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主主義の名のもとに現在行われている議会制民主主義は、政党が本来の使命を忘れ、国民の声を疎かにし、ひたすら利権に走り企業の代弁をすることを政治と思っている。
そのなかで、民意と言うものは恣意的に弄ばれ、選挙によって政治を糺すことができなくなっている。
この環境下、heizon氏は直接民主主義政治の必要性を説かれ「参政員制度」を主張され続けてきた。
以下の文章は、そのheizon氏のものではないが、氏が言われていることを私が発展的に解釈したものである。
目的は制度疲労に陥り、もはや改善不可能と見た政党政治に対応する要素を政治に取り入れようとするものである。
「参政院制度」
つまりは現在の参議院を廃止して「参政院」を設けることである。
参政院(仮称)の議員である参政員は、全員政党に属しない、政党を結成しない政治家である。
参政員はあくまでも民意の代表としての発言を旨とする。
参政院の権限は従来の参議院と同じものとする。
ただし、参政院を民意の総意であるとする為に「国民投票」を発動する権限を与え「国民投票」の結果は、現行のように参考とするのではなく衆議院の議決の上位におく。
こうして参政院の性格(民意の総意)を確立した後、参政院制度の問題点を解決する。
一番の問題は、参政員は個人として行動するので組織的な専門知識が不足し、複雑な議案の審議に支障がある。
その為に、参政院には議員活動を補佐する多くの常設機関を設ける。
法制局も、その一つ、参政員が議案に疑義を抱いた場合、官僚に意見を問うことは従来と同じ官僚政治になるので、それに変わる参政院シンクタンクを設け官僚どもとは完全に縁をきる。
それでも議案を一から取りまとめる能力は、期待できないが衆議院から送られてくる議案を一国民として可否を判断することくらいは十分に可能である。
参政院の議員の数は、多いほど(1万人でも)良いが、実質の討議の事を考え500人とする。
その参政員は全て選挙区によって選び、選挙区の民意の代表であることを強調する。
参政員は日常選挙区の市民と連携し、民意を集約することに努める。
参政員は3年ごとに半数を改選する。
参政員は1期6年を限度とし再任を認めない。
参政院が民意に反する議決を続けるならば、国民の総意で参政院の解散、総選挙を求めることができるシステムを併設する。
こうすれば、少なくとも定年間近の60歳前後の社会経験豊かな人材が集められる。
また若い参政員は参政員退任後、衆議院議員に立候補することが出来る。
まだまだ詰めなければならないことがあるでしょうが、概略の構想はこんなものです。
如何なものでしょう。
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