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2014年7月28日 くろねこの短語
集団的自衛権行使容認を閣議決定したことで、いい気になって外遊だ何だとハシャギ回っているレレレのシンゾーのお気楽ぶりに、苦々しく思っている自衛官もきっといるに違いない&元自衛官泥さんの演説
星陵高校が9回裏に8点差を逆転して優勝。まさにミラクルだけど、負けた小松大谷にも愛の手を・・・そんな気がする月曜日。
中南米をお楽外遊のレレレのシンゾーは、北朝鮮にまたミサイル発射されて、「国連安全保障議決違反だ」ってコメントしたようだけど、ま、拉致問題をエサにされて一部制裁解除しちゃったんだから、どんなに喚いてみたところでまったく迫力ありません。しょせんは、自分の人気取りに拉致問題を利用した罰が当たってってことです。
で、家訓の憲法改正を実現するために、違法行為もなんのその閣議決定で解釈変更しちまった集団的自衛権だけど、関連法案の整備はまだまだ先延ばしにするそうだ。福島と沖縄の県知事選、さらには統一地方選と選挙が続くから、それまでは事を荒立てずにって企んでいるわけですね。でもって、地方再生がどうしたこうしたとか、またバラマキで人気取りしようって魂胆だ。
でも、孫子の兵法にもあるように、「戦いとは迅速をもってよしとす」るもので、時間をかければかけれるほど反対の火の手がいたるところで上がってくるもの。昨日は、アンチ安倍の立場で設立された、「国民安保法制懇」が集会をもったようだし、閣議決定を違憲とする訴訟も全国で起こってくることだろう。
集団的自衛権行使容認を閣議決定したことで、いい気になって外遊だ何だとハシャギ回っているレレレのシンゾーのお気楽ぶりに、苦々しく思っている自衛官もきっといるに違いない。
でもって、今日は1年ぶりの腎臓結石の検査なので、最後にいま話題の元自衛官の泥憲和さんの飛び入り演説をご紹介して、お後がよろしいようで。
(街頭にて、泥憲和さんの演説より)
突然飛び入りでマイクを貸してもらいました。
集団的自衛権に反対なので、その話をします。
私は元自衛官で、防空ミサイル部隊に所属していました。
日本に攻めて来る戦闘機を叩き落とすのが任務でした。
...
いま、尖閣の問題とか、北朝鮮のミサイル問題とか、不安じゃないですか。
でも、そういったものには、自衛隊がしっかりと対処します。
自衛官は命をかけて国民をしっかり守ります。
そこは、安心してください。
いま私が反対している集団的自衛権とは、そういうものではありません。
日本を守る話ではないんです。
売られた喧嘩に正当防衛で対抗するというものではないんです。
売られてもいない他人の喧嘩に、こっちから飛び込んでいこうというんです。
それが集団的自衛権なんです。
なんでそんなことに自衛隊が使われなければならないんですか。
縁もゆかりもない国に行って、恨みもない人たちを殺してこい、
安倍さんはこのように自衛官に言うわけです。
君たち自衛官も殺されて来いというのです。
冗談ではありません。
自分は戦争に行かないくせに、安倍さんになんでそんなこと言われなあかんのですか。
なんでそんな汚れ仕事を自衛隊が引き受けなければならないんですか。
自衛隊の仕事は日本を守ることですよ。
見も知らぬ国に行って殺し殺されるのが仕事なわけないじゃないですか。
みなさん、集団的自衛権は他人の喧嘩を買いに行くことです。
他人の喧嘩を買いに行ったら、逆恨みされますよね。
当然ですよ。
だから、アメリカと一緒に戦争した国は、かたっぱしからテロに遭ってるじゃないですか。
イギリスも、スペインも、ドイツも、フランスも、みんなテロ事件が起きて市民が何人も殺害されてるじゃないですか。
みなさん、軍隊はテロを防げないんです。
世界最強の米軍が、テロを防げないんですよ。
自衛隊が海外の戦争に参加して、日本がテロに狙われたらどうしますか。
みゆき通りで爆弾テロがおきたらどうします。
自衛隊はテロから市民を守れないんです。
テロの被害を受けて、その時になって、自衛隊が戦争に行ってるからだと逆恨みされたんではたまりませんよ。
だから私は集団的自衛権には絶対に反対なんです。
安部総理はね、外国で戦争が起きて、避難してくる日本人を乗せたアメリカ軍の船を自衛隊が守らなければならないのに、いまはそれができないからおかしいといいました。
みなさん、これ、まったくのデタラメですからね。
日本人を米軍が守って避難させるなんてことは、絶対にありません。
そのことは、アメリカ国防省のホームページにちゃんと書いてあります。
アメリカ市民でさえ、軍隊に余力があるときだけ救助すると書いてますよ。
ベトナム戦争の時、米軍は自分だけさっさと逃げ出しました。
米軍も、どこの国の軍隊も、いざとなったら友軍でさえ見捨てますよ。
自分の命の方が大事、当たり前じゃないですか。
そのとき、逃げられなかった外国の軍隊がありました。
どうしたと思いますか。
軍隊が、赤十字に守られて脱出したんです。
そういうものなんですよ、戦争というのは。
安倍さんは実際の戦争のことなんかまったくわかってません。
絵空事を唱えて、自衛官に戦争に行って来いというんです。
自衛隊はたまりませんよ、こんなの。
みなさん、自衛隊はね、強力な武器を持ってて、それを使う訓練を毎日やっています。
一発撃ったら人がこなごなになって吹き飛んでしまう、そういうものすごい武器を持った組織なんです。
だから、自衛隊は慎重に慎重を期して使って欲しいんです。
私は自衛隊で、「兵は凶器である」と習いました。
使い方を間違ったら、取り返しがつきません。
ろくすっぽ議論もしないで、しても嘘とごまかしで、国会を乗り切ることはできるでしょう。
でもね、戦場は国会とは違うんです。
命のやり取りをする場所なんです。
そのことを、どうか真剣に、真剣に考えてください。
みなさん、閣議決定で集団的自衛権を認めてもですよ、
この国の主人公は内閣と違いますよ。
国民ですよ。
みなさんですよ。
憲法をねじ曲げる権限が、たかが内閣にあるはずないじゃないですか。
安倍さんは第一回目の時、病気で辞めましたよね。
体調不良や病気という個人のアクシデントでつぶれるのが内閣ですよ。
そんなところで勝手に決めたら日本の国がガラリと変わる、そんなことできません。
これからが正念場です。
だから一緒に考えてください。
一緒に反対してください。
選挙の時は、集団的自衛権に反対している政党に投票してください。
まだまだ勝負はこれからです。
戦後69年も続いた平和を、崩されてたまるもんですか。
しっかりと考えてくださいね。
ありがとうございました。
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