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アベノミクス 2
http://www.asyura2.com/14/senkyo169/msg/310.html
投稿者 天橋立の愚痴人間 日時 2014 年 8 月 01 日 08:51:22: l4kCIkFZHQm9g
 

http://www.kyudan.com/cgi-bin/bbskd/read.cgi?no=1697

NO1307〜9のレスの続き

久しぶりの経済学大綱をありがとうございます。
ベースマネーとかマネーストックと言う概念、少し前にも勉強したのですが、今一つ、身についてはいません。
一般の経済問題の解説では解りにくりものを、満天下さんは、これを平易に説明されていると思います。

私のように、経済(特に金融)のシステムに疎いものが解りやすいように、追認すると言う形で解釈を試みました。
まず、ベースマネーを増やすと言う定番の金融政策ですが、実際のやり方で、単なるヘリマネとして国民にばら撒けば、確かに消費を喚起して経済は活性化するでしょう。

ですが、それはタブーだから出来ない。
そこで考えたのは国債を発行して、一旦は金融機関などに購入させ、直ちにそれを買い上げることによって貨幣を市中に供給する。
これは暴力団などが使う、いわゆるマネーロンダリングにほかなりませんね。

結局はヘリマネをやっているのですが、意味のないところへばら撒いているので全く効果は出てきません。
数式的に見れば

日銀ベースマネー=日銀券発行残高+貨幣流通高+当座預金勘定の

日銀の当座預金勘定が

>2013年1月末  日銀ベースマネー131兆9千億円。(内日銀当座勘定 43兆5千億円) 
>2014年6月末  233兆2千億円(内日銀当座勘定 143兆円)
>増加額: 101兆3千億円

これで説明できます。

しかしながら市中銀行へばら撒いた増加貨幣は現在、使い道はない。
全国の企業の97%を占める中小零細企業のほとんどは、国内消費の低迷の為に生産を増やすところか現状維持がやっとのこと。
設備投資とか事業の拡大など夢にも思わない。

この資金を使えるのは輸出によって海外市場をモノにできる企業のみ。
その企業の多くは、輸出の為に生産拠点を海外に移している。
国内に向かう設備投資資金はごくわずか。
それも、そこで生産されたものは海外向けなので、設備投資を巡る建設費以外は国内の経済活性化とは縁がない。

>経験値に一致するのは無理としても、経験則的には通常、日銀ベースマネーの約6,7倍の貨幣乗数効果が見られたものである。言>い換えると現在の日銀ベースマネー233兆9千億円の約6倍としても、貨幣循環の活気はマネーストックで1400兆円に達して>いないと、金融緩和の効果は大したことないと言うことになってしまう。

上記のことが全てを物語っているのに政府、金融当局は、それを改めることはない。
なりふり構わず輸出企業を応援する事以外に経済の施策を思い浮かべることが出来ない。

はっきりと言えば、こんなことをしているのですが、それでは政治にならない。
それで言葉を弄して、国民全体に恩恵が出るはずだと誤魔化し続ける。

大体、行政にしても政治屋共も責任を追及されることを極端に恐れる卑怯者。
そういう連中が頼るのは、コンサルの意見に従ったと言う言い訳。

国内の各種の補助金で立てられる施設が実質破綻しているのは、このコンサルの無責任な報告書による。
そういうコンサル自体が多額な報酬を目当てに行政と共謀している輩である、犯罪者である。

国の金融政策のばあい、竹中と言う詐欺師がコンサルトして登場する。
安倍の馬鹿などは、もともと何をさせても何も出来ない。

その馬鹿を操り金融行政を握っているのは財務省官僚。
難しい方程式を解いたり計算には長けていても、物事を判断する能力に欠け、問題解決の知恵に欠け、横柄さを磨き自身の権力を高め、維持したいだけのクソ野郎。

これをエリート官僚呼んでいる世間の情けなさ。

>竹中タコ蔵の口車に乗って万が一、国債を外資にも開放、というか、これ以上国内金融機関が引受られなくなったら、外資に門戸を開くしか道は無い訳で、仮にそうなったら、もう滅茶苦茶になるだろう。それが怖い。

その愚物共の暴走の果ては、必ず上記の方法へ逃げ道を見出すことでしょうね。

アベノミクスの現実的解析でした。
 

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コメント
 
01. 天橋立の愚痴人間 2014年8月01日 09:09:10 : l4kCIkFZHQm9g : a6GiQbC3ds
以下、投稿文の補足説明。

>物価目標の達成基準を示すのは困難、日銀が総合判断して決める(1) ( No.1307 )
日時: 2014/07/31 18:09名前: 満天下有人 ID:YYPCOnPY

全く日銀も、いい加減な政策論でアベノミクスを支援したものだ。昨年1月に日銀黒田総裁は、安倍のご指名により物価目標2%上昇を目指して超金融緩和を開始した。まあ一政策委員が言ってるに過ぎないことなのか、その結果判断の指標も無いでは、中央銀行までがいい加減で、故にバカノミクス邁進という状況に陥ってしまっている。バカどもが一斉に陸上競技トラックを走りまくっている光景で、どのバカが最初に倒れるか、最早、こちらも面白く見る一観衆に堕落してしまったか(笑)。そのような昨今ではある。

石田日銀審議委員は29日、山口県下関で(正にシンゾーのお膝元)、山口県金融経済懇談会の後記者会見し、2%の物価目標の安定的達成について何かの基準で出すことは難しい、日銀が責任をもって総合的に判断すべきだ、との見解を示した。石田委員は午前の講演で、日銀が掲げる2%の物価安定目標の実現を判断する場合、生鮮食品を除いたコア消費者物価指数だけをみるのではなく、「さまざまな物価関連指標でとらえ、総合的に判断されるべき」と述べていた。』

この発言の意図する所が非常に読みにくい。恐らく日銀当局と示し合わせた発言であろうと推測するが、異次元金融緩和であると日銀自らが豪語して出発した超金融緩和、その結果指標は物価2%上昇であると盛んに広報していた。それが一政策委員とは言え、判断する物価指標は無いと言い出した。

そもそもインフレターゲットを掲げて金融を緩和する政策自体に、景気浮揚の目的が達成されるという事自体が、グローバリゼイション世界経済に転換して以来、全く意味をなさない。

アベノミクス以来、円安で経済物資のコストは上昇している。輸出追い風と言った所で、グローバリによって企業は既に海外低コスト生産にシフトしてしまっている、賃金の上昇も自然上昇とも思えず、安倍が企業に強要しているだけで、しかも法人税減税をエサにし、これで空いた税収の穴は一般が消費増税で負担し、真の経済活性化にブレーキがかかっている。

この状況で石田日銀政策委員の発言を読むと、結果指標がどうも具合悪い=物価指数が上がっていないから、これ以上の緩和は難しいと思い始めて、いくら何でも経済活性化に寄与もしていないのに円をジャブつかせる政策は不味い、ここらで出口を模索することにして、それには当初掲げたインタゲ2%は具合が悪い、ならば掲げた物価指標を隠してしまえ、そのようにし始めたシグナルとも読める。

逆に読むと、インタゲ2%は円安で達成可能かも知れない、だがそれだけで緩和中止の出口作戦を取れば株式市場が暴落する。その為には、これも同じく2%指標を隠してしまわねば、当初の政策と整合性が無くなる。

多分、後者の見方に整合性があると思う。と言うのも、先月総務省は2010年を基準にした消費者物価指数は、103.5、異次元緩和後の昨年6月比で103.4%であったと公表しているからだ。これならインタゲ2%は既に達成していることになり、今後の緩和継続の大義名分が無くなってしまう。

> 物価目標の達成基準を示すのは困難、日銀が総合判断する(2) ( No.1308 )
日時: 2014/08/01 07:31名前: 満天下有人 ID:tJRAcljs

そもそも超金融緩和の効果は、古典的理屈ではオカネヲジャブつかせれば皆が物を買い始めるから結果として物価が上昇するという、複雑な要因が重なって居る現代にあっては既に通用しない理屈なのだが、そもそもの政策の根本は、物価上昇では無く経済の活性化、それによって国民生活及び財政の是正にあるのだが、中央銀行としてはそれは政府の問題であると言うだろう。政府政策に真っ向から対立したくない現在の諸業界の構造からして、日銀もシンゾーに対抗し得ず、黒田などご指名に預かった以上、最初からシンゾーには逆らえない。

でも超金融緩和の何らかの、いっぱしの「学説的」理屈を軸にせねばならない、そこでインタゲ2%などと言い出したのだが、ここで物価は既に3%上昇と総務省が数値を示したものだから、異次元金融緩和の効果を示す指標は無い、などと、もう無責任に間接的アドバルーンを上げ出したと見える。

こちらは、既に物価下落を理由に毎年年金削減されて来た身としては、ならば物価上昇通り支給額を元に戻せよと言いたくなる。何?年金に関わる物価指数は別だと?ふざけるんじゃない!社保庁に、どの指標を使っているのか過去何度聞いても、誰も答えられない(笑)。だから日銀にも言いたい、いい加減な指標を最初から掲げるものではない!生活が一段ときつくなった人たちが増えているという今頃になって、物価指標などどうでも良いみたいなことを言い出しおる。どこまで腐ったのかこの国は、通貨当局までがこれじゃあ・・・・

その政府の問題であるとする政府政策の効果、つまりGDP数値の公表が大体1年もかかっているし、速報値を見ても前年同期何%上下と、指数でしか分からず金額実数でどの程度上下したのか、家計世帯支出の増減と比較も出来ない。だから、一般には世間、あるいは日銀が出す景気短観による、かなり上向いていると見られる、横ばいだと言った塩梅の情緒的感覚でしか分からない。

異次元とも豪語された超金融緩和、その効果を計るには市中のマネーが(マネーストックが)どれくらい循環増加をもたらしたか、その数値と、GDPへの寄与度の対比を(マーシャルのK)見ない事には実体の判断が出来ない。つまりGDPの中身の問題であり、それが発表されるのに1年以上もかかる。

マネーストックの増加は日銀統計で前月分まではすぐに把握できる。だが、それが増加していても、それが果たしてGDP上で家計最終消費の活発化になっているとは限らないのである。例えば政府固定資本形成における公共事業の増加だけによるもので、民間住宅など民間投資は減少しているかもしれないし、株式など債券市場をグルグル回るだけの金融資本による資金循環が増えただけのものかも知れない。

金融講義の時間でもないから簡単に、といっても簡単には行かず、少し分かりにくいとは思うものの、一応の基礎として、

日銀マネー統計を見ると:

2013年1月末  日銀ベースマネー131兆9千億円。(内日銀当座勘定 43兆5千億円) 
2014年6月末  233兆2千億円(内日銀当座勘定 143兆円)
増加額: 101兆3千億円

(註釈1:日銀ベースマネー=日銀券発行残高+貨幣流通高+当座預金勘定のことで、銀行券発行など金融の大元締めから見た政策の根幹。つまり一国のあらゆる金融関連の大元に成ると言う意味で「ベースマネー」と言われている。)

(注釈2: 日銀券発行残高:文字通り日銀が印刷発行した円現ナマのこと。
      2013年1月 83兆8千億円
      2014年6月85兆6千億円    
     僅か3兆円程度の増加。これは後述の、市中に流通する信用創造による預金通貨が増加するので(市中マネーストック)、     必ずしも金融緩和とは円現ナマを増刷する必要はないことによる。市中信用創造通貨の増加とは、約束手形と思えば分かり     やすい。 
     この現象、現ナマ増刷発行が少ないということは、生活者による現金収入、現金支払いの活動が活発化していないことをも     意味する。信用預金通貨などの増加は、例えば金融資本が金融市場で使うマネーが増えても、それは信用によって両建てに     なっているから、必ずしも現ナマを100%準備しておく必要はない。企業利潤による内部留保もそれに該当する)  

(注釈3:日銀貨幣流通高:日銀が市中金融機関に供給した通貨のうち、その金融機関が市中に供給した分の残高。これは指標大勢に余り関係ない)

(注釈4:日銀当座預金残高:日銀が市中金融機関より国債を買い上げて、そのうち何%かは法令により準備預金として 預かる。市中金融機関は預けた分はいつでも利用できるので、それを指標に貸出枠を増やせるから、日銀側からすれば、この当座預金を積まして行けば金融緩和が可能であるとする。

今回の異次元緩和は、正にこの日銀当座勘定、2013年1月残高62兆円を中心に増加させ、全体のベースマネー、2013年3月現在での残高 134兆円を倍の270兆円にまで増やすことで、異次元金融緩和を実行する、そしてその効果として、物価指数2%アップを目標とし、今回、そんな結果を示せる指標はどこにも無いと言い出しているのである(爆)。  

>物価目標達成の指標を示すのは困難、日銀が総合判断する(3) ( No.1309 )
日時: 2014/08/01 07:40名前: 満天下有人 ID:tJRAcljs

日銀は異次元とも言われる超金融緩和を行い、それによる景気上昇で物価が2%上がることを目標として、日銀ベースマネーを昨年の約倍270兆円にまで押し上げることで超金融緩和を実施した。

日銀ベースマネーは黒田総裁が宣言した昨年3月の134兆7千億円から、先々月6月で233兆2千億円にまで積み上がっており、実施率は既に73%に達している。

ではこれに伴い、町中の経済活性化の指標になる、町中でのオカネ=マネーストック(旧呼称のマネーサプライ)の循環増加はどれくらいになっているか、昨年3月末で1141兆6千億円のマネーストックは、先々月6月末で1186兆9千億円で、伸び率は僅か3.9%である。

経験値に一致するのは無理としても、経験則的には通常、日銀ベースマネーの約6,7倍の貨幣乗数効果が見られたものである。言い換えると現在の日銀ベースマネー233兆9千億円の約6倍としても、貨幣循環の活気はマネーストックで1400兆円に達していないと、金融緩和の効果は大したことないと言うことになってしまう。

これにGDPの数値が分かればさらに、今回金融緩和がどの分野でどのような効果をもたらしたかが分かるのだが、前回申した通り、GDP確定値が出るのに1年もかかるので、そこが分からない。しかしマネーストックの伸びが小さく且つ、日銀ベースマネー累積の速さに比べ、市中での通貨の循環の速度が弱すぎる。絶対量増加額も小さい。

これは何を意味するのだろうか・・・新たな経済分野の開発が無いということであろう。通貨印刷増加の正常性は通常、新たな需要が出てそれに対する通貨需要が増加することによって示される。それ以外で中央銀行のバランスシート、資産、債務勘定が増えるだけの状況は、正常な経済活動が起っていないか、財政フアイナンスを維持せねばならないことから生じる赤字対応増刷を意味している。

そもそもからして、目下の中央銀行通貨政策は物価を上昇させることにあるのではなく、経済の正常なバランスを取ることにある。しかし色んな経済関連ニュースを聞いても、何のために金融緩和したのか、日銀がベースマネーを増やして超金融緩和をやりたければ勝手にやれば良いし、もう今の我が国の状況での金融緩和など、実質生活経済には何の関係も無い、逆に悪影響を及ぼしている面さえある。厚労省が7月18日に発表した実質賃金指数は現金給与総額で11カ月連続で下落、5月の指数では下げ幅が3.8%にまで上昇している事も一例だろう。

安倍は10年後に国民年収を一人当たり150万円増やすと宣言していた(笑)。バカだから取り巻き連中の入れ知恵を間違えてGDPを増やすという所を、給与所得を増やすと言い間違えたのであろう、これが一国の内閣総理大臣なのである(笑)。

そして怖いのは、日銀ベースマネーの増加は、国債増発を伴っているということである。今でさえ赤字国債費は年10兆円にも達している。日銀ベースマネーが増加するということは、国債費上昇の指標にもなるということだ(笑)。

折しもアルゼンチンがまた国債デフオルトをやってしまった。米ドル建ての利払いが出来ない程財政が再び悪化したようだ。またまたゴールドマンサックスにひねられたのかも知れない。我が国はまだ国内引受が95%で、外資に翻弄される危険には到っていないが、バカシンゾーのこと、竹中タコ蔵の口車に乗って万が一、国債を外資にも開放、というか、これ以上国内金融機関が引受られなくなったら、外資に門戸を開くしか道は無い訳で、仮にそうなったら、もう滅茶苦茶になるだろう。それが怖い。


02. 2014年8月01日 11:19:20 : nJF6kGWndY

2年で終わりの確率は、さらに高まってきたな

http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140731/269476/?ST=print
「磯山友幸の「政策ウラ読み」」
安倍内閣、バラマキ復活で「古い自民党」へ回帰?「地方創生」で馬脚を現すか

2014年8月1日(金)  磯山 友幸

 菅義偉官房長官は7月25日の記者会見で、「まち・ひと・しごと創生本部」の設置に向けた準備室を発足させたと発表した。政府が検討してきた、いわゆる「地方創生本部」を具体化するもので、安倍晋三首相が推進する「アベノミクス」の効果を地方にも波及させるのが狙い。地方版の成長戦略ともいえる「ローカル・アベノミクス」を策定するという。

 菅氏は会見で、「人口減少にしっかりと歯止めをかけて、地方の活性化ができるよう、安倍首相を本部長として、内閣全体として全力で取り組んでいく」と述べた。次の内閣改造で担当大臣を置くことも検討しているという。

 安倍内閣が「地方創生」に取り組むのには理由がある。

 アベノミクスによる景気浮揚が言われているが、「地方経済にはまだまだ効果が及ばない」という声が多い。地方出身の議員たちはこうした声を地元で散々聞かされている。安倍首相も早い段階から地方経済の底上げ策を検討するよう、自民党や政府内に指示してきた。

 実際、日本の地方は崩壊寸前ともいえる状態になっている。最大の問題は、菅氏も会見で触れていたように、人口減少が限界に達しつつあること。地方でも中核都市への人口集中が進み、周辺の町村など基礎自治体の人口減少が急速に進んでいる。平成の大合併によって基礎自治体の大規模化が進められたが、その後の人口減少で、少ない人員で広範囲の行政サービスを提供せざるを得なくなっており、コミュニティ自体が維持困難に直面している。

消滅する自治体続出へのカウントダウン

 地域を回っている専門家の中には「ここ10年以内に消滅する自治体が出てきても不思議ではない」という声もある。地方の再構築は待ったなしなのである。

 人口減少と高齢化によって地方経済も硬直化している。生産人口の減少によって所得が減少、これに伴って消費も低迷している。マーケットが縮小を続けていることで企業活動も停滞。雇用も生まれない。多くの地方で「若者の就職先は市役所の職員など公務員か、農協の職員ぐらいしかない」と言われる状態に陥っている。

 そんな中で、安倍内閣が地方創生に取り組もうとしているのには別の理由もある。来年春の統一地方選挙だ。アベノミクスの効果が大都市圏に偏っているという批判が強まれば、地方自治体の選挙での自民党の勝利はままならない。かつて自民党は頑強な地方組織によって支えられてきたが、地方の崩壊と共にこの組織も弱体化している。

 自民党員はピークだった1991年に547万人に達していたが、野党に転落した後の2010年には100万人を割り込み、2012年末には過去最低の73万人にまで落ち込んでいた。現在、所属議員にノルマを課して党員拡大を急いでおり、昨年末には78万人にまで戻したが、かつての勢いはない。このままでは地方議会銀選挙や首長選挙での党勢拡大は望めないとの危機感から、地方対策を求める声が多いのだ。

 地方の自民党組織が求めているのは、地方への公共事業や予算配分の積み増しなどである。ともすると、旧来のバラマキの復活につながる。安倍首相は就任以来「古い自民党」には戻らないと繰り返し述べてきたが、一方で「必要な公共事業はやる」という姿勢も貫いてきた。自民党内には「国土強靭化」を掲げて公共事業の積み増しを求める議員も依然として力を持っている。

寄せ集めの成長戦略がもたらすバラマキ

 地方創生本部の準備室には、総務省や財務省、経済産業省、厚生労働省、国土交通省などからの出向者を集めており、本部が動き出すと数十人規模になる見通しだ。各省庁寄せ集めのため、放っておけば、各省庁が地方でやりたい政策や事業を寄せ集めてホチキスで止める「ホチキス型」の成長戦略が出てくるのは必至だ。

 自民党側もそれぞれの部会が独自に「対策」を要求すれば、必然的にバラマキ型の政策になっていく。古い自民党型の公共事業バラマキに回帰していく可能性が高いのだ。

 問題は、そうした旧来型の公共事業バラマキで、地方経済が立ち直るかどうかだ。公共工事を積み増し発注しても、恩恵を受けるのは一部の土木建築業者だけで恩恵を受ける人が減っているのである。かつてと違って土木工事に従事する人たちのすそ野が狭くなっているのだ。

 若者が土木事業に就かないことに加えて、高齢化によって建設作業員の確保も難しくなっている。加えて、東日本大震災の復興予算が膨大に付いていることから、建設業界は超繁忙で、地方に予算を付けても人手不足でなかなか執行できないのが実状だ。

 それでも地方を選挙地盤とする議員の間からは予算の積み増しや補助金などを求める声が強い。土木業界に乗っていれば楽々当選できた時代も終わっているのだが、なかなかバラマキ以外に「手」がないのである。

 だが官邸で地方創生を担当する官僚の中には、そんなバラマキでは地方の崩壊を止められないと考えている人もいる。総務大臣経験者で官邸の政策決定のかじ取りを担う菅官房長官や、安倍首相自身も、旧来の公共事業バラマキ型では本当の意味での地方再生などあり得ないことも分かっている。

 では今後、どんな政策が出てくるのか。

 安倍内閣が6月24日に閣議決定した成長戦略「日本再興戦略 改訂2014」にはこんな一文がある。

 「人口減少の下で右肩上がりの時代と同じ地域戦略を採用することは、効果がないばかりか、共倒れを招きかねない」

 旧来型の地域へのバラマキ政治では、もはや再生は難しいと吐露しているのである。では何をやるか。

 「地域活性化の鍵は、若者を含めた魅力ある雇用の場を実現できるかどうかにかかっている。そのためには、地域を支える企業の合従連衡や新陳代謝を通じて、収益性・生産性の一定程度の向上を図り、地域の雇用と賃金の安定を実現する必要がある」

 地方に雇用が生まれ、経済が自立できる仕組みを作るには、企業の合従連衡などによって生産性を高めなければならない、というのである。

インパクトに欠ける「改訂2014」

 問題意識は正しいが、では具体的にどうやってそれを政策としてまとめ、実行していくのか。改訂2014に書かれている施策は以下の6つだ。

@ 地域活性化関連施策をワンパッケージで実現する伴走支援プラットフォームの構築
A 地域の中小企業・小規模事業者が中心となった「ふるさと名物応援」と地域の中堅企業等を核とした戦略産業の育成
B 地域ぐるみの農林水産業の6次産業化、酪農家の創意工夫
C 世界に通用する魅力ある観光地域づくり
D PFI/PPP を活用した民間によるインフラ運営の実現
E 地域の経済構造改革に向けた総合的な政策推進体制の整備

 どう見ても政策としてはインパクトに欠ける。これまでアベノミクスで進めてきた政策の羅列で、地方固有の問題にはまったく斬り込めていない。

 「地方創生」を首相がどこまで本気でやろうとしているのか。統一地方選に向けて「バラマキ」政治を復活させるための口実に過ぎないのか。それとも日本経済の重石になっている構造問題として、抜本的に改革しようとしているのか。

 もし前者だとすれば、「古い自民党には戻さない」という安倍首相の言葉とは裏腹に、安倍内閣が馬脚を現すことになる。

このコラムについて
磯山友幸の「政策ウラ読み」

重要な政策を担う政治家や政策人に登場いただき、政策の焦点やポイントに切り込みます。政局にばかり目が行きがちな政治ニュース、日々の動きに振り回されがちな経済ニュースの真ん中で抜け落ちている「政治経済」の本質に迫ります。(隔週掲載)


03. 2014年8月01日 11:23:49 : nJF6kGWndY

金融政策批判は、大分、的外れ

きちんとインフレ率に関する定量的な評価をしなければ、あまり意味はない


>ヘリマネをやっているのですが、意味のないところへばら撒いているので全く効果は出てきません

効果0ではないが効果の低いヘリマネをやっているのは政府

QEは、金融抑圧によって、そのサポート役だな



04. 天橋立の愚痴人間 2014年8月01日 12:00:50 : l4kCIkFZHQm9g : a6GiQbC3ds
03 さん

私は経済に強いとは思っていませんが、経済の仕組みには大変興味があります。
アベノミクスの三本の矢の筆頭、金融緩和政策の行くへを検証しています。

そうして、実際、

>2013年1月末  日銀ベースマネー131兆9千億円。(内日銀当座勘定 43兆5千億円) 
>2014年6月末  233兆2千億円(内日銀当座勘定 143兆円)


日銀の金融緩和が、このように行われたことのデータであると思います。

ではこれに伴い、町中の経済活性化の指標になる、町中でのオカネ=マネーストック(旧呼称のマネーサプライ)の循環増加はどれくらいになっているか、昨年3月末で1141兆6千億円のマネーストックは、先々月6月末で1186兆9千億円で、伸び率は僅か3.9%である。

これが、アベノミクスが笛ふけど踊らず、と言う現状の大きな面での見方であると思います。

ところで、

>金融政策批判は、大分、的外れ

このように言われる根拠は、何か、
私の先の認識の、どこが的外れなのか、
どのように捉えるのが正解なのか、教えていただきたいもの。

>きちんとインフレ率に関する定量的な評価をしなければ、あまり意味はない

インフレ率を定量的に捉えるとは、どういうものか。
定量的とは、取引された物資の量とそれに対して動いた貨幣の総量を捉えて分析することか、

そして、それがアベノミクスの成果を検証する上で、どのような意味があるのか、
是非、御高説を承りたいもの。

非力な私が成長する為に。



05. 天橋立の愚痴人間 2014年8月01日 12:17:28 : l4kCIkFZHQm9g : a6GiQbC3ds
私はアベノミクスの第一の矢は、実際にはなたれはしたが、空回りに終わり、経済の活性化の役には、たってはいないことを示したつもりであるが、03氏は、私の分析が的外れと言われる。

的ハズレと言うことは、アベノミクスの第一の矢は、効率的に働いていると言う意見と推定する。

安倍は喜ぶであろう。


06. 2014年8月01日 12:23:15 : YylixLkL5Y
確かに

銀行は借金できるカードを作れ作れとうるさい。訪問しなくても即日作れるとかテレビで宣伝しまくり。おれのところにも10数年休眠していた口座からも年会費も払わないのに勝手にJCBカードが送られてきた。

地元地方銀行に加え3代メガバンクにすべて口座ができてしまった。しかしこんなことをしても景気は回復しないだろう。カジノも宝くじも借金も結局個人は金を失いさらに消費は落ち込むことになる。しょせん金融操作だけでは無理というもの。


07. 天橋立の愚痴人間 2014年8月01日 12:31:58 : l4kCIkFZHQm9g : a6GiQbC3ds
「磯山友幸の「政策ウラ読み」」の内容を記載されているようだが、これを02及び03氏は有効な意見とされているのか。

・・・
@ 地域活性化関連施策をワンパッケージで実現する伴走支援プラットフォームの構築
A 地域の中小企業・小規模事業者が中心となった「ふるさと名物応援」と地域の中堅企業等を核とした戦略産業の育成
B 地域ぐるみの農林水産業の6次産業化、酪農家の創意工夫
C 世界に通用する魅力ある観光地域づくり
D PFI/PPP を活用した民間によるインフラ運営の実現
E 地域の経済構造改革に向けた総合的な政策推進体制の整備

・・・

こんなことなら地方は言われなくてもとっくに取り組み済。
それでもなんともならないのが地方の疲弊。

公務員よろしく眠たい様な対策を出していても時間の無駄。
地方の疲弊が人口減少のように考えるのも誤認である。
地方でやって行けないから地方の人口が減っているのである。

地方の自立を図るなら地方循環型、地方でなくても国家のの中の循環型経済の分野を充実させることである。

だが現実の自民党政治はTPP参加を求めるなど、ますます循環型経済の領域を狭めている。

磯山友幸の「政策ウラ読み」レベルでの考察では、現状の問題点を並べ替えて、見る角度を変えて新鮮に思っているだけのこと。


08. 2014年8月01日 12:36:12 : 2f4eqyymkM

 アベノミクスの 2つの効果

 第一の効果

 ヘリマネで 国債を買うことによる 国債価格の維持 

 銀行の貸出マインドは 高め!!

 第二の効果

 円が海外に出て行くため 「円安」  <= ただし 良い面悪い面が有る

 第三の効果

 アメリカ国債の購入 −> アメリカ経済を支えている −> 

 つまり 世界経済を支えている わけだ

 アメリカ経済が良ければ 日本にもその好影響がある

 ===

 アベノミクスを 国内的に ネガティブに考えることは 一般的には正しいが

 世界経済レベルで考えると 意味があるし 必然とも言える

 



[32削除理由]:アラシ

09. 天橋立の愚痴人間 2014年8月01日 12:53:29 : l4kCIkFZHQm9g : a6GiQbC3ds
08 さん

おしゃる通りと思いますよ。

TPP参加にしても、それによって当面は国内のトータルとしての景気は活性化しますし、またTPPに参加しなくて国内の経済の活性化ができるとは考えられません。

それよりも、現状よりも衰退するでしょう。

要するに何を基準に考えるかと言う立場での考察が問題になってしまいます。
この場合、市場主義経済の体質そのもの、将来を想定し考える以外にはないのですが、お互いにそんな悠長なことを言っている暇はなく、どうしても現実の政策を元として考えざるを得なくなります。

そうすれば、アベノムクスの存在価値が出てくるのです。
私はこの時点で究極的な対策を望むものですが。
また究極的な対策と言っても具体的に提示できるものは、現在なく、思考性を育むだけですが。


10. 2014年8月01日 14:52:12 : 4f7EbWHE7I
> 単なるヘリマネとして国民にばら撒けば、確かに消費を喚起して経済は活性化するでしょう。
> ですが、それはタブーだから出来ない。

「タブーだから出来ない」のではなく、経済活動を破壊するから出来ない。

> そこで考えたのは国債を発行して、一旦は金融機関などに購入させ、直ちにそれを買い上げることによって貨幣を市中に供給する。
> これは暴力団などが使う、いわゆるマネーロンダリングにほかなりませんね。

「暴力団などが使う、いわゆるマネーロンダリング」は金の出所を隠すため。
日銀は金の出所を隠す必要な無い。
それ故、日銀が国債を買うことをマネーロンダリングと同じだというのは、支離滅裂な論理。

「ヘリマネとして国民にばら撒く」代わりに日銀が国債を買って紙幣をばらまけば、
「確かに消費を喚起して経済は活性化する」が論理的な主張。

その「経済は活性化」のお陰で、日経平均株価は8,000円から、15,000円へ値上がりした。
また、「経済は活性化」のお陰でデフレは少し解消し、円は1ドル80円から100円へ値下がりした。

アベノミクスの原実を無視して支離滅裂な主張をしても無意味。


11. 天橋立の愚痴人間 2014年8月01日 15:26:58 : l4kCIkFZHQm9g : ijXxVY0Hc2
10 さん、文章の意味が解ってないようですね。

>「暴力団などが使う、いわゆるマネーロンダリング」は金の出所を隠すため。
日銀は金の出所を隠す必要な無い。
それ故、日銀が国債を買うことをマネーロンダリングと同じだというのは、支離滅裂な論理。


日銀による通常の買いオペは別として、今回のように市場のマネーを放出する(金融緩和)の為に国債を発行し、それを買い取ると言う行為のことをヘリマネと言っている。

ヘリマネを公然とするには金融筋のタブー、
それを避ける為にやったこと、もっとも実態は誰にも解っているが屁理屈でも筋を通す、それをマネーロンダリングと言って、どこが違う。

>その「経済は活性化」のお陰で、日経平均株価は8,000円から、15,000円へ値上がりした。
>また、「経済は活性化」のお陰でデフレは少し解消し、円は1ドル80円から100円へ値下がりした。

その通り、130兆円もの金を使ってそうしたのである。
だが、それが国民生活、国民経済となんの関係がある。

株式を所有している豊かな層は、一時的にせよ、より豊かになった。
株式の上昇で企業の財務内容が良くなった。

それが国民経済と何の関係がある。
それらを功績と認めることは、とりもなおさず、アベノミクスの賞賛者である。

それも、それで良いであろうが、ここで取り上げているのはアベノミクスの矛盾である。

弱者を切り捨てて豊かなものを守ることに専念する安倍政治を糾弾しているのである。
アベノミクスの恩恵に浸っているものの出る幕ではない。


12. 2014年8月01日 15:29:55 : 2f4eqyymkM

 資本主義は もうすでに壊れてしまっている

 マルクスの資本論が通用しなくなってきています

 資本家 VS 労働者 という対立軸で経済モデルを考えられない

 いまや ロボットが 労働者から 仕事を奪っているわけで

 今後も個の様な状況は けんちょになる

 ===

 日本の米作りを 奪ったのは アメリカやオーストラリアと言うよりも

 コンバインや 田植え機や 防虫のための 飛行機とか農耕用ヘリコプターで

 それらの機械が 100人力 1000人力 1万力の力を持っているのだから

 9999人の労働は 必要ではなくなる

 ===

 つまり 21世紀は 1人働けば 1万人分の仕事ができるのだから

 食糧は確保できるのだから 残りの 9999人は 遊んで暮らす事だと

 考えられるのです
 

[32削除理由]:アラシ

13. 天橋立の愚痴人間 2014年8月01日 16:05:17 : l4kCIkFZHQm9g : ijXxVY0Hc2
12 さん

あなたの考えと全く同感です。

私と瓜二つの意見に遭遇したのは初めてで勇気をいただきました。

こうなると、もう、市場主義云々の話でもなくなり、人為的に雇用を確保する政策がないと、ほとんどの人間が生活保護対象者になりますね。

ですが、この領域の意見は、ほとんど表に出てきません。


14. ピッコ 2014年8月01日 16:20:53 : ldyqn.PAmBFfI : BFP1qYAzy6
これからの日本は100%まで食糧自給率を高める方向に進むべきだと思います。 地球規模の人口爆発や温暖化による異常気象に備えるためにも、農産物、畜産物など、環境の安定した地下で生産するとか、第一次産業に最先端の科学技術を融合させて全く新しい食糧生産方法を探っていくのです。 どんなに貧乏でも、何があっても、とりあえず食べるものさえあれば人間は生き続けられますからね。 100%の食糧自給率を達成できれば、国民が抱いている未来に対する不安とかの大部分を解消できるのではないでしょうか。 これからの日本に必要なのは「成長戦略」ではなく「安定戦略」なのだと思います。

15. 天橋立の愚痴人間 2014年8月01日 16:35:09 : l4kCIkFZHQm9g : ijXxVY0Hc2
ピッコ さんのコメントも嬉しいもの。

>どんなに貧乏でも、何があっても、とりあえず食べるものさえあれば人間は生き続けられますからね。

まさに私の現況に当てはまりますね。

意外と少ない年金に。上記の言葉通りの老後の設計を考えています。

食料自給率について述べられていますが、100%の確保だけではなく私は食料鎖国論も展開していて、自力でそれを達成することにより雇用の確保もなり、12さんが言われていることへの対応のいささかでも貢献できるのではないかと思います。

>これからの日本に必要なのは「成長戦略」ではなく「安定戦略」なのだと思います。

このことも同感です。
私は、その方法として、国内にもうすこし循環型経済圏を構築することが必要と思っています。

それは全ての分野ではなく現在のグローバル化社会と共存できるものと思います。


16. 2014年8月01日 16:41:58 : nJF6kGWndY

>>04 昨年3月末で1141兆6千億円のマネーストックは、先々月6月末で1186兆9千億円で、伸び率は僅か3.9%である。

白川時代から、既に貨幣乗数の低下は指摘されており、緩和拡大に否定的であった主因だ。

黒田も当然理解している。

そして彼の異次元緩和政策(QQE)は近年、FRBなど多くの中央銀行が採用しているリフレ理論の期待形成に基づいており

ある程度の成果が出ている。

(米国は財政の崖を落ちても景気は回復傾向、特に英国では財政バラマキなしでも、景気はある程度回復している)

https://www.boj.or.jp/announcements/press/koen_2013/ko131018a.htm/
「量的・質的金融緩和」の目的とその達成のメカニズム

>インフレ率を定量的に捉えるとは、どういうものか。

インフレ要因には、コストプッシュ要因と、ディマンド・プル要因があり

良く言われるように、アベノミクス(QQE)は円安&資源高のコストプッシュのみの物価上昇ではないことがわかる
http://diamond.jp/articles/-/53750


>>07 

磯山友幸の「政策ウラ読み」を支持しているというより

安倍政権の支持が失われているサンプルと思ってもらいたい


また緩和政策だけでは日本の経済再生には不十分という点では白川だけでなく黒田やバーナンキ、イエレンなども共通しているだろう
(私も同意見)

日本は巨額の財政拡張で、景気を刺激したが、結果を見れば、消費税増税同様、ほぼ不要だったと思える。


あとは、現状と将来を予測しながら、QQEの副作用を最小化するように政府と一体になって行うのが妥当だが

黒田の場合、財務省よりのバイアスが高い(消費税&バラマキ容認傾向)のが最大の問題と見ている


http://www.jiji.com/jc/c?g=eco&k=2014080100426
内外情勢調査会で講演する黒田東彦日銀総裁=1日午後、東京都千代田区のホテルニューオータニ
 黒田東彦日銀総裁は1日、東京都内で開かれた内外情勢調査会で講演した。黒田総裁は、消費税増税の影響について「雇用・所得環境の改善を背景に、個人消費は底堅い」と指摘しながらも「(税負担増加による)実質所得の押し下げが徐々に影響を与える可能性もある」と述べ、増税が消費を抑制しないかという点を引き続き注視する姿勢を示した。

【特集】高層マンションに活路アリ! これからの「相続税」当事者の節税テクニック

 黒田総裁は、昨年4月に導入した量的・質的金融緩和に関し「所期の効果を発揮し、ほぼ見通し通りに物価が上昇してきている」と分析。物価が今年度後半から再び上昇率を拡大し、「2015年度を中心とする期間に、2%に達する可能性が高い」との見解を改めて示した。
 ただ、日銀が掲げる2%物価目標の達成に向けて「必要となれば、ちゅうちょなく調整を行う」と強調した。(2014/08/01-13:30)


http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0G132220140801
QQEのメカニズム、2%達成のため政策調整する要素含む=日銀総裁
2014年 08月 1日 13:44 JST
[東京 1日 ロイター] - 黒田東彦日銀総裁は1日、都内で講演し、昨年4月に導入した「量的・質的金融緩和(QQE)」は目標達成に必要であれば、政策調整を行うという要素を含んでいる、と語った。

日本経済は、QQEの効果によって、2%の物価安定目標の実現への道筋を順調にたどっているとし、目標達成にあらためて自信を表明した。

黒田総裁は、足元で消費者物価(生鮮食品除く)の前年比上昇率が1%台前半に上昇していることについて、QQEが所期の効果を発揮し、「ほぼ見通しどおりに物価が上昇してきている」と評価。先行きも人手や設備の不足感の強まりという需給ギャップの改善、予想物価上昇率の高まりが続き、「2%の物価安定目標の実現に向かっていくと考えている」と語った。

そのうえで「仮に何らかのリスク要因によって、見通しが下振れ、2%を達成するために必要となれば、ちゅうちょなく調整を行う」と指摘。QQEのメカニズムには、物価2%目標達成への「強く明確なコミットメント」の帰結として、「そのために必要な場合には調整する、という要素も含んでいることを強調しておきたい」と表明した。

また、人手不足など供給制約が顕在化している中で、先行きの成長を懸念する声が出ていることに関し、「短期的な経済の動きと中長期的な成長力の問題を区別して論じる必要がある」と主張。短期的にみた場合は、供給問題で「特定の業種・企業で事業展開が制約されることはあり得る」としながらも、労働や資本の効率を上げたり、効率性を高めることで「潜在成長率を上回る成長を実現することは可能」と語った。

一方、中長期的には「経済の成長力は供給力に規定されるので、これを引き上げていく努力が必要」とし、政府による成長戦略の着実な実行と企業の積極的な取り組みに期待感を示した。

総裁は日本経済について「日本経済は2%の物価安定目標の実現に向けた道筋を順調にたどっている」とし、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動はみられているが、「生産・所得・支出という前向きな循環はしっかりと働き続けており、基調的には緩やかな回復を続けている」と説明。雇用・所得環境の改善を背景に、個人消費が底堅い動きを続け、企業部門の前向きな動きも「さらに明確になってきている」と語った。

低迷する輸出については「円高修正にもかかわらず、横ばい圏内の動きが続いている」と指摘。背景として、生産の海外シフトや情報関連財の競争力低下など「構造的な下押し要因が働いている可能性がある」としながらも、「基本的には、ASEAN諸国をはじめとした新興国経済のもたつきといった循環的な要因が大きい」との考えを示した。米国の異例の寒波や、消費増税に伴う駆け込み需要への対応など「輸出を下押しする一時的な要因が減衰しながらも、春先頃まではなお残っていたことも考えられる」とした。

ただ、海外経済は「先進国がけん引役となるかたちで緩やかな回復が続く」とし、先行きの輸出は「海外経済の回復などを背景に、緩やかに増加していく」との見通しを維持した。

*内容を追加して再送します。

(伊藤純夫、竹本能文)



17. 2014年8月01日 16:45:07 : nJF6kGWndY

あとQE(QQE)の最大の問題は、出口戦略とバブル発生であり、

これは、まだ完全には解決されてはいない

まずは今後のFRBの対応を、注視していくことが重要だろうな

日本に関しては、とにかく、バラマキと増税は止めて、

規制緩和や社会保障&電力などの多面的な改革を加速的に進めることが、

今後、さらに重要になっていくが、どうも期待はできないだろう


18. 新共産主義クラブ 2014年8月01日 17:10:27 : w0NMVeciJ/Y.. : 183U02GDLU
>>12さん

●>いまや ロボットが 労働者から 仕事を奪っているわけで、今後も個の様な状況は けんちょになる

それこそが、マルクスの資本論、特に、第3巻・第3篇「利潤率の傾向的低下の法則」に書かれている内容です。

資本論の第3巻・第3篇・第15章に書かれている、

「労働の生産力を高め、商品生産物の量を増加させ、諸市場を拡張し、量のうえからも資本の蓄積を促進し、そして利潤率(注1)を低下させた事情、その同じ事情が、相対的過剰人口(注2)を産み出したのであり、またたえずこれを産み出しているのである。」

という言葉は、12の愛さんの主張と同じことを表していると思います。

これは、恐慌が発生する理由だけでなく、資本主義が終焉する理由をも表しています。

もし、企業が、新しい生産方法によって、より少ない労働力で効率的に生産を拡大する類いの「生産のイノベーション」だけを追求していれば、資本主義はすぐに終焉します。

(注1)利潤率 マルクス経済学では、利潤率とは、「剰余価値(利潤)/累積的に投下された総資本」です。

(注2)相対的過剰人口 マルクス経済学では、生産の機械化が進むことによって生み出される失業者を、相対的過剰人口や産業予備軍とよびます。


●しかし、数々の恐慌を繰り返しながらも、資本主義が生き延びてきた理由は、企業が新製品を開発し、消費者に「生活のイノベーション」を提供し続けることができたからだと考えられます。
企業が、消費者にワクワクするような新商品を提供できなくなったとき、資本主義は停滞を始めます。

「生活のイノベーション」の永続的な停滞が起こっているにも関らず、「生産のイノベーション」だけが進展が起きるときが、資本主義の終焉するときです。


●>9999人の労働は 必要ではなくなる

貴方が、一人で一万人の食料を生産する会社(従業員1名)の社長兼従業員であったとして、資本主義では残りの9999人に、食糧を与える理由を見つけることが難しいのです。
社長の貴方は租税を納めて、生活保護で9999人に食糧が配られるようになるかもしれませんが、社長の貴方は9999人が自分と同じように満腹の食料が与えられるようになることを不服に思うでしょう。何も働かない人たちに与えられる食糧は、あなたの摂取する食糧の半分、いや三分の一でも多すぎると考えるはずです。

そこでケインズは、何も働かない人たちに食糧を与えるのではなく、穴掘りや、ピラミッドや大聖堂の建設を薦めました。
それなら、あなたの摂取する食糧の半分以下でなけらばならない理由はありません。

ところが、現代人には土木建築の公共事業が嫌いな人たちが増えてきました。
ケインズは、「経済学はモラル・サイエンスである」と言っています。
「さらに食料生産の労働生産性を上げて、一人で100万人分の食糧を生産できるような技術の開発」「弱酸性の溶液に細胞を浸して万能細胞をつくる技術の開発」などの公共事業も、結果の成否にかかわらずに、土木建築と同様に、モラルを維持しながら、残りの9999人に食糧を与える理由づけの一つに、なり得ると考えています。
(しかし事業を進める上での当事者の「モラル」は大切です。)
他にも、残りの9999人に食糧を与える理由を与えるために、”無駄”な公共事業を創出することは、頭を使えばきっとできるでしょう。

>>13
●>ですが、この領域の意見は、ほとんど表に出てきません。

「ほとんどの政治家や経済学者は、マルクスを認めたくないから」です。


19. 2014年8月01日 17:22:17 : 4f7EbWHE7I
>>11. 天橋立の愚痴人間 2014年8月01日 15:26:58 : l4kCIkFZHQm9g : ijXxVY0Hc2
> ヘリマネを公然とするには金融筋のタブー、

インフレターゲット政策は欧米先進国では常識。
アメリカのFRBは量的緩和政策、QE1で1兆7250億ドル,QE2で6000億ドル,QE3 で月額400億ドル(約3兆円)+400億ドルの金をばらまいた[注]。
イングランド銀行、EU中央銀行も同様。

日銀だけがインフレターゲット政策を採油せず、日本だけがデフレに喘ぎ、日立やパナソニックなど一流企業が数千億円の赤字で倒産の危機に瀕した。
しかし、黒田日銀が欧米並みのインフレターゲット政策を採用したお陰で、日立やパナソニックなどは赤字を脱した。

「ヘリマネを公然とするには金融筋のタブー」とは、何処の国でタブーなのか?
少なくとも欧米では中央銀行が国債を買い取ることはタブーどころか、正常な経済政策である。

> その通り、130兆円もの金を使ってそうしたのである。
> だが、それが国民生活、国民経済となんの関係がある。

日立やパナソニックなど一流企業が倒産すれば、当然、それを支える中小企業も倒産する。
日本中の大企業や中小企業が倒産しても「国民生活、国民経済となんの関係がある」と呑気なことが言えるだろうか?

> それも、それで良いであろうが、ここで取り上げているのはアベノミクスの矛盾である。

指摘されていることは「アベノミクスの矛盾」ではなく、経済原理を知らない、欧米の経済政策を知らない者の非論理的な妄想である。

> 弱者を切り捨てて豊かなものを守ることに専念する安倍政治を糾弾しているのである。
> アベノミクスの恩恵に浸っているものの出る幕ではない。

「アベノミクスの恩恵に浸っているもの」は日本国民の大部分である。
日本国民の大部分は、黙ってアベノミクス批判を放置し、黒田日銀以前のデフレ政策へ戻れと?

黒田日銀以前のデフレ政策のお陰で、世界で日本だけが不況に苦しみ、不況で職を失い、日経平均株価は8,000円の安値で日本の企業の株はアメリカ資本に買いたたかれた。
アベノミクスを止め、黒田日銀以前のデフレ政策に戻り、日本の全ての企業の株をアメリカ資本に買い取らせたい、と言いたいのだろうか?

[注] 米国の量的緩和政策 【 べいこくのりょうてきかんわせいさく 】
quantitative easing 【 クォンティタティブ・イージング 】
http://www.findai.com/yogo001/0054y01.html
【QE1とQE2】   
米国では、2008年から実施された量的緩和政策を「QE1」、2010年から実施された量的緩和政策を「QE2」と、実施時期に応じて呼び分けています。
QE1(キューイーワン)は、サブプライム・ローン問題から波及した金融危機に対応するため、2008年11月〜2010年6月に実施された量的緩和政策の第1弾で、1兆7250億ドルが供給されました。
QE2(キューイーツー)は、米国の景気回復ペースの鈍化を受けて、2010年11月〜2011年6月に実施された量的緩和政策の第2弾で、6000億ドルが供給されました。
【QE3の導入】    
QE3(キューイースリー)は、労働市場(雇用)を刺激して景気を回復させるため、2012年9月に導入された量的緩和政策の第3弾です。市場から住宅ローン担保証券(MBS)を追加的に買い取って、大量の資金を供給します。
● 買い取り規模は、月額400億ドル(約3兆円)
  2012 年末までは、オペレーションツイストと並行して行う
● 即日実施し、雇用市場が改善するまで継続する
  インフレ率が抑制されている限り、無期限
  さらなる追加緩和もありえる


20. 天橋立の愚痴人間 2014年8月01日 17:36:04 : l4kCIkFZHQm9g : ijXxVY0Hc2
nJF6kGWndY さん

ご丁寧な返信をありがとうございます。

まず

>インフレ率を定量的に捉えるとは、どういうものか

に対して、今回のレスで考えられるのは定量的と言うよりも定性的という方が概念としてあっているのではないでしょうか。

更に、コストプッシュの要素だけがインフレの原因ではないと言うしてきですが、もちろんいろいろな要因はあるでしょうが、例えば建設の材料など阿倍のインフレ誘導の意向を受けて多くのメーカーが価格をあげて来ました。
大体為政者の方からインフレ誘導する方がおかしく、そういう意味では、コストプッシュでもなく、ディマンド・プルでもないでしょう。

デフレ脱却をデフレの原因を取り除くことなくしようとした安倍のバカが招いた結果であり、あまりインフレにもならなかった代わりに実態経済はますます萎縮しただけに終わっています。

後は黒田総裁を中心とする日銀の金融政策の評価ですが、冒頭の文章の本意は、日銀の金融政策そのものを評価する立場で言っているのではなく、日銀を含む我が国の金融政策そのものを否定する立場で言っています。

厳密な意味での評価であれば、貴方が言われているような効果(部分的)は挙げられるでしょうし、事実株価の上昇とか、公共投資に絡む経済の活性化は起きています。

ですが、そうしたことは、社会が本当に求めているものではなく、全体に見ると意味がない結果であります。

アメリカの説明もされていますが、アメリカは日本以上に表向きの経済の繁栄と実態が異なっています。
デトロイトの問題などアメリカは切り捨てて進んでいるのです。

私の主張は、そういう表面的な経済論、経済の評価を無視して言っているのです。
無視と言うより、そういう経済界、金融専門家の判断を揶揄しているのです。

それをあなたは、

>金融政策批判は、大分、的外れ

このような言葉で、狭義の経済論で応じられました。
もっとも、私が言いたい経済論、そのものが現実にないことでもあり、専門的な言葉で私を非難しようとすれば、それも仕方がないでしょう。

私は既成の経済の概念、理屈に沿っていては、何時までもこの状態を脱することはできす、足掻けば足掻くほどの深みに陥ると言うのが持論です。

こういった確かな専門的理念がないなか、現実的、具体的な方法としてタブーとされているヘリマネ資金を正式に金融システムの中に取り入れることを考えています。

ヘリマネ資金と言っても、実際に国民にばらまくのではなく、要するに財政で不足している部分を紙幣の増刷で賄うと言うものです。

これを我が国が取り入れることは、大騒動になり金融鎖国も視野に入れねばならないこ程と思います。
ヘリマネが世界中で常態化すれば既存の金融資本にとっては大打撃です。
金利を貪って増殖することができなくなるからです。

ですが、本当に市場主義の弊害を克服しようとすれば、ここまでの領域に立ち入ることまで視野にいれなくてはならないと思います。
日本が最初に突っ込んで行けばよいのですが、それも夢のまた夢の話でしょう。

要するに実際は、現在では不可能であっても、方向性としては認識し、その見地かたの経済批判、アベノミクス批判であるのです。

貴方が経済に詳しいほど、私の意見が理解できないことは解ります。
結論は、このようなところでしょう。

私のようなことを考える人間もいると認識していただけば良いでしょう。


21. 天橋立の愚痴人間 2014年8月01日 17:40:54 : l4kCIkFZHQm9g : ijXxVY0Hc2
新共産主義クラブ さん

名前から言って、本当にマルクスを信奉しているのですか。
まあ、勝手でしょうが。
マルクスなどやめた方が良いですよ。

マルクスは資本主義批判に長けていても持論の経済学は全く頂けません。


22. 天橋立の愚痴人間 2014年8月01日 17:51:17 : l4kCIkFZHQm9g : ijXxVY0Hc2
4f7EbWHE7I 氏

何か知らないが大忙し。

ヘリマネ行為が実質多くの国、特にアメリカで行われてきて日本などはあまりしていなかったことは承知しています。

ですが、そうしてヘリマネを多く国ほど現実の経済、その国の国民経済は破綻していることも事実でしょう。

問題は、そのヘリマネ資金が金融システム(株価、為替を含めて)の維持のためだけに使われてきたことです。

あなたが言っているアベノミクスの評価は、ひとえに、市場主義と言う大義名分の上に成り立っている。

>「アベノミクスの恩恵に浸っているもの」は日本国民の大部分である。

このようにはっきりと言いましたね。

あなたはアベノミクスの恩恵に預かっている階層の人であることは確かなようだ。

私は、それを問題にしているのです。


23. 新共産主義クラブ 2014年8月01日 18:05:31 : w0NMVeciJ/Y.. : 183U02GDLU
>>21さん

マルクス経済学者でも、置塩信雄のように「利潤率の傾向的低下の法則」を認めない人もいますが、私は「資本論」第3巻・第3篇「利潤率の傾向的低下の法則」・第15章「この法則の内部矛盾」の結論は、正しいと思います。

マルクスの議論には演繹的でない部分がありますが、マルクスの得た結論は、ヒックスの「価値と資本」のような、現代のミクロ経済理論の基礎の上に立っても導けると考えています。

マルクスやペティ、アダム・スミス、リカードの労働価値説についても、現代のミクロ経済理論で基礎付けることが可能です。

(以前に、熱力学とミクロ経済学の生産関数とのアナロジーを少し述べましたが、生産関数を労働量の単位で表すことは、エントロピー表示の熱力学の関係式を、エネルギー表示の熱力学の関数式に変換することに対応しています。

清水明「熱力学の基礎」「統計力学の基礎」が参考になります。
http://as2.c.u-tokyo.ac.jp/lecture_note/statmech.pdf p.11)


24. 2014年8月01日 18:28:11 : nJF6kGWndY

>>20 具体的な方法としてタブーとされているヘリマネ資金を正式に金融システムの中に取り入れる
ヘリマネ資金と言っても、実際に国民にばらまくのではなく、要するに財政で不足している部分を紙幣の増刷で賄う

政府が通貨発行益を享受しているという点では、QEも同じなので

これは今、まさにアベノミクスでやっていることだ
(違いは、財政政策の優先項目の違いくらい)


>アメリカは切り捨てて進んでいる

あと格差拡大(貧困化)は、金融政策で解決できないから、社会保障改革(再分配=財政政策)で、行うしかないだろうな


ディスインフレ下での緩和的な金融政策の目的は、あくまでも潜在成長力を完全に発揮し、自然失業率と適正な」インフレ率を実現することにある

つまり既存の生産設備や生産構造において、達成できる財とサービスの供給を最大化し、消費水準を最大化することにある

だから、生産性を高めない限り、労働供給と競争力が低下し、社会的コストが増加する日本(先進国一般)では、

今後、どう金融&財政政策でがんばり、再分配政策(累進課税)を厳しく行ったところで、全体としては貧困化が続くことになる



25. 天橋立の愚痴人間 2014年8月01日 18:30:46 : l4kCIkFZHQm9g : ijXxVY0Hc2
新共産主義クラブ さん

いろんな識見がお有りのようで、お見それしますが、もはや需要と供給、労働価値説の世界ではないのです。

>12. 2014年8月01日 15:29:55 : 2f4eqyymkM 氏が言われていることが課題となりつつあるのです。


 資本主義は もうすでに壊れてしまっている
 マルクスの資本論が通用しなくなってきています

 資本家 VS 労働者 という対立軸で経済モデルを考えられない

 いまや ロボットが 労働者から 仕事を奪っているわけで

 今後も個の様な状況は けんちょになる

 ===

 日本の米作りを 奪ったのは アメリカやオーストラリアと言うよりも

 コンバインや 田植え機や 防虫のための 飛行機とか農耕用ヘリコプターで

 それらの機械が 100人力 1000人力 1万力の力を持っているのだから

 9999人の労働は 必要ではなくなる

 ===

 つまり 21世紀は 1人働けば 1万人分の仕事ができるのだから

 食糧は確保できるのだから 残りの 9999人は 遊んで暮らす事だと

 考えられるのです

(引用終わり)

この世界にマルクスが通用すると思われますか、
ケインズ、ハイエクなどが通用すると思われますか。

古典と言うものは、既に過去の遺物であるのです。
今更、そんなものを持ち出してなんになるのです。

私はあなたが紹介されたものを知っているわけではありません。
ですが直感的にそう理解できるのです。

第一、理論は理論としても、それで現代の矛盾が解決できると思われますか、理論の是非、評価などしていても始まりませんよ。

自力で前に進もうではありませんか。


26. 2014年8月01日 18:51:44 : nJF6kGWndY
>>20 今回のレスで考えられるのは定量的と言うよりも定性的

高橋洋一はわかりやすい図があったから出したが

こちらが、より定量的だったかな
(経済に物理化学のような完全な理論との定量的一致を要求しても難しいが)

http://ameblo.jp/heiwabokenosanbutsu/entry-11867888543.html
https://www.boj.or.jp/announcements/press/koen_2014/ko140526a.htm/
質経済成長率の実際の推移をみると、12年11月にアベノミクス構想が発表される直前は、2四半期連続のマイナス成長(12年第2四半期▲0.6%、第3四半期▲0.8%<季調済前期比>)でしたが、12年第4四半期以降は、6四半期連続してプラス成長になっています。また、13年度の実質経済成長率は、12年度の0.7%から2.3%へと大きく上昇しました。

失業率についても、「量的・質的金融緩和」を開始する直前の13年3月は4.1%でしたが、14年3月には3.6%まで低下しています。3.6%の失業率というのは、リーマン・ショック前の好況期(07年7月)の失業率と同じ水準です。

つまり、「量的・質的金融緩和」以降のインフレ率の上昇は、実質GDPの拡大と雇用の改善を伴うディマンド・プル型だということです。

日本では、1990年代後半から長期にわたりデフレが続く中で、人々の予想インフレ率が低下し、「デフレ予想」が定着した状況にありました。人々の予想に直接働きかけて「デフレ予想」を払拭すること、すなわち、人々の予想インフレ率を引き上げることを政策効果の中心に据えた点が、「量的・質的金融緩和」の大きな特徴となっています。

(3)現状の評価

「量的・質的金融緩和」の導入から1年2か月が経過しましたが、これまでのところ、所期の効果が出ていると考えています。様々な経済主体に対するアンケート調査や、国債市場で観測されるブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)などをみると、わが国の予想インフレ率は全体として上昇しています(図表11)。また、名目金利についても、日本国債の金利は低い水準で安定的に推移しています。

こうした緩和的な金融環境のもとで、生産・所得・支出という前向きの循環メカニズムを伴いながら、日本経済は緩やかな回復を続けています。物価についても、例えば生鮮食品を除くベースでみた消費者物価の前年比上昇率は、長期間続いたマイナスの状態から、1%台前半まで改善しています(図表12)。このように、わが国経済は2%の「物価安定の目標」の実現、すなわちデフレからの脱却に向けた道筋を順調に辿っており、我々はこの政策に確かな手応えを感じています(図表13・14・15)。


27. 天橋立の愚痴人間 2014年8月01日 18:59:12 : l4kCIkFZHQm9g : ijXxVY0Hc2
nJF6kGWndY せっかくですので私のヘリマネ政策の一端を申してみましょう。

それは国民の基礎年金を全て紙幣の増刷で賄うことです。
金額は今で言う一人月10万円程度で良いでしょう。

ベーシック・インカムですが、対象が現役をリタイアした人たちなので不労所得と言う訳ではありません。
それ以上の年金が欲しければ別途の年金に加入することです。

そうすれば、国民全体が老後の心配をしなくても、それぞれの消費意欲がまし経済の底辺が活性化します。

この場合のヘリマネ資金の総額は、現在の年金支給額の総額が40兆円といいますので、おそらく20兆円くらいの規模であるでしょう。
現在1000兆円と言われている日本の借金は、このまま行けば60年後に8000兆円になると言う予想もあります。
年間100兆円以上増えるのです。

ここで思い切って年金をヘリマネ資金で支払えば、経済は活性化し老人福祉に必要な経費も減り、決して損な商売ではありません。

いまや生産技術が発達し、人間が必要な物資の確保は、目の色変えて「需要と供給」など資本主義経済の論理に頼らなくてもできる状況です。

ヘリマネ政策を取ってインフレさえ起きおなければ何の不都合もないでしょう。
インフレと言ってもたかだか月に10万円の支給を老人にするだけです。
特に物価を押し上げるほど、無理して商品を買い漁ることはないでしょう。

GDPの1〜2割のヘリマネならば、インフレをコントロールすることはできると言う人もいるようです。

他にもヘリマネ資金でやることを考えていますが、概ね、このような使い方をして、雇用の確保と国民経済の活性化を考えています。

同じヘリマネでも銀行の金庫の中に保管しているのと大きな違いでしょう。


28. 天橋立の愚痴人間 2014年8月01日 19:09:23 : l4kCIkFZHQm9g : ijXxVY0Hc2
>こうした緩和的な金融環境のもとで、生産・所得・支出という前向きの循環メカニズムを伴いながら、日本経済は緩やかな回復を続けています。物価についても、例えば生鮮食品を除くベースでみた消費者物価の前年比上昇率は、長期間続いたマイナスの状態から、1%台前半まで改善しています(図表12)。このように、わが国経済は2%の「物価安定の目標」の実現、すなわちデフレからの脱却に向けた道筋を順調に辿っており、我々はこの政策に確かな手応えを感じています(図表13・14・15

あのねえ、26さん

上記のような話は政府、官庁発表のデータに元ついているのでしょう。
現実は大きな違いであり、そりゃ一部の業界はそうであっても、困窮している層は、ますます困窮しているのです。

私の地域でも、本当に年々仕事が減ってきています。
ほとんどの小売店は中央から来たチェーン店、量販店に取って変わられ、彼らだけが繁栄しています。
その彼らの利益(本当なら地方で循環するはずの資金)は主に東京へ吸いあ上げられているのです。
そりゃ東京は景気が良いでしょうよ。

経済の統計などこんなもので決して実態を反映していません。
どうも経済に詳しい人ほど統計の数値を重要視し実態が解らなくなるようですね。



29. 天橋立の愚痴人間 2014年8月01日 19:20:24 : l4kCIkFZHQm9g : ijXxVY0Hc2
>質経済成長率の実際の推移をみると、12年11月にアベノミクス構想が発表される直前は、2四半期連続のマイナス成長(12年第2四半期▲0.6%、第3四半期▲0.8%<季調済前期比>)でしたが、12年第4四半期以降は、6四半期連続してプラス成長になっています。また、13年度の実質経済成長率は、12年度の0.7%から2.3%へと大きく上昇しました。


このことについて、これは数字のからくりで実際はほとんど成長していないと言う人の意見も聞きました。
出処は忘れてしまいましたが。


>失業率についても、「量的・質的金融緩和」を開始する直前の13年3月は4.1%でしたが、14年3月には3.6%まで低下しています。3.6%の失業率というのは、リーマン・ショック前の好況期(07年7月)の失業率と同じ水準です。

これも同じ様ように正規雇用を解雇され非正規で雇いなおされる状態が反映してるだけで労働市場の実態は低劣化が進んでいると言うことを聞きました。

メディアの偏向報道も問題ですが霞ヶ関が出してくる情報など、とても信じることはできないでしょう。

なにせ奴らの魂胆は、国民を思いやっての話ではなく如何に己らの身分を維持するかによって行動しているのですから。

自分が関わったことは全てパッピーエンドと言う物語を作ります。



30. 2014年8月01日 19:24:34 : 0EopofEgjc
>>27

>それは国民の基礎年金を全て紙幣の増刷で賄うことです。

「ヘリマネ資金」という意味不の造語はここでは不問に付すとして、この「全て紙幣の増刷で賄う」ってのは財務省が全く絡まずに日銀単独でやるってこと?
なんで国家に支払い義務がある年金を、別組織である(国の出先機関じゃない)日銀が支払わなきゃならないの?w
そうではなくて、政府貨幣を財源に今よりもっと多くの年金支給を実現しようという意味なら、政府貨幣が最終的にどうなるかを理解しなくちゃ。
政府貨幣はずーっと市場に流通するようなものじゃないんだよ?
個人が持っているものは、市中銀行へ、そして最終的には日銀に流れ、そこで日本の通貨である日本銀行券に両替されて、日銀が回収する。
だから帳簿上国債(政府の借金)勘定に含まれないというだけで、結局同じ事。

でも結局爺さんは、辻褄を合わせるために「ヘリマネ資金」という訳のわからん意味不明の造語を多用することで、説明できない部分は全て「ヘリマネ資金で行うのです」で通そうとしてる。
悲しいけどアンタはきっとそのまま一生を終えるんだろうな・・・


31. 天橋立の愚痴人間 2014年8月01日 19:34:51 : l4kCIkFZHQm9g : ijXxVY0Hc2
茶魔さん、

おそがけに出来て、またまた悲観的にものを考えられる。

難しいこと言わないで、10万円の年金を頂戴しれば如何なものか。

文句はないはず。

金の出処や日銀の心配などしなくて良いです。

もともと私の持論は八方破れ、既成の法則など何のその。

日銀など政府の言う通り紙幣の印刷をしていれば良い。
己で経済をコントロールするなど、おこがましい。

>悲しいけどアンタはきっとそのまま一生を終えるんだろうな・・・

悲しくはないが、私の言うような世界は私の目の黒いうちはできないこと請け合い。

若いあなたのような人の為に言っているのに、なんと慎ましい了見だだこと。
夢を持ちなさい。



32. 天橋立の愚痴人間 2014年8月01日 19:40:35 : l4kCIkFZHQm9g : ijXxVY0Hc2
経済にあまり強いとも思われない茶魔さんに、ヘリマネを理解させることよりも、ヘリマネを馬鹿にしている経済に強いと思われる人にヘリマネを説得する方がしやすいのでは。

なんとなれば理論的にはヘリマネの存在を理解できるからである。


33. 2014年8月01日 20:05:54 : 0EopofEgjc
>>31

よーし、じゃあ根本的に抜本的に社会をどうすべきか考えっかw
そんでもって爺さんが生きてる間にできる事を念頭に。

本来なら「理想の社会=あるべき社会像」を定義づけようって言いたいとこなんだが、そんなの無理だw
「理想の社会」の答えが分ってりゃ、そこに一直線に進む道を考えればいいだけだ。
けど、価値観や何が正義か?ってな問題は、時代とともにどんどん変わっていく。
ならすることは「今よりも少しでもいい社会」を目指し、逆に言うと「今の社会の悪いところ」を潰して行って、時代の要請に叶った「いい社会へのベクトル」を明確にして、階段を一段づつ登って行く。
そういう終わりのない旅に出よう。

じゃあ現時点でオレたちが望む「よりよい社会」の概念を統一するところから始めよう。
今の時点では、ある人は「財産がより多くなる」とか「暮らしが楽になる」のを「社会が良くなった」って感じる人もいれば、「平和な社会が広がること」や「貧困をなくすこと」が「目指すべき社会」だと考えている。
おい、この時点でもう考えてることバラバラじゃねぇかw
ならみんなが一様に「前よりいい社会になった」なんて感じる事自体無理がある。
どうする?
社会保障を厚くすることを優先する?
それとも頑張った奴が頑張ったなりの結果(今んとこ報酬・待遇だね?)を得られるようにすることを優先する?
ヤバいよ、もう答えでねぇよwww

という事は、まずみんなが良く考え、今後の社会では何が一番重要なのかだけでも意思=価値観の統一をしなくっちゃ。

爺さんの意見を求む。


34. 2014年8月01日 20:45:15 : 0EopofEgjc
>>32

バカだなw
「ヘリマネ資金」なんて言ってるアンタに比べりゃ数倍経済の事を理解してるよw
ヘリマネが市場のマネーサプライを増やす手段なんだから「ヘリマネ資金」なんて言葉自体があり得ねぇんだってw
それとマネーストックってのは簡単に言えばマネーサプライよりも流通現金(により近い数字)だよ。


35. JohnMung 2014年8月02日 06:47:23 : SfgJT2I6DyMEc : T39itygFGM

 みなさん おはようございます!

 いよいよ、アベノミクスことドアホノミクスの綻びがかなり浮き出てきたようです!!

 綻びを大きくせず取り繕うには、99%の日本人(国民)が気づかないように、巧妙に格差をさらに拡大するしかないのです。

 飛躍して言えば、貧困層の拡大、99%の日本人(国民)に諦観を生じさせ、経済徴兵の基礎を拡充することです。

 その一方で、閣議決定による集団的自衛権に途を開き、地球儀俯瞰外交、積極的平和主義と言いつつ、ハゲタカ国家アメリカと戦争をも絶好のビジネスチャンスとする国際金融資本に、暮らしも将来の夢も犠牲にし、いのちをも捧げる若者を生み出すのです。

 このように、誤魔化せば何とかなると思っている「統一協会」壺売り安倍チョン三は、息するように嘘を吐き、嘘をつき始めると、ゲリする如く、止まらなくなるのです(怒!

 ”事実は小説よりも奇なり”とは言われますが、ハゲタカ国家アメ公と国際金融資本のパペット安倍晋三はもとより、日銀総裁黒田東彦や背後霊の世耕弘成も「想定外」だったようです(爆!

 ”4─6月期実質GDPは年率-7.1%の見通し、消費・設備の反動減大きく”
 ロイター 8月1日(金)12時37分配信
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140801-00000072-reut-bus_all

【写真】8月1日、ロイターがまとめた民間調査機関の予測では、2014年4─6月期実質GDP1次速報の予測中央値は前期比マイナス1.8%、年率マイナス7.1%となった。写真は2011年1月、川崎市で撮影(2014年 ロイター/Issei Kato)
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140801-00000072-reut-bus_all.view-000

 [東京 1日 ロイター] - ロイターがまとめた民間調査機関の予測では、内閣府が13日発表する2014年4─6月期実質国内総生産(GDP)1次速報の予測中央値は前期比マイナス1.8%、年率マイナス7.1%となった。

 調査機関の間では、4─6月は「想定外」の落ち込みになるとの見方がほとんどだ。最大の要因は消費の読み違えにあった。

 「耐久消費財は反動減からの回復ペースが鈍く、個人消費を下押しした。さらに、反動減からの持ち直しが比較的早いとみられていた非耐久消費財も、低調な推移だった」(大和総研)とされ、反動減は思った以上に大きいとみられている。

 また、設備投資も「ソフトウエアのサポート期限切れに伴う更新需要が集中した反動が出たことに加え、中小企業の一部で消費増税前の駆け込み需要の反動が出たとみられる」(第一生命経済研究所)ことから、落ち込みが大きそうだ。

 住宅投資も、反動減が大きく出る見通しだ。

 外需の寄与度は辛うじてプラスになりそうだが、輸出は不振が続いており、駆け込み需要が終わって輸入が減少するために寄与度が上がるにすぎず、前向きの動きとは言い難い。

 増税後の時間の経過とともに反動減の影響は薄らいでいくはずだが、「一部には持ち直しの動きも散見されるが、全般的に回復テンポは鈍い」(農林中金総合研究所)とみられている。中には「 個人消費の落ち込みの一部には実質所得減による下押しが影響している面もあるほか、相変わらず輸出も弱く、(反動減以外の)需要減の影響も無視すべきではない。必ずしも反動減だけでは片付けられないことには注意が必要だろう」(第一生命経済研究所)という慎重な見方も浮上している。

(中川泉)

 下記もご覧下さい。なかなか興味深い指摘がみられます。

▼YAHOO!ニュース閲覧者のコメント一覧
 http://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20140801-00000072-reut-bus_all

 では、みなさんが素敵な週末を過ごされますように!


36. 社長やってます 2014年8月02日 07:26:38 : /vlc6bcYBNv8Y : IzlTHAV3po
ベーシックインカムならスイスが検討してるよ。国民投票だってさ
http://news.ameba.jp/20131008-123/
10マンなんてせこさじゃなくて28マンだけどねw

まあ、爺さんの言っていることはあっているよ。
そういう方向に行くしかないんでしょうね。


37. 2014年8月02日 08:11:34 : nJF6kGWndY
>>27 国民の基礎年金を全て紙幣の増刷で賄う おそらく20兆円くらい

繰り返しになるが、QEと(政府)紙幣発行は実質的には同じなので、

これは財政拡大(財政赤字を増やして社会保障充実)とQEを組み合わせた今のアベノミクスと原理は同じだ。


>国民全体が老後の心配をしなくても、それぞれの消費意欲がまし経済の底辺が活性化

正確には、払わずに年金を受給するということで、実質的には、増税(インフレ税=現預金税)に等しい。


ただし金融経済を知らない人が多い間は、こういう風に期待を刺激する効果が生じるだろう

また日銀のQE同様、投機資金が動き、無知な政治家が放漫財政を拡大しようとするなら

さらに急激な円安インフレが進み(ジンバブエほどではないが)、

途上国型の経済停滞を招く可能性も低くはない


38. 天橋立の愚痴人間 2014年8月02日 08:51:10 : l4kCIkFZHQm9g : C9jdvJ7VRw
nJF6kGWndY さんは、

どうしても現実の経済の原則から離れられないようですね。

私が言っていることが容易に短期間にできるとは思っていません。

ですが方向性を見つけることは大事ではありませんか。

そのようなものがあってこそ、努力が始まるのです。

社会が少しずつ動き始めるのです。

動き始めさせねばならないのです。

また、このようなことを理想論として棚上げしていては、現状はますます泥沼に入り理想が遠くなるのです。

例えばTPPなどに加入すれば、循環型経済圏を日本に定着させることが、よりむつかしくなります。

目先の利益(経済的指標=大企業の利益)を追うか、すこし我慢して自立を考えるは、理想に備える要因は常に身の回りにあって動いているのです。

理想が解らないから国民は、金融資本の言いなりになってしまうのです。

100年前ならいざ知らず、現在は少々のヘリマネに対応できる経済の足腰が強くなっていることを、もっと自信を持つべきです。

ともかく理想を探るに既成の経済法則から一歩も抜け出せないようでは無理ですね。

既成の経済法則で今後も充足できるとお思いならば、それでも良いでしょうが、私はそうは思いません。

おやおや、すっかりと、アベノミクスから飛んだ話になってしまいました。


39. 天橋立の愚痴人間 2014年8月02日 09:04:08 : l4kCIkFZHQm9g : C9jdvJ7VRw
JohnMung さん

このよな分析など、政府関係者以外は、ほとんどの人に解っています。

政府関係者でも解っているはずです。

そうして、このようなものを幾ら聞かされても国民は戸惑うばかりで解決しません。


問題は国民に解決できる道筋を提案することです。

それを国民が認識できれば政府がやっていることに対する不信感はいやが上にも高まり、行動を起こすでしょう。

本当は経済改革は経済の専門家がやらねばならないことですが、マスコミの偏向報道と同じように、著名な経済学者と言われているものは数々のプレーシャーを受けて立ち上がりません(経済学の怠慢と言っています)。

私が言っているようなことが経済学の主流となれば、社会は動き出すと思われるでしょう。

今、やるべきはこうした啓蒙です。

あなたの一時、新しい国の形に興味を持たれたのではありませんか。


40. 天橋立の愚痴人間 2014年8月02日 09:11:08 : l4kCIkFZHQm9g : C9jdvJ7VRw
社長やってます さん

賛同をありがとうございます。

28万ですか!

考えますんね、

それで私の老後(既に老後)は安泰です。

すぐにでも旅行に行き、社会の為に散財をしましょう。

金など冥土では何の役にも立たないし、子供に金を残してやる必要もないし。

犯罪も減るでしょうね。

我が国ほどの経済の実力があってこそできる政策と思うのですが、このまま行けば、それもだきないような停滞に陥るでしょうね。


41. 天橋立の愚痴人間 2014年8月02日 09:46:34 : l4kCIkFZHQm9g : C9jdvJ7VRw
>バカだなw
「ヘリマネ資金」なんて言ってるアンタに比べりゃ数倍経済の事を理解してるよw

茶魔さん、あなたの経済学はグッキー氏と張り合う為に仕入れた俄仕立てであると言うことは解っています。

nJF6kGWndY さんのは、もうすこし使い慣れておられるようですが、それでも受け売りの領域は出ておられないようですね。

私!

おっしゃるとおり、そんなに大したものではありません。知識的にはあなたと変わりはないでしょう。

しかし経済学を批判的に見ている面ではかなり違うのではないでしょうか。
私の経済学は、新しい社会を構成するために、どんな経済の仕組みが可能かと言うことを主題に検討しているのです。

知識競争よりも、新しいものを作り出す情熱、現状を憂う情熱の強さこそが価値あるののではないでしょうか。

あなたには、他の偉そうぶっている連中よりも、それがあると見込んでいるのですが、そうではないですか。

私に絡んでくることを、そのまま受け取ってもいませんよ。


42. 天橋立の愚痴人間 2014年8月02日 10:10:16 : l4kCIkFZHQm9g : C9jdvJ7VRw
おしかりを受けるでしょうが、熱心に私に応対してくれるあなた方に対する私の思い。

茶魔さん

社会を変えて欲しい情熱は強いが、何を信じて良いか、それが掴めていない。
自分なりに考え、私などに近づかれるが、信用するところまでは行かない猜疑心がある。それは自分に自信が持てないから。そうして現在は苦悶中、お若いのでそれも良いか。

nJF6kGWndY さんは

社会を憂う気持ちは、他の方同様に持っておられる、そのことは、私の言い分に単にケチをつ付けられるだけではなく対話をされる姿勢でわかる。
偉そうにケチをつけて自分の知識を確認することで満足する輩も相当いる。
だか残念ながら、その真摯さ故と言うこともあるが、現状否定まで立ち入ることに躊躇される。
もっとも、これが普通の状況と認めます。
私などは異端児。

JohnMung さん

この方も社会を憂うことにおいては他の人の追従を許さないほど熱心である。
けれども、自身の思索において、小沢を離れることが出来ない。
それゆえに、狭い領分でより社会を考えることが出来ない。
小沢も一人の政治家ではあるが、社会全体を導くような理念を備えている人物ではない、小沢の論理は必要な社会改革のほんのひと握りのことを言っているだけ、それも中途半端。
小沢を離れて社会を見られれば、大きなフールドが見えてくる。
そこで活動されることを望む。
そうして、それは決して小沢を否定することと同じではないのだが。
私も小沢の一面は理解している、しかし私に取っての理解すべき小沢は、ほんの一部のものに過ぎない。
非難する方が多いのが小沢の実態である。


43. 2014年8月02日 11:06:27 : EU2cgeFKvE
マネロンの最たるものがカジノ

44. 2014年8月02日 14:05:54 : RQpv2rjbfs
論より証拠、予算を組んで実際やってみればよい。
ヘリコプターに2千億ぐらい積んで、スカイツリー付近からばらまく。
インパクトは絶大だよ。
ちょっと円安に振れると思うから、やる前にこっそり教えてね。

45. 天橋立の愚痴人間 2014年8月02日 14:19:26 : l4kCIkFZHQm9g : C9jdvJ7VRw
44 さん

ご支援はありがたいですが、

私のはチョット桁が違います。

年間50〜80兆円のヘリマネを言っています。

50〜80兆円と言えば重量で500〜800tです。

半端なものではないでしょう。


46. 2014年8月02日 16:34:52 : EU2cgeFKvE
>>37の提案が最も効果的だな

日本の行政はやらんだろうが、このスレの持論も持ち合わせず、他案を批判することでしか理論展開できない連中の中にあって出色の提案だ

年金に限らず、一般会計の国債発行高は、全て増刷で賄ってくれば、日本の現在の円高はなかった

日本の国債とは、日本の銀行が抱く行政への金利請求権であって、本当に借り入れが必要な資金ではなかったため、現在の歪な価格となり、結果として日本の会社価値(株)はアメリカの1/10しかない

コレは日本の会社が弱いのではない

日本の資金流通量がアメリカの資金流通量の数分の1しかないためだ(一概に1/10とはいえない)

国債の発行とは、国債引当額を市場から銀行が引き上げるため、市場の資金流通量が不足する

物価とは、物の総量と資金の総量の相関で成り立っているため、適正資金量が銀行に吸い上げられると、物1に対し資金流通量1であった対比が、物1に対し資金流通量0.8とか、国債発行高の分減少する

物1に対し資金の価値が低くなる=少ない資金1に対する物の対比総量が増える(上記だと1.25)=コレが日本の円高の絡繰だ

日本は財政再建など増税に頼ることなく、政府の対外資金交換を伴わない支出に関する限り、全て増刷で賄うなら、はっきり言って何も問題が無いレベルと言っていい

問題が仮にあるとするなら、天下りオンパレードの不特定特別会計の実質必要経費が利用料金で賄われていない場合だけだ


47. 2014年8月02日 16:40:50 : EU2cgeFKvE
例えば原発

こういうインフラの保全費用は、新設も廃止も利用料金の中より計画支出されねばならない

それが全て人件費で消え、インフラ保全が税の再投入を要するなら?

国が終わっている・・・そういう話


48. 天橋立の愚痴人間 2014年8月02日 17:03:57 : l4kCIkFZHQm9g : C9jdvJ7VRw
EU2cgeFKvE さんも、大きな方向性において理解していただき心強く思います。

1000兆円の借金を背負った現在、どのように考えても税金の徴収で問題が解決できるとは思いません。

政府紙幣でもなんでも良いですが紙幣の恣意的な増刷を正式にシステムの中に取り入れたものを考え始める時期ではないでしょうか。

それが可能になる条件として、日本では必要なあらゆる物資を十分に生産できる能力があります。

エネルギーや一部の資源の輸入は、まだしばらくの間は欠かせないと思いますが。
また生産力の発達は、今まで考えられてきた物価の概念も変えることができます。

もちろん、全体としては市場主義経済は欠かせませんが、その中で一部循環型経済圏を人為的に構築し、そこへヘリマネ資金もつぎ込みます。
理論的には、そういう形で金融システムを維持することも可能とは思うのですが、さあ、そこで海外の金融筋との関連が出てきます。

ユダ菌を中心とする巨大資本が、それでは黙っていないのです。
ユダ菌のみならず、日本の巨大資本も、それでは金利や為替相場を媒体に利殖する機会が減ってくるのです。

ギリシャの場合でも結局儲けているのは、どこかのファンドでしょう。
そのファンドへ渡る資金は、究極的にはドイツをはじめとする関係諸国の税金です。

また幸いなことに現在の借金1000兆円も国債の発行先の97%が国内といいます。
このような面からも、我が国は思い切ってヘリマネ政策を取り入れられる数少ない国の一つと思います。
ヘリマネ政策も国の体力がなければ、文字通りハイパーインフレを起こし経済が破滅するだけに終わります。

ともかく手始めに基礎年金の支給を紙幣の増刷でやってみればどうでしょうか。
これくらいならば、とりあえず諸外国からのプレッシャーも大したことはないでしょう。

そうして、それで落ち着いたら、自信ができたら、次の問題を考えれば良いでしょう。
ところが、これに踏み切るだけの見識と能力と胆力を備えた政治屋がいませんね。

だからと言ってただ見ているのではいけません。
国民の中に、こうした方法もあると言うことを知らしめ(ほとんどの国民はヘリマネ政策などは心に浮かびません)、目的地を明らかにしてやることです。

今のように八方塞がりで、行く場を見失っている国民に希望の光を見せてやることです。
それで国は動き出すでしょう。
能無し政治屋共も初めて考え始めるでしょう。
官僚も(こいつらは解っているはず)従うようになるでしょう。



49. 天橋立の愚痴人間 2014年8月02日 17:27:39 : l4kCIkFZHQm9g : C9jdvJ7VRw
話のつづきです。

現在世界には2京円と言う貨幣が飛び交っています。
それに対する実体経済の規模は1/10くらいでしょう。

この差額が実質ヘリマネの金です。金融システムを維持すると言う名目で世界中の国が巧妙にヘリマネを続けた結果でしょう。

ユダ菌の暗躍は数百年も昔からのものでありましたが、それでも50〜70年前までは実体経済の中の搾取でした。

新自由主義が台頭してからのそれは、実にひどく金融の為の金融を考えることが常態かし、現在に至っています。
そのユダ菌のやり方は、グローバル化を名目にあらゆる企業の集約化を目指し、規模をどんどん大きくするも、その一部は当然破綻をします。
各国は名目をつけて、その企業の救済に走ります。
そこで訳の解らない金が使用されます。
またグローバル化を進めれば破綻する国も現れます。グローバル化と言うのは成長できる企業、国は成長できても、同じ数だけの破綻企業、国家が出てきます。
ユダ菌は悪徳高利貸しよろしく、そいつらを食物にして太っているのです。

最近の経済の仕組みは、同じ資本主義と言ってもアダムスミスが唱えたような形態とは全く違うものなのです。
ところが世の経済専門家と言う連中は、あいも変わらずカビ臭い理論でこれに対応するばかりです。
対応すると言っても実際はユダ菌主導の経済の仕組みを追認して回るばかりの御用経済学者に成り果てているのです。

そんな奴らの経済理論など、まとめてゴミ箱に捨てれば良いのです。


50. 2014年8月02日 22:28:58 : EU2cgeFKvE
QEの難しいとこは、対応力の無いところが犠牲となり、対応力の無い奴ってのは必ず我々庶民ってとこだからな

貨幣価値が下がれば、反動で物価が高騰するからな

それが賃金の先行上昇なきQEはダメだってことなわけだが、日限を定めても、可処分力のある連中は、期限までに現物を処分してくるだろうし、購入は控えてくる

零細者は、ギリギリその日の必需品を調達・処分してるわけで準備ができない

どうしても物価上昇が先行し、収入が追いつくのが遅れて資金繰りがショートする・・・QEの問題は導入に関しては、そういう危うさを孕んでいる

自分は市場原理主義の新自由主義者だが、国債償還を通貨増刷で賄うなら、日本の公共事業の民営化に参入してくる外資の参入条件として、償還後の上昇物価に関わるモデルチェンジ規制と年間上昇割合には規制というか、有る意味カルテルだが、時限統制価格期間を設けるべきだとは考えている

アメリカの混乱は緩衝措置なきQE発動だったため、やはり上昇物価に適応できない事業者・生活者の資金ショートに繋がり混乱を深めている

日本の場合、元請けは下請けを見殺しにして生き残ることが常態化しているため、アメリカに数倍する破産・倒産を産む可能性が高い

参入企業の市場安定化投資に見合う物件とは、世界最大の日本のインフラ市場しかないはずだ

債権スパーンを考え、最低QE発動より1年間のモデルチェンジ禁止くらいは必要だろうし、その他の上昇と引き換えに、インフラ・光熱費の時限的無料化とか、賃金の物価に対する絶対的な上昇の遅さを、なんらかの形で追いつくまでは吸収・緩衝になる措置は必要だろう

日本のインフラ事業者のように、インフラが率先して光熱費の上昇を行い、経費超過を市場に要求して恐喝的に物価を高騰させるのが最悪

特別会計管掌事業は、一つ残らず民営化・外資の参入により行政排除せねばならない

年金の確定拠出化は必須で、インフラ参入外資の株は、確定拠出年金の受皿として好都合だし、外国人技能実習生の受入拡大と生活環境に対する企業側の率先した待遇改善なども、おそらく日本の企業には無理で、参入外資の力により普遍な環境へと均していく必要があるだろう


51. 天橋立の愚痴人間 2014年8月02日 23:09:48 : l4kCIkFZHQm9g : C9jdvJ7VRw
>貨幣価値が下がれば、反動で物価が高騰するからな

このような論理を言われるところが、既に既成の論理にはまっておいでだ。

あなた自身、このような結論は想像の産物でしょう。

大量のヘリマネ資金が出回った状況など、誰も、どこも経験したことはないはず。

刷り込まれが概念に過ぎない。

老人たちにヘリマネを一人当たり10万円配ったところで、どうして貨幣価値が下がる。

考えられるのは、為替相場が円安になるくらい。

反射的に、無条件で、貨幣価値だの物価だと、結びつけることはないのでは

そういう反応を抜け出さないと、新しいシステムにはたどり着けない。

ヘリマネを正式に取り入れた経済論にはならない。

まずは、既成の概念は取り除き、白紙の状態で考えて見られることである。



52. 2014年8月03日 09:58:42 : HUjob5lIvE
>>51
老人に徴税の還付先を転換したとて効果は無い

理由は、受給された資金は預金されてしまうため

経済を人体に例えるなら、金融は血液であり、循環しないなら存在しない方がいい

個人に支給されるべき物は、理想を言うなら、全て確定拠出される債権で支給されるべきであり、保有財産としての預金を目指す考えと、国債発行を企む官僚の個人的な蓄財観念は同種のものだ

そんなところに増刷分を放り込んでも、流通しない発行高の資金または債権が銀行という蔵に積まれる状況だけであり、何も解決しない

銀行の使命は開発投資なので、開発投資を行うことなく閨閥・学閥の財布になりたいなら、とっとと銀行など外資に渡して、閨閥・学閥の運転手でもやっておればよいのだ

個人も同様で、貯蓄せねばならない社会不安を、個人の最大の敵と捉えなければならない

個人が行政に求めるべきは、資財を投資に信託できるインフラの廉価安定および、創業を企画できるだけのPDCA構築を評価して、開発投資してくれる資本の存在、学閥・閨閥でなければ貸し剥がししか行わない金融ではない投資家の存在との行政の並立だ

行政は資本と化して営利目的の逆進性サービスを行ってはならない


53. 天橋立の愚痴人間 2014年8月03日 12:48:42 : l4kCIkFZHQm9g : fdbCaIBIwI
52 さん

あなたは余程恵まれた環境にいるようだ。

公務員か、年収1000万円の生活をしていたのであろう。

もちろん、そういう人もいるが、そうではない社会の現実が解っていない。

そうして、今、問題にしているのは、困窮した人たちをどうするかであり、現在に満足している人間に対して、どうの、こうの言う必要はもともとない。

もうひとつの考え、

>老人に徴税の還付先を転換したとて効果は無い
>理由は、受給された資金は預金されてしまうため

この言葉、そのものが既成経済論理の全くの受け売りに過ぎない。
このようなことを言うから、ヘリマネ政策を取ることができないのであり、現行の理念を変えることができなく、結果既成の資本の独裁を許しているのだ。

そういうものを打破しようとしているのが、私の意見である。


54. 2014年8月03日 13:43:30 : HUjob5lIvE
>>54
ヘリマネの原資は増刷なのだろう?

そうではないのか?

金は配ってはならない

架空の金(増刷したことになる金)は、そもそも存在しなかった架空の金(国債)を相殺滅失させるのが正しい

銀行の保有する国債引当金(既得権の金)を市場(生活者)に返すためだ

架空の金を架空の金で消し去り、架空の金によって蔵(銀行に縛り付けられた税金からの金利請求権)に隠された資金を市場経済の中に生きる我々の遊泳範囲とするんだよ

狭く逃れられない遊泳範囲を拡げて、身動き取れる社会にすること、閉塞感の払拭が重要となる

それには、金を与えられ物価を上げられるのでは、何も前進しない

所有している\1000にあと\1000ヘリマネしてもらったところで、物価が倍になるなら何も変わらない

金利を上げるから、人は余剰な資金を溜め込まず信託投資できる

インフラが累進性を保つから、人は資金を溜め込まずとも生きていける(不安がなくなる)

銀行(既得権)を選ぶか信託(資本)を選ぶかは、逆進性サービスは過当競争=資本の範疇、累進性サービスは独占という、普遍な提供によってのみ成し遂げられる


55. 天橋立の愚痴人間 2014年8月03日 14:15:52 : l4kCIkFZHQm9g : fdbCaIBIwI
>54 さん

それでは伺う。

日本の借金は60年後には8000兆円になると言う試算がある。
年々110兆円が増えると言うこと。

現在でも1000兆円の借金をなんとか帳尻を合わせるのに国債発行に頼っている。
この国債は実体経済とどのような関係がある。

まさに実体経済(需要と供給の原則)に合わない金ではないか。
これを発行すること自体、ヘリマネ(貨幣の増刷)ではないか。

今後も、それを7000兆円分(年間110兆円)続けるならば、年間50兆円の実体経済に直接注ぎ込むヘリマネが出来ない理由がない。

それをタブーとしているのは、そうした影のヘリマネ(金融体制維持、国家の経理上の辻褄合わせ)が、結局ユダ菌など世界の金融資本に流れているものを、直接国民に配布することで、その利権を失うからである。

本当に国民の為の政治をするなら、金融政策をとりなら、どうすれば良いかを見極めることだ。

それともう一つ、民間へ向かうヘリマネをタブーとしている、その根拠を、彼らのためにある既成理論の頭から信じるのではなく、厳密に検証されることである。

生産力の発展で、物価の有り様が100年昔とは異質の物になっていることをよく認識することである。
最近、はやっている100円ショップなるものが古典経済学で説明できるか。

一度、既成概念を捨てて、経済を見つめられることである。

よく言われている資本主義の限界とは、こうした観点のことを言うのであり、表面的な格差のことをいうのではない。


56. 天橋立の愚痴人間 2014年8月03日 14:19:55 : l4kCIkFZHQm9g : fdbCaIBIwI
・・・

ヘリマネの原資は増刷なのだろう?
そうではないのか?

金は配ってはならない

架空の金(増刷したことになる金)は、そもそも存在しなかった架空の金(国債)を相殺滅失させるのが正しい

銀行の保有する国債引当金(既得権の金)を市場(生活者)に返すためだ

・・・


こんなこと(従来の金融論)を無条件に正しいとする根拠は何もない。

念仏のように、それを持ち出すのはやめられることだ。


57. 2014年8月03日 19:12:50 : HUjob5lIvE
>>55
❶国債と実体経済との関係

日本の国債・地方債は、特定の目的者のため、特定の額が発行されている

従い、実体経済への影響は定義が広すぎ総括することは難しい

2点、上げておこう

まず、国債発行がもたらす円高は、石油化学工業の原資購入に圧倒的有利であるということであり、日本は生活光熱費の自給においては全世界で最も優位でありながら、供給価格は無競争の逆進性サービスとして、過当競争に晒されないため、全世界で最も安く原資を仕入れて世界で最も高額に国民に利用させるため

外資の参入抵抗の1

次に、円高政策とリンクして行われる食料供給事業の資本参入規制

このおかげで集約生産できない日本の食料事情は、自給率40%台という輸入過剰に陥り、生産者保護の名目で不足輸入食料には関税が課せられる

なんのことはない

規制撤廃しただけで、日本は世界中で最安値にて光熱費調達が可能となるばかりか、農業は、おそらく輸出過剰に転じる

これをロックフェラー系企業の利益と日本の学閥・閨閥が、特権を守るため、実体経済コントロールを目的に、円高が謀議され国債は発行されるのだ

❷50兆円のヘリマネ

金を捲くは金の価値を下げる

重要なのは、動いていない金の排除だ

動いていない金とは国債引当金と貯蓄、また年金預け金など、預かる者の賃金の肥やしにしかならない貯蓄方法の排除だ

老人に持たせて銀行に貯蓄されれば国債発行より酷い、国債発行は少なからず賃金の受給者を生むが、老人の貯蓄は何も生みださない

❸従来の金融論

ここに10の物がある、それを買うのに10の円がある

内の1つが売れた

物は9になり円は9になった・・・価格は変わるか?価格は変わらない

決済が行われ、購入者は円を使用できるようになった、円は9→10になった

物が売れたと知った市場は、売れると見込んで生産した、その数5、物は9→14となり、円10に対し物は14となった、価格は?価値は?どうなる?

これは普遍な真理である

物を1とするなら円は1.4円、つまり円高になるのだ

この基本価値に、影響を与える目的で、情報が操作される

君の抽象的な表現では、誰も騙されない

新たな試算方法があるなら、算式を開陳せよ

例も、根拠もなく、普遍な算式を否定し、算式もない可能性を叫んでも、狂人の誹りを受けるばかりであろう


58. 2014年8月03日 19:26:15 : HUjob5lIvE
ヘリマネが物価を上昇させるから、増刷は行うのだが、不流通資金である国債償還で国債を昇華させ、円とは、元気で働いている物だけを円とする

これが、経済再生の原則である

円を増刷しても、市場に撒かなければ、円の流通量が不変であり経済混乱は少ない

反対に銀行に天下る官僚の賃金補填のため、銀行へ金利を供給するだけの銀行保有国債が昇華すれば、銀行はディベロップメント活動(銀行として当然の仕事)を為さない限り潰れる

潰れりゃいいんだよ

世界中で日本だけが銀行が潰れない

そればかりか天下りまで取れる余裕がある

世界中の銀行見てみろ、何個合併してる?何回取締役が強制退任している?何回株主が実損を被っている?

日本で起こるか?

民主=市場経済とは、不良経営者の排除なのだ


59. 2014年8月03日 19:29:42 : HUjob5lIvE
ヘリマネで物価上昇にならないとかいう、超獣なみの脳構造でもかまわないから、物に対し増刷過剰になった場合のインフレ対策くらいは開陳してくれ

ヘリマネとはインフレターゲット理論

舛添教会の日本再生構想である


60. 2014年8月03日 19:36:53 : 0EopofEgjc
オレも一言。

>❶国債と実体経済との関係

国債って未償還分(日本の場合殆ど未償還。返す気あんのか?w)毎年金利支払ってんだよ。
そんだけでも結構な額だぜ?

これだけで充分だろ?
あとな
>>44が言う

>ヘリコプターに2千億ぐらい積んで、スカイツリー付近からばらまく。

これが「ヘリマネ」の語源だ。
だから「ヘリマネ資金」なんて何の事言ってんだか意味不w
でな?
>>54

>ヘリマネの原資は増刷なのだろう?

ここで自分の間違いに気付け、アホウw
爺の考えてることは
>>55

>これを発行すること自体、ヘリマネ(貨幣の増刷)ではないか。

この言葉ではっきり分かる。
「ヘリマネ」=「貨幣の増刷」
バカじゃねぇの?www
よくも恥ずかしげもなく・・・w


61. 2014年8月03日 19:44:46 : HUjob5lIvE
ディベロップメントを行っていない日本の全ての銀行は、銀行ではない

あれは利権だ

働かないでも給料が貰え、投資もしないのに配当が貰えるようなもん

世界中の銀行が参入すれば全て潰れる

先ず、天下りなんて受け入れてる時点で、憲法違反、行政との特定関係でビシバシ訴えられる

訴えられりゃいいんだよ

取締機関が管轄企業をコンサルするのは、特定の企業に対する行政の役務提供であり、公平の原則に抵触する贔屓行為=憲法違反=天下りは全て憲法違反なんだから


62. 天橋立の愚痴人間 2014年8月03日 19:45:28 : l4kCIkFZHQm9g : fdbCaIBIwI
57 さん

❶国債と実体経済との関係

貴方が考えておられることは全て現行の金融理論に沿っておられるだけ。
それも確たる方程式がある訳でもなく、単なる最小公倍数を予測して追っかけておららるだけでは有りませんか。

為替相場が計算通り導かれるならば、誰でも苦労はしないですよ
為替とはそういう性格のもの。
そうして、それに翻弄されているのが現実の経済。
これを基準に考えていては、経済のシステムを変えることは初めから無理なこと。

あなたには、既成の経済の理念、そのものを検証する能力はなく(私もですが)、ただ、それに当てはめて考えれれるのみ、
それでは、確かにヘリマネを取り入れるような新たなシステムは見えてはいないでしょう。

❷50兆円のヘリマネ

>金を捲くは金の価値を下げる
>重要なのは、動いていない金の排除だ

何回言えばわかるのでしょう。
このような認識も単なる既成の経済論に基づく想定に過ぎないでしょう。
現実に、その因果関係を方程式で出せるものでないはずですよ。

>動いていない金とは国債引当金と貯蓄、また年金預け金など、預かる者の賃金の肥やしにしかならない貯蓄方法の排除だ

>老人に持たせて銀行に貯蓄されれば国債発行より酷い、国債発行は少なからず賃金の受給者を生むが、老人の貯蓄は何も生みださない

そのように金融専門家が言っているのでしょう。
見てきたように言う話では有りません。

❸従来の金融論

>ここに10の物がある、それを買うのに10の円がある

>内の1つが売れた

>物は9になり円は9になった・・・価格は変わるか?価格は変わらない

>決済が行われ、購入者は円を使用できるようになった、円は9→10になった

>物が売れたと知った市場は、売れると見込んで生産した、その数5、物は9→14となり、円10に対し物は14となった、価格は?価値は?どうなる?

>これは普遍な真理である

本当に現実の経済が、このような方程式で動いていると思われているのですか。
ともかく、既成の経済学は単なる仮定が多すぎて、その分だけ仮定とは異なる現象が存在する可能性もあるのです。

私は、そこを言っているのに、その検証をしないで、既成の経済学の理屈を並べて仮定の話をされても、了解は出来ません。

もっとも貴方が言われていることを不正解と言っている訳でもありませんが(当然ながら最小公倍数としての現象は生きているのですから)、その他の可能性を見逃すこともできないのです。

もともと、既成の経済学で経済の現象を全て捉えることなどできないのです。

そこが数学や物理学の世界とは異なります。
なのに、大切な経済の将来を捉えるのの既成の経済学の中のみで議論するのは、如何なものでしょう。

私は特別に経済に強いとは思っていません。知識もあなたより少ないでしょう。
しかしながら経済学と言うものを客観的に見ることにおいてはあなたより進んでいると思います。



63. 2014年8月03日 19:49:19 : HUjob5lIvE
>>60
烏頭ごときに指摘されるまでもないわ

過去レスも読めないUSP能力不在のアラシが何の用だ?

まあ好き勝手暴れてろ

犬に吠えられて吠え返すほど暇じゃないからな


64. 天橋立の愚痴人間 2014年8月03日 19:59:44 : l4kCIkFZHQm9g : fdbCaIBIwI
>57氏

>君の抽象的な表現では、誰も騙されない

>新たな試算方法があるなら、算式を開陳せよ

>例も、根拠もなく、普遍な算式を否定し、算式もない可能性を叫んでも、狂人の誹りを受けるばかりであろう


貴方が言うのは、以下のような数式を出せと言うことなのか。

以下はエリーゼと言う方の持論であるが、私はこれにも賛同はしていない。

http://www.kyudan.com/cgi-bin/bbskd/read.cgi?mode=view&no=711


「マクロコントロール理論ー新・マクロ経済理論」


景気が悪いのなら、ヘリマネ(お金をばら撒く)が有効だとか、良く聞く話ですが、誰もその内容を的確に説明できていなかった様に思われます。理論的に説明できなければ、単なる暴論になってしまいます。

そこで、常日頃から経済のメカニズムについて、考えていましたところ、以下の様な考え方が纏まってきましたので僭越ながら披露させて頂きます。

なお、私は大学等で経済の講義を受けたことがありませんので、不適切な表現が多々あるかもしれませんが、ご容赦願います。

 また、現在も改訂中につき誤字脱字等、散在の可能性がありますので、併せてご容赦願います。

_______________________

現在の経済に歪みがある以上、いくら経済や、政治を論じても

歪みの上塗りに過ぎないし、結論も結果も出てこない。

つまり何も変わらない。

経済の歪みを取り去る以外に、方法など無い。
____________________________________________

国家の付加価値創造は、政府紙幣の印刷によって行うべき事である。

副題:マクロ経済をコントロールする手法について

1:国民総資産と金融等資金の対比

国民総資産額=国民総資金額 
(A)=(A‘)  左辺と右辺は同額である。

※国民総資金額は、有効流通資金総額と言い換えたほうが適切かもしれません。
有効流通資金もしくは、活性資金に変更しました。


2:国債発行によってデフレの要因になる理由の説明

国債の発行によって公共事業をすれば、一時的に資金の増大が行えますが、
返済が行わなければいけませんので事実上、国民総資金は増えません。

新規資産=(B)と表記すれば
国民総資産+新規資産=国民総資金、となり 

 (A)+(B)≠(A‘)となり左辺と右辺は同額にはならない。
その結果、
国民総資金額(A‘)は、任意に増減することは無い。
なので、
国民総資産+新規資産が、市場原理に従い任意に増減することになる。
この場合は、左辺の総額が右辺の(A‘)に近づくように変動する。
つまり減少することにより、左右辺のバランスをとることになる。

(A)+(B)の総額が(A‘)に向かって収縮することでデフレが起きる。
つまり、国債発行で公共事業をすると、デフレを引き起こす。

 備考:不活性資金=一定期間以上移動しない資金
     活性資金=有効流通資金 (加筆修正しました)

3:デフレ対策としての合理的な手法

副題:「国民共有の資産は何故、紙幣の印刷をしなければならないか」
についての概要

では、この場合どのようにすればデフレが回避できるのか?
左辺の(B)に相当する額のお金の印刷をすれば良い。
【右辺に(B)と同等の金額を計上する】
これにより右辺とのバランスが平衡になりデフレは起きない。

この件に関しては、国債の発行はデフレ要因であり、なお且つ国民に負担を強いるものです。
ですから「印刷すれば良い」のでは無く、むしろデフレを回避するため「印刷する必要がある」と考えるべきです。

デフレとは国民の財産を縮小させる現象であり、国家が率先して行ってはならない。これは憲法に違反する行為でもあるのです。早急な善処が望まれるのは言うまでも有りません。

4:印刷の条件とは

国家が行う事業である以上、国民の共有の財産が対象であることが必要条件。

ちなみに、実際には印刷することはなく、国家の口座に(B)の金額を記入するだけで完了する。

5:景気をコントロールすることについて

税収に頼ることなく、上記の理由により印刷によって事業を実行できる。
世間一般が不景気ならば、なお効果的でもある。
景気が良ければ、行うことなく政府としては静観すれば良い。

6:国民共有資産の生産とは

それは、景気のコントロールもさることながら、総仕事量のコントロールも意味します。労働の不足分を国家が管理、生産することになります。

リニア新幹線、第2東名なども印刷によって事業可能になります。
例えば、高速道路の無料化も当然の帰結となるわけです。
しかも、国民の直接負担は皆無です。

過去にさかのぼって印刷することも可能です。
つまり、条件次第によっては赤字国債の償還にあてることもできるのです。

7:法律上の制約について

むやみに過剰に印刷すると、景気過熱を招きます。
なので、印刷の条件をあらかじめ法律で規制しておく必要があります。
例えば、経済成長率が2%以下の予測が出た場合などに印刷し、事業の実行をします。
そして、国民資産として計上できるものであることの明記が必要です。

8:減価償却の導入

財産の価値が減少した場合には、印刷分の償却をしなければなりません。
これは、「3」の逆の理由からになります。
ただし、定期的なメンテナンスをすることにより、価値の低下が見られない場合には、償却の必要はありません。

9:対外的整合性の考慮

印刷理由が国際的に認知されない可能性もあるので、その条件もあらかじめ限定する必要があると思われる。(現在進行形でシミュレーション中)

10:国債の発行は通貨の印刷には当たらない

旧来の経済観念から良く勘違いされていることですが、国債の発行は、使われていない資金を一時的に流通させているに過ぎず、借りたところの金融機関等へ返済しなければならず、使われない資金に戻るだけで、流通資金増大にはなっていません。
ですから、印刷と国債は「似て非なるもの」と言えます。

11:金利は印刷に相当する

普段何気なく特に意識もしない金利ですが、これは自然増加の印刷に相当します。金利が高ければ、増加分も大きいことになります。
逆に少なければ、小さいことになります。
意外に思われるかもしれませんが、景気が悪いから金利を低く設定しているのでは無く、低いから景気が悪いことになります。

12:シンクタンクの創設

印刷を実行するにあたり、法律等諸条件の整備が必要で、多方面からの考察を行わなければならない。


補足:イニシャルコストとランニングコスト

イニシャルコスト:新規国家事業は印刷で行うべし
ランニングコスト:維持管理は税収で行うべし

(引用終わり)

それでも結局は、この数式に代わるものを提示し、多くの金融専門家の了解を取り付けなければ、この話も実現できないことは解っている。

ただし、ここまで練り上げるのは、確かに私の能力を超える。
誰か優秀な知能の参加が求められる。
そうして必ず既成の経済学に風穴を開けるものができる事を信じている。

ついでに、悪いが茶魔氏、もうすこし次元をあげて対応されたし。



65. 2014年8月03日 20:03:11 : HUjob5lIvE
>>64
経済学とは経済効果の分析学なので、あんまり実用的じゃない

むしろ学問より、学閥・人脈といったカルテル提携のための人的カルト生成機関だからな

自分は経済学をバカにしてる

というより、経済学こそ戦争理論だよ

日本における経済学のメッカは慶応で、慶応学閥で有名な企業が読売、さらに松下政経塾塾生Jrの推薦先が慶應経済学部と、ここ30年間の日本の急降下3大最大要件だよ

3が松下政経塾
2が創価学会の政権参与と最高検の法務大臣の監督下からの独立組織化的な解放
トップは当然、ジョン万次郎の会の創立

1、2関与者が小沢一郎、2、3関与者が池田大作、歴代日本の2大悪人だよ


66. 2014年8月03日 20:12:58 : HUjob5lIvE
君こそ経済学に汚染されてないか?

そもそも政治の経済干渉は国家主義の経済学だ

政治は経済に負託された、経済(生活)安寧の保全努力を為せば良いのであって、自身が大活躍して市場を切り盛りしたいなら、政治家や公務員を退職せねばならない

憲法にはっきり謳っている

政治に、経済干渉してくれるなが、民主国家国民の願いであって、経済干渉である国債発行は、同じ経済干渉である増刷でプラスマイナス相殺して、市場経済から消えろって言ってるんだ

ヘリマネとか政治の経済干渉が新たに現れ、国債という政治の経済干渉が消えないなら、政治の経済干渉が増えただけなんだよ

わかる?


67. 2014年8月03日 20:22:10 : HUjob5lIvE
小沢も安倍も舛添も、国家主義の経済学、共産国家の指導者なんだよ

だから、基準が「誰」になるんだ

本来、民主とは、政党の綱領を選択するんだ

国民に合わせて政党の変化が起こったら、もうそれは政党として嘘なんだよ

信念がどこにあろうと、国民に提示できる政治信条を愚直に実行することが政党の使命で、綱領に愚直な政党があるから、国民はその中から「現在に適した政治のモデル」を選択できる=選挙ができるんだ

今はこれが正しいです、昨日はこれが正しいです、明日は何が正しいかわかりません=これは、現場当職者判断に任すしかない=官僚主義=共産国家ってことだからな


68. 2014年8月03日 20:59:25 : 0EopofEgjc
>HUjob5lIvE

オマエ例のUSP野郎かwww

なら橋立爺さんの味方した方がましだなw
口ばっかの屁垂れがwww

>❸従来の金融論

こんなもんに騙されんなよ?
もっと売れると思って増産したら、需要がそれほど伸びなかった?
価格は需給バランスで低下する?
ただの経営陣の見込み違いじゃねぇの?
逆も同じだ。
1個しか売れなかったからさほど需要がないと思ってたら、その後一気に売れ出した。
在庫がねぇ。
折角価格が上がったのに、売りもんがねぇ・・・w
こんなもん金融論でもなんでねぇよw
バカかwww

>❷50兆円のヘリマネ

実はヘリマネ自体に何の効果もない、という訳じゃない(直接的に需要を刺激するという点では)よな。
経済の中ではマネーは循環する(ってかしなくちゃならない)が、どこかで滞留する場合、その原因を取り除かなきゃいくら金突っ込んでも滞留する。

>USPちゃんよ

銀行の役目ってなんだ?
ディベロッパーか?w
それとよ

>ヘリマネとはインフレターゲット理論

当たり前のこと言ってなに得意になって得意になってんだってwww
需要を喚起するんだから、インフレに振れるに決まってんだろ?
今までデフレであえいでたんだから、ハイパーに行く前に何とかしろってこったろ?
実体経済を何もいじらずに、ただヘリマネやって需要を喚起するだけなら、他のインフレ要因がなけりゃヘリマネストップすりゃ需要が落ち込むって誰もが予想すんだろ?
ならヘリマネ止めればいいw

>規制撤廃しただけで、日本は世界中で最安値にて光熱費調達が可能となるばかりか、農業は、おそらく輸出過剰に転じる

おいおい反収も無視して農業を語っちゃう訳?w
先に需要増に応じるだけの効率的、且つ実現可能な供給増を行う手段を明示してくれよw
例えば「オランダに学べ」くらいの事言わなきゃなw
ただし発想は全然違うぜ?
食料自給率なんかオランダは捨ててっからな。
要するに高付加価値商品にターゲットを置いて、地産地消何かどこへやら、とにかく輸出品として扱う。

話にならんなwww


69. 天橋立の愚痴人間 2014年8月03日 21:05:22 : l4kCIkFZHQm9g : fdbCaIBIwI
66 さん

それは間違いです。

現在世界中の政府が世界経済に翻弄されて自国の経済を独自に育成、発展できなくなっています。
国作りが独自でできなくなっているのです。

押し寄せる外資や為替の変動に対応するだけで各国は右往左往せざるを得なくなっているのです。

TPPなど、その顕著な例でして、巨大金融資本に国家の運営を弄ばれているのが現状でして、もはや国家と経済の有り様など悠長な考えは成立しないのです。

自民党政権などは、完全に財界の傀儡政権であることは説明するまでもないでしょう。

よって、既成の経済の仕組みに風穴を開けることは、とりもなおさず政治改革なのです。

ですので、既成の経済学を信奉して政治改革を言うのは、既に意味がないのです。


70. 2014年8月03日 21:20:58 : fdbCaIBIwI
>そもそも政治の経済干渉は国家主義の経済学だ

むちゃくちゃ古い認識だ。

重商主義か重農主義かと言っていたようなカビ臭い認識ではないか。

教科書に出てくるような戯言を言うではない。


71. 2014年8月03日 22:54:54 : 0EopofEgjc
橋立爺さんの案を前向きに利用して、日本がこの少子高齢化と年金減額、若しくは年金の受給資格のない高齢者の生活の安定を実現する試案(あくまでも試案なのでどんどん突っ込んでください)を考えてみる。
橋立爺さんは高齢化した時の不安を持っているとともに、現状でも超高齢な親もいる。
非常に今後が心配(オレもオレなりに心配だけどw)。
そこで高齢者に厚い福祉を今後の社会に望んでいる。
そして同じような思いの人は数多くいると思われ、今後はもっと増加するだろうという見込みが立っている。
一方で少子高齢化が進行し、今後の働き手(つまり現在の子供たち)が非常に少ないというのも早急に改善すべき問題。

そこで、ある一定年齢に達した人に結構な高額のベーシックインカムを導入する。
さらに年金受給者は割増しで年金を支給される。
同時に社会福祉(特に老人福祉)関係の給与を国の指導により大幅増額し、サービスの充実と、福祉関係労働者の生活を一気に豊かにする。
原資は何でもいいんだが、やはり国債が望ましい。
なぜなら政府貨幣に手を出すと、通貨発行益が生まれ、きちんと計算していないと利益目当てで発行したり、安易な発行の八止めが難しい。
やはり借金勘定に入れて福祉関係者の税を生活の豊かさを脅かさない程度に増税し、国債償還に充てる。

このポイントは、福祉関係に従事する人口を増やし、また彼らの待遇を改善して3人程度の子供を持つ子ができるような余裕を与える。
そうすれば、就業者の人口増加+各家庭の子供の数も増やせ、子育てに大いに参考になる職業に付いているので便利じゃないかと・・・w
また高齢者の収入やうけらっれるサービス内容の向上で、橋立爺さんらが抱える悩みもある程度改善されるんじゃないか?
で、高齢者はやがては死んでいく。
その変遷(高齢者がへり、福祉関係の人たちの子供がすこしづつ大きくなる)を注意深く見ていくことで、日本国内の年齢分布等にタイムリーに(ってか先手を打って)国家が主導して予測を立て、発展する可能性の高い業種を選別し、
最初同様にそういう業種を育成し充実したサービスを提供できるようにする。

少なくとも今みたいな行き当たりばったりで、経営陣に依存する不安定な企業の数もある程度減らないかな?

爺さん、どう?


72. 天橋立の愚痴人間 2014年8月04日 06:30:33 : l4kCIkFZHQm9g : APei2AcP2w
茶魔さん

コメントの中でも誰かが言っていましたが、ロボートまで導入した生産力の発達は凄まじいものがあります。

ロボットと言いますと漫画に出てくる姿を想像しますが、そうではなく機械化された生産ラインです。

ギョーザの王将が1日に100万個のギョーザを作るとコマーシャルしているでしょう。
人間が作れば大変な作業ですがほとんどロボットが作るのでしょう。
そうして国内のあらゆる商品の生産拠点はロボット化が進み集約化が進んでいます。
東日本大震災の後、被災地の工場群が被災したため、全国に一部の資材が欠乏しました。

自動車関連でも何かあったでしょう、これはアメリカまで影響しました。
他に流し台、冷暖房機など、多くの建築資材の生産が減って一時は(1年くらい)騒動をしていました。
このように、国内で消費する商品の生産は、今までのようにあ血眼になって作らなくても、一部の企業だけで十分に賄っているのです。

日本は介護の分野など、人が嫌がる分野では人手不足ではありますが、第二次産業と言われている部分では国内で消費する商品の生産は有りすぎるほど有り人では減らす一方です。

テレビは1部屋に1台あり、携帯電話は一人一台、田舎では自動車も一人一台も珍しく有りません。

今後は人口も減り国内で消費する商品の数も減って来るでしょう。

要するに輸出することによって調整されている商品過剰の状況も、中国、インドなどの後発国の生産技術の発達に伴いできなくなります。
それでは中南米、アフリカがあると、中国などを含めて安倍バカも盛んにセールスをしていますが、これも時間の問題。30年も経つと世界中が商品に溢れ満杯になるのです。

そうした方向は目に見えていて、その特人々が働く場は十分にあるか、どうかが懸念されます。
第三次産業の分野があるではないかと言う人があります。
ここでも資本主義の限界と言う立場を金融問題として取り上げていましたが、本当は生産技術の発達により雇用の確保がむつかしくなってきたことが根本問題なのです。

ヘリマネ、ヘリマネと言っていますのは、そういう人たちの雇用の確保を人為的にしようとするために他ありません。
 
人々が生きる為には自分で働き金を稼ぐか、生活保護をしてもらうかのみで中間は有りません。

このような社会では(生産力が発達し雇用をなくした多くの人が発生する)、需要と供給と言う概念から組みたてられている経済の論理は通用しません。
仕事をなくすることで、経済のシステムの中からはじき出されている多くの人たちに既成の経済学の理論を当てはめることなどできないのです。

ここで私と経済論争になっているのは、その人たちを救済しようとす私の目的に対して、あくまでも一部を切り捨てて動いている経済の仕組みを擁護したり、それ以外の何も見えず、それで問題解決が出来ると思っている人たちとの違いであります。

ところがヘリマネでもべーシック・インカムでも宜しいが、働くことなく金を手に出来るシステムは、貧困より何倍も問題を孕んだシステムなのです。

映像の分野の話ですが、社会の人間が、皆、貴族の子弟のようになったり、江戸時代の旗本のドラ息子のようになる社会を想像できますか。

もう無茶苦茶で人間性において救いがたい社会となるのです。
私が基礎年金の分野に限りベーシック・インカム(あえて)を言っていますのは、働く必要がある年代においてはしっかりと働いてきた人々のリタイア後に限り金を渡すと言う場合に限っていて、人間性の破壊にはつながりません。

そういう訳ですので、経済問題として取り上げていますが、真実は文化の問題であると思います。


73. 天橋立の愚痴人間 2014年8月04日 08:20:18 : l4kCIkFZHQm9g : APei2AcP2w
私が言っています、ヘリマネ論は、一方で老後の保証をし、そのことで国民に安心感を与え消費を活性化することによって経済を保つと言うことです。

もう一つは、これもヘリマネ資金で公共事業を大量に発注して、職のない人々に仕事を提供すると言うことです。

人々はその金を受け取る為には働かなくてはなりません。
それも大した金ではないので贅沢などできません。
インフレなど起きません。

第一、公共事業の成果物があるので、完全なヘリマネとも言えないでしょうが、少なくとも現行の金融システムとは異なる法則が必要です。

これだけで問題が解決するとも思いませんが、そういう新しい国のかたちができたなら、相乗効果が働き、つぎ込んだヘリマネ資金を相当上回る効果が期待できると思います。
また、そういう効果が認められるならば、それはヘリマネではなくなるともいえ、永久に続けることができるのではないでしょうか。

私の経済探求は、これが可能か、否かを検証する為にやっているのであり、既成の経済学に当てはめて現実を解釈することなど思いもしていません。


74. 天橋立の愚痴人間 2014年8月04日 09:08:22 : l4kCIkFZHQm9g : APei2AcP2w
それから経済論で私に対応して頂いた方にも申し上げて置きたく思います。

ヘリマネ政策を取りれて、それでインフレが起きない事を、10年も立証すれば為替相場のことなどで海外の金融資本から攻撃を受けなくて済むのではないでしょうか。

ヘリマネ経済を取り入れると言っても、全体としてはグローバル化は受け入れる事を原則としています。


75. 2014年8月04日 18:47:13 : JFBcDRs0dM
>>74. 天橋立の愚痴人間
>>nJF6kGWndY

煩い!! 馬鹿ども!!

星の数ほどいるんだよ
お前らみたいな意味がない難しそうに長いだけの経済論をたれ流す亜流学者どもは。

ここ数十年間もお前らのような輩が入れ替わり立ち替わりテレビ・新聞等で経済論を垂れ流していた。

全部ウソなんだぜ。その証拠に国内経済の上向き傾向が停止した。

お前らのような馬鹿ばかりなんだよ、権力擁護をあからさまに表明して偽の成果を語るのは。

お前らの言う事が正しいならば、今ごろ経済成長に加速度的、あるいは定速の実績があるはず。

お前らに明日の命があるのか? そんな出鱈目経済論で国が潤うのか?

馬鹿野郎ども!! お前らは切腹しても責任が取れない愚かな人間だ。


76. 天橋立の愚痴人間 2014年8月04日 19:47:11 : l4kCIkFZHQm9g : APei2AcP2w
>75 よ

私以外に、誰かを巻き込んで喚いているが、

あんた経済のことはからきしなのだろ。

引っ込んでいて頂こう。


77. 2014年8月05日 06:19:46 : JFBcDRs0dM
>>76. 天橋立の愚痴人間 2014年8月04日 19:47:11 : l4kCIkFZHQm9g : APei2AcP2w

やっぱり馬鹿だったかお前ら、なに勘違いしてるんだ?

何だ経済のこととは。
権力を盲目的か悪意で擁護する人間などに経済が理解できるはずがない。

何だ誰かを巻き込むとは。ちゃんと人の話を聞け。
お前のように権力擁護の経済論を執拗に垂れ流して他人を巻き込むだけてなく、国家国民を騙して未熟にも有頂天になる愚か者が星の数ほどいると言ったんだよ。

お前のような人間に真言宗カルトの特徴が顕著に現れる。
すなわち経済論を知ったかぶりして人を欺き損ない、権力に対しては諂って権力批判する者を叩く。つまりは人のかぶって人のふりする餓鬼、畜生ということだ。

阿修羅の閲覧者や国民の迷惑にしかならないから出鱈目経済論を知ったかぶりして撒き散らすのは止めろよ馬鹿野郎!!

第三者は馬鹿な投稿者が何を目的に得意げになっているのか見抜いて近寄ったり同調するべきではない。
陰ではどんな悪事ても働くから常に権力を擁護してるんだ。

馬鹿投稿者 天橋立の愚痴人間 よ
人に引っ込んでろと言うほどお前は経済を正しく理解してはいない。
お前の目的はアベノミクスに便乗する成りすまし。

お前の阿修羅における態度と主張内容は、人を誑かして人を害するニコチンのようなものであるから批判されて排除されるべき理由がある。


78. 2014年8月05日 07:56:47 : b5WRaJw60E
>すなわち経済論を知ったかぶりして人を欺き損ない

お前こそ、知ったかぶりで

当てずっぽうを言っても

通用しないぜ。

お見通し!


79. 2014年8月05日 09:05:40 : IWSwADbCiY
ベーシックインカムとは江戸時代の長屋のことだからなあ・・・1つの考え方ではあっても、人民服強制となにもかわらない

けっきょく役人が支給環境を決済するしかないわけで、そこに民意は無く、公平に配分されるかどうかは行政の質に依るとしても、一旦、総生産を政府が管理するわけだから、超のつく共産化だ

ベーシックインカムを導入できるかどうかの判断とは、今現在、インフラである生活光熱費支給環境とかインフラである道路整備網ガソリン事情、インフラである医療環境網に加え、インフラではない住宅事情とインフラではない食環境、インフラではない衣料環境、こういったインフラではないものも、インフラに転換するということだ

すなわち、ベーシックインカムとは、究極の官僚権限の強化である

ベーシックインカムを推薦できる奴ってのは、よっぽど今の官僚の質を善良と評価できてるってことだから、その思考・判断力が真面で取り上げる価値があるかどうか・・・まあ考えなくてもわかるわな


80. 2014年8月05日 09:25:38 : LnJPkwyFuw

あれ?

なんで阿修羅の底に埋没しちゃうの?

あんまし愚痴が過ぎるから自虐投稿に自分がコメント連投してるからなんだろ。


他人の忠告を無視するから己の増上慢が分からないんだろ。

アベノミクスを死守して擁護なんぞは、公明党の井上のような馬鹿だな。


81. 天橋立の愚痴人間 2014年8月05日 11:44:25 : l4kCIkFZHQm9g : fb5p1eVvtU
最近は、何も知らない馬鹿ばかりがコメントしてくる。

応接の価値もない。

ここらで切り上げる。

また、別のスレッドで御会いしましょう。


82. 2014年8月05日 14:16:37 : 0tOwgFS9tM
>>81. 天橋立の愚痴人間 2014年8月05日 11:44:25 : l4kCIkFZHQm9g : fb5p1eVvtU
  >>最近は、何も知らない馬鹿ばかりがコメントしてくる。
  >>応接の価値もない。

お前が知っていることの一体何に価値があるのか言えよ、基地害

お前のような知ったかぶりが日本国を荒していると主張してるのに

お前が逃げてるではないか。そうゆうのを独りよがりと言うんだ。

何も知らないのはお前だ。分かったか?

だから議論に遊ぶなと忠告してるんだ。

集大成などと有頂天になるなと警告したんだ。

今度阿修羅で見かけたら、他人の問いかけに対して一つでもいいから答えろよ。

分かったか! 馬鹿な愚痴人間よ!!


83. 2014年8月05日 14:33:04 : JgeGCMmHkL

>81に同じ。



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