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どの口が言うか/(C)日刊ゲンダイ
舛添知事も公金で返済 国会議員は号泣県議を批判できない
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/151895
2014年7月16日 日刊ゲンダイ
「異常な使い方だと思いますね」――。
「号泣県議」の政務活動費のデタラメ支出を取り上げた5日の民放番組で、出演した舛添要一都知事は、こう憤慨していた。眉間にシワを寄せ、まるで「論外だ」と言わんばかりの口調だったが、この男に「号泣県議」を批判する資格は全くない。
国会議員時代、代表代行を務めた「新党改革」が銀行から借りた2億5000万円をコッソリと「公金」で返済していた“前科”があるからだ。
この時、舛添が返済資金の一部に使ったのが「立法事務費」だった。
「国会議員の立法に関する調査研究に資するため」として、各会派の所属議員1人につき月65万円が支給されている。いわば、国会議員の「政務活動費」だ。政務活動費と同様、使途の対象が「調査研究」と幅広く、領収書の公表義務もない。そのため、以前からデタラメな支出に対する批判が後を絶たない。
■「報告・公開」の義務が一切ない「文通費」
さらに、何といっても「ムダ金の象徴」とされるのが、国会議員の「文書通信交通滞在費(文通費)」だ。議員1人に月100万円(年間1200万円)支給されているが、「報告・公開」の義務は一切ナシ。大企業の部長年収にほぼ匹敵する公金を好き勝手に使えるのだからメチャクチャだ。
案の定、昨年1月には、参院議員を2期12年務めた内藤正光・元総務副大臣が、議員在職中に受け取った計約1億4000万円の文通費のうち、約1億円を海外投資に使っていたことが発覚した。国民が納めた血税が海外投資マネーに流れていたのだ。こんな「掴みガネ」が衆参両院で年間計90億円近く支給されているのだから、フザケた話だ。
政治アナリストの伊藤惇夫氏はこう言う。
「国会議員には議員宿舎があり、交通費として『特殊乗車券等購入費』も支給されている。つまり、文書通信交通滞在費は本来、必要ないのです。文書通信交通滞在費は政活費以上にいい加減なものなのです」
閣僚らは「号泣県議」をそろって批判していたが、まずは自身の「立法事務費」「文通費」の使途をすべて公開してから言ってもらいたい。
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