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新年会に出席した回数が多かった都議
都議73人、新年会に政務活動費 昨年度計1315万円
http://www.asahi.com/articles/ASG8661RYG86UTIL031.html
2014年8月7日07時07分 朝日新聞
東京都議会が6日公開した昨年度の政務活動費で、都議73人が新年会2183件に出席し、計1315万円を使っていた。「意見交換をした」とするが、滞在する時間が数分という事例もあった。飲食を伴う会合もあり、新年会への公金の支出に疑問を示す専門家もいる。
収支報告書や領収書で1〜2月に「新年会」「賀詞交歓会」と記された支出を集計した。1件あたり500円〜1万円で、都議会が支出上限に定める1万円は586件あった。
出席回数が最も多いのは76件(計41万5500円)で、別の2人の66件(33万9千円と32万8千円)と続いた。同じ日に複数の新年会に出たのは69人。最多は7件で、6件3人、5件8人だった。会派別では自民が52人で1597件(計976万円)、公明が20人で570件(328万円)、無所属1人が16件(10万円)だった。
都議会の規定では、会費の支出は「意見交換を伴わない場合や、親睦や飲食が主目的の場合は支出できない」としている。
だが、新年会66件に出席した自民議員は、地元商工団体の新年会であいさつして間もなく会場を後にした。団体幹部は「新年会は都議を呼べる貴重な機会。対話したかった」。都議は「新年会が重なり途中で出ることもあるが、あいさつだけで退席するケースは少ない」と述べた。
別の自民都議は1月24日、観光関連団体の新年会に政務活動費から5千円を支出。団体によると、ホテルで料理やビールが振る舞われた。担当者は「議員は議会の活動内容をアピールしただけで、意見交換できなかった」と漏らす。
自民の吉原修・前幹事長は「200〜300件の新年会に出る議員もいるが、政活費をあてるのは一部。滞在20〜30分の時もあるが要望は聞く」と話す。
民主や共産は、新年会での政務活動費の支出を認めていない。民主は「新年会への支出は都民の理解を得られない」、共産は「飲み食いや顔合わせの場になっている」とする。
市民団体「政治資金オンブズマン」共同代表で、神戸学院大法科大学院の上脇博之教授は「新年会は議員の公的活動ではなく、居酒屋で人から話を聞くようなもの。選挙の顔つなぎの要素が強く、公金である政務活動費を使うのは適さない。意見交換ならば飲食を伴わない都政報告会を開けば良い」と指摘する。(松崎敏朗、別宮潤一)
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