http://www.asyura2.com/14/senkyo169/msg/117.html
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最初に私のコメント、次に記事本文を記載します。
[コメント]
■ 解釈改憲を否定する者たちは矛盾の塊 自衛隊も解釈改憲ででき上がった
反対派は自衛隊も否定するのか?
>よく知られているように、敗戦直後の吉田内閣は「自衛権の発動としての戦争も、また交戦権も放棄した」と憲法9条を字義どおりに解釈していました。ところが朝鮮戦争によって米国から再軍備を求められ、帝国陸海軍の残存部隊を再編して警察予備隊と海上警備隊を発足させます(これが現在の自衛隊です)。
>この重大な国家の岐路に世論は沸騰しましたが、日本政府は憲法を改正するのではなく、9条を維持したまま解釈改憲で強引に乗り切りました。「国家の自衛権は自然権なのだから、文面として明示されるまでもなく、9条が(個別)自衛権を前提にしているのは当然だ」というのです。これを「第一の解釈改憲」と呼びましょう。
上記の通り、自衛隊を核とする日本の今の国防システムは解釈改憲によってでき上がったわけです。
吉田茂内閣の時ですね。
つまり解釈改憲がダメだという反対派は、自衛隊も日米安保も、今の国防のしくみも否定することになります。
そんなことを言っているのは今や共産党ぐらいですから、大部分の国会議員は解釈改憲に賛成しているということになります。
当然、現在の自衛隊を核とした国防のしくみに賛成して上記大部分の国会議員を選んだ大多数の国民も解釈改憲に賛成していることになります。
■ 集団的自衛権反対派は 矛盾の塊の「烏合の衆」 片や過半数をはるかに超す国会議員が解釈改憲での集団的自衛権限定行使に賛成している
>このように反対派の実体は烏合の衆で、その根拠を突き詰めるとたちまち破綻・分裂してしまいます。
それではなぜ、彼らが一致団結しているように見えるのでしょうか。それは、「安倍政権が嫌いだ」という感情的な反発だけは強く共有されているからなのでしょう。
記事本文に詳しく説明されている通り、反対派は相反する主張にまみれた「烏合の衆」なのです。
多くの国民は冷静な思考能力を持っており、こういった「烏合の衆」よりははるかにレベルが高い。
従って、今は知識・理解不足と左派マスコミの誤誘導で反対している国民も、集団的自衛権と解釈改憲についてきちんと理解をすれば賛成に回るということになります。
過半数をはるかに超える国会議員が賛成しているように‥。
(自民、公明、維新、石原新党、みんなの党のほとんどが賛成。民主の一部も賛成。)
[記事本文]
集団的自衛権の行使が閣議決定で容認され、リベラルなメディアは「立憲主義を破壊する暴挙」と大々的に報じていますが、国民の大半は無関心で、首相官邸を取り囲むデモの熱気も福島第一原発事故を受けた反原発運動のピーク時とは比べ物になりません。
盛り上がりに欠ける理由のひとつは、反対派の理屈がわかりにくいからでしょう。
安倍政権を批判するひとたちの主張は、大きくふたつに分けられます。
(1)集団的自衛権の行使にも、解釈改憲にも反対する
(2)集団的自衛権の行使は容認するが、解釈改憲には反対する
(1)は典型的な平和主義ですが、(2)は「憲法を改正して軍の存在と国家の自衛権を明記すべし」という立場ですから、“戦後民主主義”的な護憲リベラルとは真っ向から対立します。しかしそうなると反対派が分裂してしまうので、憲法改正の是非をあいまいにしたまま解釈改憲を批判するという戦術をとらざるをえません。しかしこれでは、誰がなにに反対しているのかがわからなくなってしまいます。
さらにややこしいのは、平和主義のなかにもふたつの異なる立場があることです。
(3)国家に自衛の権利があるのは当然だから、自衛隊と個別自衛権は認める
(4)日本国憲法9条には「戦力を保持しない」と書かれているのだから、自衛隊は違憲である
この両者も折り合うことはできませんから、反対派を結集するには個別自衛権をめぐる論争も封印しなくてはなりません。その結果、反対派の論理はますます空洞化してしまうのです。
こうして「解釈改憲は憲法を破壊する」と声を張りあげることになるのですが、ここでもやっかいな問題が待ち構えています。
よく知られているように、敗戦直後の吉田内閣は「自衛権の発動としての戦争も、また交戦権も放棄した」と憲法9条を字義どおりに解釈していました。ところが朝鮮戦争によって米国から再軍備を求められ、帝国陸海軍の残存部隊を再編して警察予備隊と海上警備隊を発足させます(これが現在の自衛隊です)。
この重大な国家の岐路に世論は沸騰しましたが、日本政府は憲法を改正するのではなく、9条を維持したまま解釈改憲で強引に乗り切りました。「国家の自衛権は自然権なのだから、文面として明示されるまでもなく、9条が(個別)自衛権を前提にしているのは当然だ」というのです。これを「第一の解釈改憲」と呼びましょう。
(4)の絶対平和主義は、第一の解釈改憲も(今回の)第二の解釈改憲も認めないのですから、それなりに筋は通っています。ところが(3)の現実的な平和主義では、第一の解釈改憲は容認し、第二の解釈改憲には反対することになってしまいます。ふつうに考えれば、憲法解釈が根底から変えられたのは自衛隊創設の方ですから、こちらを認めるのなら自衛権が「個別」か「集団的」かは些末なことでしょう。
このように反対派の実体は烏合の衆で、その根拠を突き詰めるとたちまち破綻・分裂してしまいます。
それではなぜ、彼らが一致団結しているように見えるのでしょうか。それは、「安倍政権が嫌いだ」という感情的な反発だけは強く共有されているからなのでしょう。
http://www.huffingtonpost.jp/akira-tachibana/self-defense_b_5607980.html
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