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「集団的自衛権には、相手がいる。米国と「敵国」だ。この両国との関係で戦況は動くのである。:兵頭正俊氏」
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2014/7/21 晴耕雨読
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日本の軍歌は、死ぬことを美しいといい、褒めたたえるものが多い。
片道切符のカミカゼ特攻隊、そして人間魚雷と、戦術も死に繋がっている。
ここから異様な攻撃精神が生まれてくる。
死をバネにした攻撃精神だが、これに憑依された若者は哀れである。
支配層は金儲けで戦争をやっているからである。
太平洋戦争中に、もっと米国を叩け、といっていた知識人にも、いくら叩いても米国は参らぬ、とわかっていた人たちはいた。
ただ、それをいうと、逮捕されるので、もっと叩け、というしかない。
これがきわめて良心的な知識人の態度だった。
これだと、ほんとうに降伏できなくなる。
敗戦の前年にもなると、前線から帰ってきた兵士の話で、第一線では食べるものがなくなって人肉を食っている、という話が、床屋で出てき始めた。
『野火』の世界である。
ただ、撃たれて死んだ兵士の体には毒が入っている(弾を通じて)ということになって、生きた兵士を殺して食っていたということだ。
学徒動員で、子供を工場で働かせる。
これの暗愚な本質がおわかりだろうか。
子供たちは、この国の支配層の命令で、工場で働いていた。
米機は必ず工場を爆撃する。
したがって子供たちが、生きた的になって大勢死んだのである。
原爆が落とされた土地の工場でも、多くの子供たちが工場で死んでいる。
カミカゼというと、何か精神論のように考えがちである。
とんでもない、小磯首相はいざとなったらカミカゼを吹かせようと神社に参っていた。
大真面目に神社に祈願していたのである。
これが日本政治の民度なのだ。
米国に勝てる筈がない。
竹槍訓練も精神論ではない。
大真面目で突かせるつもりだったのだ。
太平洋戦争の反省のひとつに、日本が相手の立場を考えなかった、というのがある。
その反省は生かされなかった、今も、集団的自衛権で、安倍晋三も山口那津男も、自分の考えばかりいう。
そんな戦争などない。
集団的自衛権には、相手がいる。
米国と「敵国」だ。
この両国との関係で戦況は動くのである。
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