http://www.asyura2.com/14/senkyo169/msg/298.html
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http://31634308.at.webry.info/201407/article_28.html
2014/07/31 22:27
今回の東京第5審査会の審査委員の良心と見識を高く評価したい。なぜなら正直言って、起訴相当にはならないのではないかと思っていたからだ。この東京審査会は小沢氏の検察審査のとき、起訴ありきで所定の手続きを踏んでいなかったと、ネット上では有名な事実があったからだ。検察審査会は最高裁判所の事務総局の配下にあり、誰の影響も受けない組織ではない。
第五検察審査会を信用していなかった理由は、今回の起訴の経緯である。当初、東電福島原発事故で、「福島原発告訴団」が福島県の地検に告訴した。しかし、この告訴状は何故か福島地検では扱えないと東京地検に移送された。この理由は、福島県の地検で不起訴とした場合、福島県民による検察審査会が開かれる。福島県民の感情を思えば結果は分かっている。それを嫌い、東京地検に告訴状を移送したとネット上では言われている。案の上、東京地検は不起訴とした。
地検は神の声の意向か、原発裁判には消極的である。なぜなら、安易に再稼働が出来なくなるからだ。そういう背景の下での検察審査会である。小沢氏の時には、明らかに審査員を小沢氏に不利なように選んだと言われている。今回も、そのような操作を行って、「不起訴相当」と結論を出すのではないかと思っていた。それが「起訴相当」ということで、審査員の良心と見識に敬意を表したい。
当然、東京地検は再度「不起訴相当」と結論を出すだろう。それを受けて、審査会の委員がもう一度「強制起訴」を出してくれるかである。審査員は半年で半分が入れ替わる。当然検察審査会事務局は、神の声の意向により検察よりの審査員、補助弁護士を選ぶことも可能である。
このブログで何回も書いているように、これだけの大事故を起こしながら、刑事責任が問われないということは有り得ない。問われないから、性懲りもなく、何の反省もなく、また原発を再開したいという経営者、政治家が出て来るのである。
検察審査会:東電元会長ら3人「起訴相当」福島原発事故で
http://mainichi.jp/select/news/20140731k0000e040212000c.html
東京電力福島第1原発事故を巡り、東京第5検察審査会は31日、業務上過失致死傷の疑いなどで告発され、東京地検が不起訴とした東京電力の勝俣恒久元会長(74)ら元東電幹部3人について、「起訴相当」と議決したと公表した。審査会は勝俣元会長について「従来の想定を大きく超える津波が襲来する可能性に関する報告に接していた。重要な点について知らなかったという説明は信用できない」と指摘した。
議決は23日付。東京地検は再捜査した上で起訴か不起訴か改めて判断する。再び不起訴とした場合でも、検察審査会が2度目の審査で再び起訴すべきだと議決をすれば、検察官役に指定された弁護士が強制起訴することになる。審査会は元東電幹部2人については「不起訴相当」、1人は「不起訴不当」とした。
被災者や市民団体などは勝俣元会長ら当時の東電幹部や、事故対応に当たった菅直人元首相ら政府関係者を告訴、告発した。東京地検は2013年9月、当時の東電幹部10人を「容疑不十分」、菅元首相ら政府首脳を「容疑なし」とするなど計42人全員を不起訴処分とした。
これに対し、福島県の住民や避難者でつくる「福島原発告訴団」は同年10月、勝俣元会長ら原発担当役員だった6人に絞って審査会に審査を申し立てていた。【吉住遊】
- 東電:原発事故後初の黒字化、電気料金の収入増や燃料費の削減で (Bloomberg)=経済板リンク= 五月晴郎 2014/8/01 01:01:33
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