはできても、「尖閣諸島周辺が、日中間の係争地域であることを認めること」はできない。それは、「日本固有の領土」であるからである。こちらの方は、絶対に応ずることはできない。
早い話が、習近平国家主席には、安倍晋三首相と首脳会談する気がないということだ。それなのに、安倍晋三首相が「ストーカーまがい」のことをするのは、みっともない。それよりも、「期限切れは当たり前、死肉も流通する中国の食品業界」の現状について、徹底的に抗議する方が先だ。
【参考引用】朝日新聞DIGITALが8月3日午前0時58分、「福田元首相、習主席と会談 首相は日中首脳会談に意欲」という見出しをつけて、次のように配信した。
福田康夫元首相が先月27〜29日に中国・北京を訪問し、習近平(シーチンピン)国家主席と極秘に会談したことが分かった。11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)などを控え、対立が続く日中両国の関係改善の可能性などについて意見を交わしたとみられる。
複数の日中関係筋が明らかにした。2012年9月に日本が尖閣諸島を国有化して以来、習主席が日本の要人と会談するのは異例。今回の会談は日本外務省を通さず、福田氏と中国側が独自のルートで調整し、実現した。
一方、中南米諸国を訪問中の安倍晋三首相は2日午前(日本時間同日夜)、ブラジルのサンパウロ市内で記者会見し、第2次安倍政権発足後、実現していない日中首脳会談について「11月の北京のAPECの際に会談できればよいと考えている」と述べ、改めて意欲を示した。
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