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2014-07-24 09:59:40
防衛省は、悪名高い米軍オスプレイを佐賀空港(佐賀県)へ配備する準備を具体的に始めました。武田良太・防衛副大臣に一昨日7月22日、古川康・佐賀県知事を訪ねさせ、まず自衛隊が導入するオスプレイの配備を正式に要請。その上であえて、「米海兵隊に佐賀空港を利用させることも政府としては視野に入っている」と、付け加えました。
実は、こちらが主たる狙いであることは明々白々です。
11月の沖縄知事選は、安倍という男にとっては何が何でも勝たねばならない最重要案件の一つです。もしも、ここで負けて、辺野古基地反対を公約する翁長雄志氏が当選すると、オバマ大統領に約束した普天間基地の辺野古への移転がほとんど不可能になります。
あれだけ堅い約束をオバマ氏にしておきながら、それが果せなかったときの反動はどうでしょう。おそらく長期政権どころか、早々の退陣も余儀なくされそうです。
米海兵隊の佐賀空港への移転は、今後さまざまな曲折があるとはいえ、実現すればアメリカのための日本列島の不沈空母化がまた一つ現実のものとなるわけです。
京都では、情報取集のための重要施設として、京丹後市の経ケ岬に弾道ミサイル追尾レーダー、Xバンドの建設工事が急ピッチで進められています。この施設は年内にも運用が開始される運びで、日本にある米軍施設はこれで14都道府県に設置ずみとなります。
東京にもれっきとした米軍基地があります。そして、日本の首都の空がアメリカ軍の管制下にあり、日本の航空機は不自由な飛び方しかできないのはよく知られた事実です。
中曽根・元首相がかつて首相在任時代に、アメリカへの約束した「日本列島の不沈空母化」が着々と果たされつつあるといえます。
安倍自民党政権は、「普天間基地の県外移設は無理」と主張し、辺野古移設にこだわってきました。それが、ここへきて佐賀という県外への移設方針に切り替えました。仲井間知事に、5年以内の普天間の負担軽減を約束、11月には沖縄県知事選があるため、何らかのアリバイを作っておく必要もあったのです。
佐賀へのオスプレイ移転については、アメリカ側はすでに「否定」ずみです。それでも安倍という男はお構いなく事を進めるあつかましさ。たとえ実現できなくても、「努力した」という名分さえたてばいいです。すべてがいい加減な、無責任男です。
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