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http://31634308.at.webry.info/201408/article_2.html
2014/08/02 22:24
原発事故で汚染された除染の土とかガレキを、「指定廃棄物」と名付けている。「指定」と名付けられているが、この名称だけを聞いたら、まさか核物質を含んだ廃棄物とは思わない。
この最終処分場が、福島原発事故と全く関係のない、宮城、千葉、群馬、茨城、栃木の県に決められて、しかもその県の特定な市町村が突然名指しされた。
先日は、栃木県の名水で有名な塩谷町が突然指定され、その町長が伝達に来た環境省の副大臣に反対の表明を行った。この気持はわかる。突然、我が地区にと言われても困る。特に原発に反対している身としては、町役場の前で「反対」を叫ぶだろう。
その第二弾の話が、宮城県の加美町で行われた。ここでも加美町の町長は住民を代表して「強引に進める考えに承服できない」と述べたそうである。これに対して村井知事は、調査させないことは町長の権限でないと言い、県としては受け入れる方針と言ったそうである。
村井知事は、以前から自民党にべったりの人物だけあって、自分の県の町長がいやだと言っているのに、国の方針の方が大事という。指定廃棄物を保管している農家の人が塗炭の苦しみと言っているが、それはお互い様である。最終処分場と言えば、永久ものである。今度は逆の立場になる。原発再稼働を進めるなら、この処分場が将来に亘って核廃棄物の最終処分施設になる可能性もある。
細川氏が東京都知事選挙に出馬した時、小泉氏が応援演説で言ったことが思い出される。政府が原発を止めるから、どうか最終処分施設を作らせてほしいと言うなら聞いてもらえるかもしれないが、原発再稼働を政府が推進するのに最終処分場をお願いするのは虫が良すぎると。その通りである。それが国民を想う政治である。
処分場調査、強引と加美町長批判 知事との会談、物別れ
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014080101001959.html
東京電力福島第1原発事故で発生した指定廃棄物の最終処分場選定をめぐり、宮城県の村井嘉浩知事は1日、候補地の一つ加美町の猪股洋文町長と会談、建設地絞り込みの詳細調査を受け入れるよう要請した。猪股町長は「強引に進める考えは承服できない」と調査に反発、候補地の白紙撤回を求め、議論は平行線をたどった。
村井氏は「指定廃棄物を保管している農家の皆さんには塗炭の苦しみがある。(詳細調査は)国が決めたらできる事業であり、調査すらさせないのは町長の権限ではない」と述べ、県としては受け入れる方針を伝えた。(共同)
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