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「日本はこれ以上、ウクライナ問題で米国・英国・仏国の言いなりになる必要はない:ムネオの日記」
http://sun.ap.teacup.com/souun/14921.html
2014/8/7 晴耕雨読
2014年8月6日(水) から転載します。http://www.daichi.gr.jp/diary/diary_2014_08.html
日本政府は5日の閣議で、ウクライナ問題に関しロシア政府関係者らの日本国内資産を凍結する対ロ制裁を決定した。
これによりロシア外務省は今月末に予定されていた日露次官級協議を延期すると発表した。
ロシア外務省は日本政府の一連の反ロ的な制裁の中での会談は受け入れられないとの姿勢である。
ロシア側からすれば当然の主張であるし、日本側からすればG7との関係でやむを得ない措置を取ったことになる。
このことによりプーチン大統領の訪日がどうなるか厳しい状況になってきたと受け止めざるを得ない。
G7の連携も必要だが、日本は米国・英国・フランスと違ってエネルギー資源のない国である。
世界一のエネルギー資源大国ロシアと世界一の応用技術を誇る日本が組めば世界に最も貢献できると考えるのだが。
第一次経済制裁を行った時、これ以上欧米に引きずられると日露関係が危うくなると言って来たが、案の定その通りの流れである。
日本はこれ以上、ウクライナ問題で米国・英国・仏国の言いなりになる必要はない。
とくに意味のない形だけの経済制裁は単なるポーズであり意味がない。
日本にとって経済制裁に加担する必要ない。
日本独自の立ち位置でオバマ米大統領にはロシアの批判ばかりするのではなく対話の重要性を、プーチン大統領には国際社会から誤解を受ける発言や親露派に対する支援と受け止められる目に見えた動きはするなと率直に話し、日本の立場を明確にすべきである。
やっかいな状況になってきたと心配してやまない。
森元首相を安倍首相の特使として派遣し、日本のウクライナ問題に対する正確な考え、日露関係の重要性を話すことが必要ではないか。
夏休み以後、早急に手を打つ積極対ロ外交を期待するものである。
午前中、帯広市内挨拶廻りをし、昼の列車で札幌に出る。
17時半から札幌で第50回「すすきの祭り」開会式に出席。
半世紀にわたり、すすきの祭りを行ってきた関係者の長年のご尽力に頭の下がる思いである。
8日夜には松山千春さんがすすきの祭り50年の節目に友情・ボランティア出演することになっている。
松山さんの男気・人情にススキの祭り実行委員会関係者は大変喜んでいると聞いている。
北海道・札幌にこだわる松山千春さんの生き様の面目(めんもく)躍如(やくじょ)たる姿に拍手を送りたい。
鈴木宗男
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