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福田元首相、習主席と会談 首相は日中首脳会談に意欲
http://www.asahi.com/articles/ASG827X5SG82UHBI01H.html
2014年8月3日00時58分 朝日新聞
福田康夫元首相が先月27〜29日に中国・北京を訪問し、習近平(シーチンピン)国家主席と極秘に会談したことが分かった。11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)などを控え、対立が続く日中両国の関係改善の可能性などについて意見を交わしたとみられる。
複数の日中関係筋が明らかにした。2012年9月に日本が尖閣諸島を国有化して以来、習主席が日本の要人と会談するのは異例。今回の会談は日本外務省を通さず、福田氏と中国側が独自のルートで調整し、実現した。
一方、中南米諸国を訪問中の安倍晋三首相は2日午前(日本時間同日夜)、ブラジルのサンパウロ市内で記者会見し、第2次安倍政権発足後、実現していない日中首脳会談について「11月の北京のAPECの際に会談できればよいと考えている」と述べ、改めて意欲を示した。
首相は日中関係について、06年に第1次政権で打ち出した中国との「戦略的互恵関係」を挙げ、「この原点に立ち戻るべきだ。懸案があるからこそ対話をすべきだ。お互い静かな努力を続けることも大切だ」と語った。そのうえで、「対話のドアは常にオープンであり、中国側にも同じ姿勢をとってもらいたい」とも強調。靖国神社参拝や沖縄県の尖閣諸島の問題をめぐる首相の対応が変わらなければ、会談に応じないとしている中国側に歩み寄りを求めた。
また、記者団が「あくまでも前提条件なしの首脳会談にこだわる考えか」とただしたのに対し、首相は直接、言及しなかった。
一方、ウクライナ問題をめぐって欧米との対立が深まるロシアとの関係については、「ロシアに取るべき行動を取るよう促すためにも意思疎通を図る」と対話を続ける考えを強調。秋にも予想されていたプーチン大統領訪日については「現時点では決まっていない。種々の要素を総合的に考慮し、検討していく」と述べるにとどめた。(北京=倉重奈苗、サンパウロ=冨名腰隆)
安倍晋三首相がブラジル・サンパウロで2日に行った記者会見の要旨は以下の通り。
【中南米諸国訪問の成果】
国際社会で影響力を高める中南米は、地球儀を俯瞰(ふかん)する外交において欠かすことのできないパートナーだ。今回の訪問は歴史的な絆をさらなる高みへと発展させる、日本と中南米との戦略的パートナーシップの新たな夜明けとなった。
【中国との首脳会談】
国境を接していれば、様々な課題を抱えている国同士が多い。だからこそ対話を行い、課題を解決していく努力が必要だ。多くの国々はそうした努力で関係を改善し、安定化している。
日中関係は戦略的互恵関係の原点に立ち戻るべきだ。懸案や課題があるからこそ対話すべきで、お互い静かな努力を続けることも大切だ。11月の北京のAPEC(アジア太平洋経済協力会議)の際に首脳会談ができればよい。私の対話のドアは常にオープンであり、中国側にも同じ姿勢をとってもらいたい。
【ウクライナ情勢】
G7各国と連携しながら、ロシアに取るべき行動を取るよう促すためにも、ロシアとの意思疎通を図りながら、ウクライナ問題の平和的、外交的解決に向けて役割を果たしていく。プーチン大統領の来日の日程は現時点では決まっていない。種々の要素を総合的に考慮して検討する。
【内閣改造と党役員人事】
景気回復の風は日本の隅々まで行き渡っているとは言えない。安全保障法制の法整備に向けた準備も、法整備の全体像を示して国民の理解を得られるよう、できるだけ加速したい。こうした課題に真正面から取り組む態勢を整えたい。
【地方創生】
地方の創生こそアベノミクスの第2弾。スピード感を持って実行するため、臨時国会に向けて地方創生に関連する第1弾の法案を準備している。
【BRICSの新開発銀行】
具体的な業務、ガバナンスは明らかではない。BRICSにおいても国際的なルールにのっとって行われることが重要だ。
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