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黒幕は菅義偉官房長官/(C)日刊ゲンダイ
嵐・桜井翔の“官僚パパ” 出世レース敗北は息子のせい!?
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/152046/1
2014年7月23日 日刊ゲンダイ
一般になじみがない霞が関の人事が今夏はいつになく注目されていた。人気グループ「嵐」の桜井翔の父親・桜井俊総務審議官(60)が、総務省の次期事務次官の大本命といわれていたからだ。
桜井氏は東大法学部卒業後、77年に旧郵政省入省。総務省総合基盤局長時代はテレビの地デジ化を指揮した。
「桜井氏が入省した77年組は“10年に1度の逸材揃い”といわれ、入省当初から将来の次官候補と目されてきた。自民党の佐田玄一郎・元規制改革担当相が高校の同級生だったり、政界にも顔がきく。今夏の人事で総務省トップになるのは既定路線のはずでした」(総務省関係者)
ところが、18日発表された人事で、実際に事務次官を拝命したのは桜井パパではなく、76年に自治省に入省した大石利雄・消防庁長官(61)。岡崎浩巳前次官(61)も76年組で消防庁長官からの横滑りである。
「今回の人事は何から何まで異例です。総務省は旧自治省と旧郵政省のたすき掛け人事で次官を出してきた。順番からいえば、今回は郵政省出身の桜井氏でした。自治省出身者の“上がりポスト”の消防庁長官が2代連続で総務次官に返り咲く人事も通常はあり得ない。しかも2人は同期です。掟破りの人事に省内には緊張感が漂っています」(関係者)
今回の人事の“黒幕”は菅官房長官といわれている。
岡崎前次官は、自治大臣だった故梶山静六に秘書官として仕えた。今でも梶山を「政治の師」とあおぐ菅は、岡崎ともツーカーの仲。去年の人事で岡崎を外局トップから総務省に戻し、大本命だった大石を消防庁に出した。で、今回は大石を1年遅れで次官にした格好。結果、桜井パパがトバッチリを受けたことになる。
もっとも、桜井パパが敗れたのは、ほかの理由もありそうだ。
「長男の翔は日テレ系の『NEWS ZERO』でキャスターを務めています。妹も日テレの社員。“電波行政との癒着”の声が上がるのを総務省が警戒したのかもしれません。ただでさえ安倍官邸はNHKとの関係で批判を浴びている。余計な気苦労はしたくないでしょう」(前出の総務省関係者)
とはいえ、桜井パパは総務審議官ポストに残り、首の皮一枚つながった。来年も可能性は残されている。
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