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【速報】東京地裁が森ゆうこ前参院議員の訴えを棄却、ブロガー相手に手痛い敗訴
http://www.sakurafinancialnews.com/news/9999/20140717_6
2014年07月18日 13:22 JST 【7月18日、さくらフィナンシャルニュース=東京】
前参院議員の森ゆうこ氏が、ブロガーで、『最高裁の罠』(K&Kプレス)の著者である志岐武彦氏に対して、500万円の金銭支払いと言論活動の一部禁止を求めていた名誉毀損裁判の判決が、18日の午後、東京地裁で言い渡された。民事第16部の土田昭彦裁判長(第39期)は、森氏の請求を棄却する判決を下した。
本ウエブサイトでも繰り返し報じてきたように、この裁判の発端は、第5東京検察審査会が起訴議決により小沢一郎議員を法廷に立たせたことである。起訴議決の日と、小沢氏が立候補していた民主党代表戦の投票日(2009年9月14日)が重なったために、小沢氏の支援者らが疑念を抱き、起訴決議を行った東京第5検察審査会の調査に乗り出した。その疑惑解明の先陣を切ったのが森議員と志岐氏だった。
志岐氏は情報公開制度を利用し、最高裁事務総局などから多量の内部資料を入手。森氏や市民オンブズマンのメンバーと資料を共有しながら、小沢事件の真相を調査した。
当初、調査は順調に進み森議員が国会で最高裁を追及するまでになったが、小沢裁判の判決が近づくにつれ、事件の評価をめぐる両氏の対立が表面化した。森氏は、検察の策略を主張し、志岐氏は最高裁事務総局の策略を主張した。「論争」は、エスカレートして、両氏はブログ上でも火花を散らした。そして昨年10月、ついに森氏が志岐氏を名誉毀損で提訴するに至ったのである。
この裁判の傍聴者のひとりが言う。
「裁判の勝負はつきましたが、訴因となった最高裁事務総局の闇は、まだ十分に解明されていません。だれが検察の捏造報告書を外部へ持ち出して、何が目的で週刊朝日などにリークしたのかという点の解明も残っています。裁判の勝敗よりも、むしろこちらの方が本質的な問題ではないでしょうか」
事件番号は、東京地裁・平成25年(ワ)第25973号。【了】
黒薮哲哉(くろやぶてつや)/フリーランス・ライター、ジャーナリスト
1958年兵庫県生まれ。会社勤務を経て1997年からフリーランス・ライター。「海外進出」で第7回ノンフィクション朝日ジャーナル大賞・「旅・異文化テーマ賞」を受賞。「ある新聞奨学生の死」で第3回週刊金曜日ルポ大賞「報告文学賞」を受賞。『新聞ジャーナリズムの正義を問う』(リム出版新社)で、JLNAブロンズ賞受賞。取材分野は、メディア、電磁波公害、ラテンアメリカの社会変革、教育問題など。著書多数。個人サイトに「MEDIA KOKUSYO」(http://www.kokusyo.jp)がある。
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