その中で印象的だったのは、投票理由は何？という設問に、「景気、雇用」との回答が一番多かったことだ。

自民党候補への投票者は、半分近くが「景気、雇用」。集団的自衛権や原発は、ごく少数しかなかった。

三日月候補への投票者では、「景気、雇用」のほかに、「社会福祉」がやや多かったものの、集団的自衛権や原発は、やはりほんのわずかしかなかった。

この結果は何を意味しているのか？

地方の首長選挙という性格を差し引くとしても、国民は、アベノミクスのインチキをまったく理解していないか、理解しても目をつぶっているということだ。

官僚と一体化した自民党に付いてゆけば、そのうち自分の身にも、なにかいいことがあるのではないか、という淡い期待があり、その期待を補強するのが、新聞テレビという構図が、あらためて浮き彫りになった。

さすがに、賃金や物価、年金のような、自分の肌身で感じることが、なにかおかしいと気がついた人たちが、三日月候補に投票した、というのが本当のところではないか。

決して、集団的自衛権や原発に、多くの人が関心を示したからではない。データは思い込みなしに読まねばならない。

結局、たとえ戦争が始まっても、自分は自衛隊と関係ないから、別にいいんじゃないか、全体のためには、少々の犠牲はしかたない、経済のためには、原発は必要だという、モラルの欠けた思考停止は、依然、国民のあいだに根強くある。

たしかに、世界情勢や国政、経済に深く思いを巡らす人たちも、少しずつ増えてはいるのだろうが、ほとんどのひとたちは、自分のまわりのごく些細な日常の中だけで生きている。

安倍政権が否定されたなどと、手放しで楽観してはならない。

事前調査からも予想はできたが、無党派はもちろん、自民党支持者すらまとめられなかったのは痛かったな

嘉田が降りたのが一番の勝因だろうが、もし共産党が出てなければ、さらに勝ちは固かったろう

金鵄輝く日本に生まれ安倍様のまつりごとのお情けをいただく。
われら臣民ただただ恐懼して喜ぶのみ。
今回の選挙はあくまで痴呆選挙ですから中央の政治には関係ない。
安倍閣下へのわれら臣民の信頼は些かも揺るぎません。

ムサシ、公明党の不法投票があったのでないか？
集団的自衛権は、戦争国家への一里塚、絶対に許してはいけない。
平和憲法を、踏みにじっている。安倍政権は退陣ささないといけない。

今から集団的自衛権；違憲判決が出てくること、確信している。

この記事の投稿者もおかしいねえ、脱原発を選択してくれた有権者に有難うなどと、言う必要はない。そもそも支持者に対し有権者は支持を与えているのではない。反原発そのものが、そもそも有権者の意志なのであって、反原発支持グループを支持する為に候補者を選択したものでは無い。

そこまでいけばこの流れは全国的なものとなる。自民党もう挽回はできない。

そして、次の選挙で我々が手を抜くことが果たしてあるだろうか？

工作員たちよ、阿修羅の言論さえ封じ込めないようでは、選挙に勝てないぞ。
さあどうする？

開票中に自公候補の負けが情報として入っていた可能性はないんでしょうか？
そもそも、その地元民放の分析自体が信用に値するものなんでしょうか？！

正しく分析通りなら、負けたにも関わらず、今後も民意無視で官房長官・菅の「政策への影響全くなし」発言が活きて、右へ右へと遠慮なく突き進めますね。

私にはＮＨＫはじめローカル含めた民放各局も「政府が右と言ったら左と言えない空気が存在しているな」と感じます。