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森元首相(写真)が石破幹事長を絶賛の裏に何が…
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140802/plt1408021529001-n1.htm
2014.08.02
9月上旬に行われる内閣改造・党役員人事をめぐり、森喜朗元首相から驚きの発言が飛び出した。石破茂幹事長を「説得力のある人」と絶賛し、続投を主張したのだ。永田町では森氏の「石破嫌い」は有名で、ことあるごとに石破氏を批判してきたが、まさかの変心。安倍晋三首相は来年9月の自民党総裁選をにらみ、資金・選挙で絶大な権限を持つ幹事長ポストから石破氏を外したい意向だが、思わぬ雑音が入った形だ。
「党の中で汗をかき、信頼も大きくなっている。安全保障法制の担当相でもいいが、幹事長の方が、より政権は安定するのではないか」
森氏は2日付読売新聞朝刊に掲載されたインタビューでこう述べ、石破氏の留任を求めた。安倍首相は先月24日、石破氏に安保法制担当相の就任を要請しており、森氏が公然と首相方針に異を唱えたことになる。
だが、森氏の「石破賛美」は過去の発言と矛盾する。
野党時代の2012年10月には産経新聞のインタビューで、石破氏について「自民党の幹事長になったのならなぜ党を出たのか」と酷評。その直後に石破氏が森氏の事務所を訪れると、「なぜ国会議員票で負けたのか」と問いただした。同年9月の総裁選で、地方票で安倍首相に勝りながら、決選投票で国会議員票が集まらなかったことを強烈に皮肉ったのだ。
森氏の心変わりのカギは、青木幹雄元参院議員会長の存在だ。
石破氏は、青木氏が実権を握っていた額賀派に所属していたが、同派を「後ろ足で砂をかけて」(幹部)退会したことで、青木氏と険悪な関係に陥っていた。ところが、最近になって石破氏が青木氏に頭を下げて協力を要請したという。
青木、森両氏は早大雄弁会時代からの盟友。インタビューで森氏は「最近の石破さんを見ていると、先輩に対して礼を尽くすようになったし、人間的に幅が出てきた」とも述べており、石破、青木両氏の和解が森氏の「石破留任」支持につながったというわけだ。
森、青木両氏の“長老連合”から横やりを入れられた安倍首相だが、自らの意志を貫き通すのか。今後の政権運営を占う試金石となりそうだ。
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