「やばい時代に来たなと思います」降旗康男監督
http://ameblo.jp/takumiuna/entry-11903590016.html
August 02, 2014　かばさわ洋平 BLOG

「鉄道員（ぽっぽや）」や「少年H」など、数々の名作を生んだ映画監督の降旗康男さんが赤旗日曜版インタビューに登場されて、集団的自衛権の問題などをうけて、戦争は小さなことが積み重なって忍び寄るようにやってくる、やばい時代に来たなと思うと語ってます。

とどまる勇気

赤旗日曜版8/3

当時は隣組があって、一種の監視社会でした。そのため家の中でも戦争の話はあまりしませんでした。Hの家はそれを話題にできる家だったんだと思います。

僕が子どもの頃、「バスに乗り遅れるな」という標語がありました。ドイツと同盟を結び、世界分割のバスに乗らないと世界制覇の勝ち組になれない。それがあの頃の日本の国を動かすダイナミズムでした。

そんなとき、盛夫のように自分の頭で考えて「飛び乗るはやめよう。とどまる勇気を持とう」と皆がなれば、戦争に向かう流れを止められたのではないかと思います。

戦争は小さなことが積み重なって忍び寄るようにやってきます。「少年H」の時代と今をつなげて見てもらえばと思います。

中略

やばい時代に来たなと思います。本当の戦争ごっこが始まるのかなと。それだけは止めなければなりません。特攻隊で死んでいった人たちに僕らはどうこたえるか。安倍内閣が何か言うたび、彼らの無念と絶望を思い起こすことだろうと思うのです。僕が「9条の会」に参加し、憲法9条を守りたいと言っているのも、そんな思いからなのです。

コメント
01. 2014年8月04日 00:01:50 : uDOmfArqk6 先の大戦で一般人は「国のために命を捧げる」という建前に自ら操縦桿を操作して敵艦に突っ込み、また十字砲火の中に突撃し、空襲に逃げ惑って死んだ。一方参謀や官僚は戦争中は立派な大本営の地下壕に隠れて空襲から逃れ敗戦後は「生きて虜囚の辱めを受けず」の建前を見事に投げ捨ててほとんどみんな本音でおめおめと生き残ったのだよね中曽根さん。長生きした人も多かったそうではないか。
02. 2014年8月04日 19:09:41 : r3pqrbifJo 安倍総理らと親衛隊のような側近らだけで〈戦争容認が」できたわけではなく総選挙で反戦平和政党を全滅させて、「戦争容認」を目指していた自民党や　石原維新を圧勝させたのは国民の側です。つまりつまり国民が戦争容認を求めたのです。歴史的に考察しても敗戦後の国民は一回の敗戦では〈もう戦争に懲りた」とは」とはならず「次は必ず報復してやる」となるものです。第一次大戦敗戦後のドイツでナチス、ヒツトラーが台頭した当時の国民が熱狂して戦争への道を支持したのと支持したのと今のタか派派支持の日本国民の真理は同じです。タカ派の主張や論文や著書を総合分析すると分かりますが、上手くゆけば偉大であつたとタカ派の永遠に崇拝している「明治憲法下的国体への回帰も可能」だし「核武装含む超大国入り」や「覇権国入り」や「国連常任理事国入り」も視野に夢は果てしなく広がつているようです。「猫にまたたび〉といいますが日本のタカ派の戦争への夢と熱情には水を得た魚のように尋常でないものがあります。
03. おいしい海苔や 2014年8月04日 20:44:23 : ErGTlyPz0gvIw : GdZHuyTLrA そうですね、上の投稿の方の意見はごもっともです。先の選挙で自民党を圧勝させたのは国民です。過去に民主党とかいう政党に圧勝させましたが（私もいれました）、党の中に裏切り者がいたようでままならなかった。政党の中でTOPがあまり党員の話を聞きすぎるのもよくないと言う典型でした。小沢氏はその点大失敗をしたと回顧してるようです。今彼はまた動き出しているようですが、果たしてどういう国家にするのか明確にしてほしいものです。安倍政権の危うさは降旗さんでなくても充分感じます。ただ世界を見ると、イスラム原理がやたら席巻し始めています。中国内、東南アジアの国々パレスチナ、中東、アフリカなど、ここにきて国家観でもあるのか？と思えるほどです。中国は多民族国家であるがゆえに、共産党崩壊すれば分裂の危機が言われております。韓国の挑発と北の接近などもあり、複雑怪奇の世界。私は憲法９条を支持しておりますが、そういう国家像だけで、この小さな島国を守っていけるでしょうか？アメリカの資金不足でこれからは日本が集団自衛権を使って海に出るのでしょうか？アメリカの道具にだけはされたくない。原爆を落とされて亡くなった方の怨念はまだ何も消えていません。安倍さんにそれはわかって国家を作ってもらいたいものです。
04. 2014年8月05日 15:30:26 : OiZ1HdcVic 赤旗がこの様な記事をのせて真剣に危機感を持っているのだったらなぜ選挙の時に真剣にそのような流れを断ち切ろうとする行動を取らないのだろうか？？？？ あらゆる選挙でこの党は常に独自候補を立てることをする。 この行為がいまのこの危機の大きな流れを形成し、この様な流れを作る者たちを利する事になっている。 真剣にこの流れに危機感を持っているのだったら自身の身を切る思いで行動するべきではないのか。 そうすればこの党に対する私の評価は変わるかもしれない。 率直な感想だが、 いまだに19世紀の（時代遅れの）思想の中にいて弱者を装った組織を作り、小さな組織の中で特権階級を形成しているのではないか！ これが実状であれば、今の中央役人社会と同類だと言えよう。 それとも根は違ったところに繋がっているのではないか。 ついつい詮索してしまう今日この頃である。

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