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2014-08-03 08:03:53
ユダヤ人の女の先生が、ナチス下のドイツで子どもたちを守るために奮闘するヒューマン・ドラマが放映されました。NHKのEテレで昨日8月2日に夕方7時から、「地球ドラマチック」の45分番組として放映されたものです。
一人の女性がナチスの迫害から生徒たちを守るために、危険を冒してユダヤ人だけの学校を設立、いよいよ全員が逮捕される危険が迫った時には、間一髪、国外に脱出させたのでした。
それにしてもなぜいま、Eテレとはいえ最もよく見られる時間帯に、ユダヤ人に対する迫害とそれをはねのけるヒーローの話が流されたのか、いぶかしく思われました。
というのも、イスラエルが時あたかもパレスチナのガザ地区に暴虐無残な迫害を加えている最中だからです。しかもわずか2か月ほど前には、安倍という男がイスラエルのネタニヤフ首相を招き固く握手を交わしながら、両国の安全保障面での協力を誓い合ったばかりです。
ネタニヤフという男は、日本を訪れる頃にはすでに、ガザへの侵攻を決めていたのでないでしょうか。地上部隊を動かすには、弾薬はもちろん、食料、医療品などの準備にかなりの時間が必要です。
今回のガザ侵攻のきっかけは、イスラエルの子どもが殺されたという事件でしたが、きっかけはどうでもいいようなものです。最初から、ガザ地区からイスラエル側に通じるトンネル破壊が狙いだったからです。
トンネル破壊は、空爆だけでは無理で、どうしても地上侵攻が欠かせない。戦車を動員して砲撃を加える必要があり、それは病院や学校なども砲撃することになる。トンネルの入り口が、病院や学校の地下に掘られていると見ていたからです。
その砲撃は、非武装の子どもや女性の多数の犠牲を伴う。国際世論は、「反イスラエル」で沸騰し、当然のことながら国連での討議事項となることが想定される。それだけに一国でも味方がほしい。ましてや、アジアの大国、日本の世論を少しでも味方につけることは大いに心強い。
イスラエル側の報道対策として、世界のさまざまな国に、NHKが流したのと同じような映像が提供されたのではないでしょうか。少なくともネタニヤフ筋から、反イスラエルの世論が盛り上がってきた時には、「よろしく」という挨拶があったと推測できます。
そう勘ぐらざるを得ないほど絶妙のタイミングで「NHK・地球ドラマチック」が放映されました。映像自体は、ドイツで制作されたものです。
ユダヤ資本は、アメリカのウォール街を抑える一方、新聞・テレビなど報道機関も抑えています。ユダヤ人は昔から世論操縦の手段として、報道の果たす役割を重視してきました。あからさまな宣伝臭を消しつつ、観る者の頭を洗脳する。そうした手口はお手のものです。
地上侵攻を進めるにあたっては、世界の世論をどう味方にするか、味方にできなくても強い反対に回らないようにするか、慎重に策を練ってきたはずです。
現代は情報戦の時代です。私たちの頭は、安倍政権からもその他のいろいろな勢力からも、情報を植え込む機会を狙われています。それだけに、自分自身でメディアの情報を捉えなおす「メディア・リテラシー力」が問われています。
それにしても、もしNHKが、安倍首相側の意向を籾井・NHK会長を通じて番組編成に反映させるとしたら、どうでしょう。私たちは私たちが払った受信料(実は私は今は未払い中ですが)で私たち自身を洗脳させていることになります。マンガですね。
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