http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/821.html
Tweet |
岩手県議会6月定例会の本会議で、壇上で答弁する達増知事(中央)
打倒小沢王国、自民暗闘 来夏の岩手知事選
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201407/20140722_31006.html
2014年07月22日 河北新報
来年夏にも予定される岩手県知事選に向け、水面下の駆け引きがうごめき始めた。現職の達増拓也氏(50)は沈黙を守るが、3選立候補が取り沙汰される。民主党政権下だった前回知事選(2011年)から政治状況は激変。達増氏が師事する生活の党の小沢一郎代表(衆院岩手4区)に煮え湯を飲まされ続けてきた自民党は、対抗戦略を探る。主導権争いは緊迫した神経戦になりそうだ。(盛岡総局・山形聡子、斉藤隼人)
<「単独では駄目」>
「(達増氏が立候補した場合)自民単独では勝てない。ある程度知名度があって、他会派も応援に乗れるような人物でなければ駄目だ」。自民党県連の幹部は知事選を展望してこう言い切る。
岩手の自民党は長年、「小沢王国」に圧倒されてきた歴史がある。
衆院選で自民党が岩手の4選挙区で議席を獲得できたのは2000年、03年、05年、12年の岩手2区だけ。参院選岩手選挙区では過去5回、民主党や無所属候補に全く歯が立たなかった。
<心もとない党勢>
岩手県議会では最大会派を持つが、わずか12人の小所帯。知事選に向けて主戦論をぶち上げるには、党勢が心もとない。それでも、関係者は一つの活路を口にする。理想の陣立てが1月にあった花巻市長選の構図だ。
県議会で自民と連携する局面が多い第2会派いわて県民クラブや社民と共闘し、無名の新人を手厚く支援。県政与党の生活関係者が支えた現職を大差で破った。県民クは民主党離党者と「地域政党いわて」の議員らがメンバーだ。
前回知事選も「いわて」出身の候補を自民と社民の一部県議が支えたが、達増氏の圧倒的な知名度に惨敗。その反省を込め、自民などには「年内に候補の人選を固めたい」との思いが強い。
<県議選へ影響も>
ただ、社民党県連幹部は「自民とは集団的自衛権などで政策が違う。県連として手は組めない」と言い、「花巻型共闘」への流れは不透明だ。
さらに知事も県議会も任期満了は同じ来年9月10日。県民クの県議は「早めに知事選戦略を組み立てないと、県議選に影響する」と懸念を示す。
達増氏は3選を目指すかどうか「白紙」と語るが、師匠の小沢氏は「立候補してくれると思っている」と発言。生活系県議は「あとは本人の決断次第」と話す。
立候補が確実視されつつある達増氏と、「各党が推せる統一候補」を模索する県政野党系。互いの出方をうかがうように、腹の探り合いが続いている。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK168掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。