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国会はサボって地元でお詫び行脚という「渡辺喜美」みんなの党前代表は歳費を返せ!〈週刊新潮〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140724-00010003-shincho-pol
「週刊新潮」2014年7月24日増大号「ワイド特集 『渦中の人』の『火中の栗』」より
職務怠慢以外のなにものでもない。本誌が、DHCの吉田嘉明会長からの8億円借り入れ問題を報じて以降、みんなの党の渡辺喜美前代表(62)は国会をサボって、本会議はすべて欠席。表向き、体調不良を理由にしているが、その一方で、地元ではお詫び行脚を続けているという。“政治と力ネ”にまつわる疑惑を招いておきながら、今度は歳費ドロボーなのだ。
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あらためて言うまでもなく、国会議員の本分は本会議に出席し、議案の審議と賛否を表明すること。しかし、渡辺前代表は、その責務を完全に放棄している。
「8億円の借り入れ問題が明るみに出た3月28日から一切、国会に顔を見せなくなりました」
と解説するのは、政治部デスクだ。
「もともと、渡辺さんは本会議を蔑ろにする政治家を批判していた。地元・栃木の国会議員が国会会期中、農協の総会などに参加するために地元入りすると、面と向かって責め立てていました。ですが、6月22日に閉幕した今国会で、渡辺さんは34回の本会議のうち、最初の11回しか出席していません」
出席率は、3分の1にも満たなかった。
■“風評被害”
その代わり、熱心に励んでいるのが、地元でのお詫び行脚だという。
後援会幹部が明かす。
「5月の初めくらいから、個別に後援者の自宅などをまわって頭を下げています。時には、大勢が集まる場所にも足を運んでいる。6月30日に、那須塩原市の副市長が古巣の総務省に戻るにあたって送別会が開かれたのですが、渡辺さんはそこで、市長など約50人の参加者を前に、“やましいことは一切していません”と話していました」
さらに、7月12日、“渡辺喜美議員会”のメンバーだった元那須塩原市議の叙勲祝賀会にも出向いている。
出席者の話。
「来賓挨拶に立つと、安倍総理と自分を重ね合わせるようなスピーチをしていました。その中味は、“安倍総理は、第1次政権を難病によって投げ出さざるを得なかったけど、世間はそのことを知らず、だらしがないと批判した。どん底に落ちた人の気持ちがわかる”というものでした」
同じどん底でも、落ちた理由は月とスッポンほど違うのだが……。おまけに、自己弁護も怠らなかった。
「あちこちから“大変でしたね”と声をかけられると、“悪いことは何もしていないのに風評被害だよ”と悪びれる様子もなく答えていた。世間を騒がせたことに謝罪しても、なんら反省などしていないのです」(同)
要するに、次の選挙でも議員の立場を維持したいがために、国会そっちのけでお詫び行脚をしているに過ぎないのだ。
今後、8億円借り入れ問題はどうなるのか。
すでに、市民団体などから政治資金規正法や公選法に違反しているとして東京地検特捜部に刑事告発されているが、加えて、脱税の疑いも持ち上がっているという。
税理士の浦野広明氏によれば、
「8億円のうち、喜美さんは5億円をまゆみ夫人の口座に振り込んだことが明らかになっています。まゆみ夫人はその一部を自由に使っていましたし、この5億円は税務当局からまゆみ夫人への贈与と認定されるのではないでしょうか。逆に、吉田会長に返済するときには、まゆみ夫人から喜美さんに5億円が渡されている。これは、喜美さんへの贈与と見なされます。すなわち、贈与税をダブルで逃れていたことになるのです」
当分、「渦中の人」から抜け出せない。
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