http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/644.html
Tweet |
http://31634308.at.webry.info/201407/article_15.html
2014/07/17 22:35
九州の川内原発の再稼働が、秋になされると報道されている。
しかし、実に奇妙な原子力規制委員会の再開の言いぐさである。
原子力規制委員会の田中委員長は、「安全だとは私は言わない」と抜かす。福島原発と同じ轍を踏まないため、世界で最も厳しい基準を作って審査したのではないのか?基準に適合しているから再稼働を認めるが、その原発が「安全だとは言わない」と嘯く。一体、どういう訳か?政府も再稼働せよという政治判断はしないという。
これを決めるのは会社と自治体という。ふざけるなと言いたい。
川内原発:田中規制委員長「安全だとは私は言わない」
http://mainichi.jp/select/news/20140717k0000m040063000c.html
原子力規制委員会は16日、九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)について、「新規制基準に適合している」とする審査書案を定例会で了承した。今後、30日間の意見公募などを経て審査書を決定する。川内1、2号機は、東京電力福島第1原発事故の教訓を踏まえ、安全対策を強化した新規制基準をクリアする初の原発となる。地元同意手続きや設備の使用前検査なども必要となるため、再稼働は10月以降になる見通しだ。
ただ、規制委は「基準に適合しているかどうかを審査するだけで、稼働させるかどうかには関与しない」との姿勢を崩さず、政府も「稼働させる政治判断はしない」との立場だ。実質的に再稼働の判断は電力会社と立地自治体に委ねられ、国策でもある原発が、国の責任があいまいなまま稼働する可能性もある。
現在、川内1、2号機を含め、12原発19基が規制委の安全審査を受けている。事実上の「合格」第1号が出たことについて、田中俊一委員長は「基準への適合は審査したが、安全だとは私は言わない。これがゴールではないので、(九電は)努力していく必要がある」と述べた。
政府は、世界一厳しい基準だから、再稼働をすることを決めたのだろう。この無責任体質が原発事故を起こした。このブログで何回も書いているが、これだけの原発事故を起こして、誰一人刑事責任を取らない無責任体制だから事故が起こる。
政治家トップ、関係官僚、経営者、自治体の責任者も事故に責任を負っている。経営者も、事故っても何のお咎めがないのなら、目先の利益を優先して再開するだろう。原子力規制委員会も「安全だとは言わない」とは何事か?これもアリバイ作りである。自治体が判断するなら、新潟県知事のように、はっきりと物申さなければならない。一体、司法は何をしているのか?
大飯原発の裁判では、再稼働はNOと示した。この川内原発もこのような超無責任体制では、司法がNOと言わなければ、原爆を含めて、いよいよ3度目の正直の核被害を受けて、日本は沈む。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK168掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。