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「現在の一番の問題は、国民が「まさか戦争にはなるまい」と楽観視していることだ:兵頭正俊氏」
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2014/7/14 晴耕雨読
https://twitter.com/hyodo_masatoshi
右翼が教育に口出しし始めたら、国は相当に危険である。
現在では大阪の橋下徹がしきりに教育に介入している。
橋下徹のイデオロギーの特徴は、知識や文化を侮辱していることだ。
特徴の第二は、自信家であることだ。
この自信は、知識や文化に対する無知から来ている。
現在の一番の問題は、国民が「まさか戦争にはなるまい」と楽観視していることだ。
集団的自衛権の行使容認についても、世界と日本とでは危機感が逆転している。
世界の方が危機感が高いのだ。
これは日本国民の政治的民度の低さに由来する。
太平洋戦争中も、米国の厭戦モードを期待する論調が存在した。
太平洋戦争敗戦の1年前になると、日本は食糧不足に陥っている。
次の戦争ではもっと早く食糧は底をつくだろう。
世界の政治家・軍人の共通した見解は、日本の現在の食糧自給率で、大国同士の戦争は不可能だということである。
もちろん戦争になれば食糧輸入もできなくなる。
太平洋戦争の戦前・戦中に日本を支配していたのは軍部と官僚である。
この両者とも金に非常に貪欲だった。
国民に耐乏生活を強いながら、軍部と官僚の懐は、アジア各地から集めた金、銀、ダイヤモンド、それに国民から調達した財宝でうなっていた。
GHQの将校は「日本はあと8年は戦えた」と驚いた。
敗戦から、日本人は変わっていない。
戦時中も東京から疎開するものが非国民といわれた時期があった。
現在も福島から移住するものは非国民といわれる。
論理的・合理的に結論をださねばならないときに、情緒論や感情論が幅を利かすのである。
安倍晋三が使ったパネルの嘘も、感情に訴えていた。
敗戦が近くなると、徴用の年齢が拡大された。
12〜60歳までである。
20〜30歳ではない。
とにかく総動員になってゆくわけだ。
現在は、少子高齢化である。
弾が足りない。
最初から拡大される可能性が高い。
先を見て、全体を見て、戦争には反対することだ。
自分は大丈夫、などと思わないことだ。
捕虜を虐待すると、欧米では人権問題になった。
しかし、日本では捕虜の虐待は日常茶飯事であった。
捕虜という概念が、恥ずべき境遇を現していたこともある。
ここで、すでに日本は負けていたのである。
文化が負けていたのだ。
捕虜を恥とする文化が、勝てる筈がない。
それは敗北の文化である。
これから犬HKが、「西郷隆盛」や「宮本武蔵」、それに「忠臣蔵」をテーマに扱ってゆくだろう。
戦時中もそうだったのである。
先の大戦では、国全体が、日清、日露よりも暗愚になり、極端になっていった。
「仇討ち貯金」なるものまで行われた。
これからどれほどバカげた政策が出てくるかわからない。
太平洋戦争時、東条首相に直言する者は、帰りに憲兵に虐待された。
今は安倍晋三の周りはオトモダチばかりである。
マスメディアまでがオトモダチになっている。
国が滅びる環境はこうなのである。
トップにおバカが立ち、批判を許さないのだ。
犬HKは今や「広報」から「広告」に成り下がっている。
太平洋戦争で、大都市での疎開を途中から奨励し始めたのは、もし空爆でもあれば、食糧暴動の危険性が出てきたからだ。
全国で食糧が尽きてしまった。
もし今の日本で戦争があれば、もっと早く食糧は尽きるだろう。
安倍晋三も山口那津男も、戦時の食糧問題など何も考えていないのである。
敗戦の前年の3月、信州の農家に対して、4月までの食糧を残して全部出せの命令。
野菜は、大根半分を、4人家族で2日食いつなぐ。
これが戦争だ。
食べ物がなくて、腹を空かした国が、戦争などできる筈がない。
しかし軍部と官僚は、この戦争で、後でGHQが驚くほどの金儲けに励み、貯め込んでいた。
太平洋戦争時、食糧が底をつき、国内では飢餓状態になっていた。
ところが樺太などで有り余っているニシンなどに、お上は規制をかけていた。
これが日本の官僚である。
飢餓の現実よりも、規則や形式が優先するのだ。
これはそのまま現在に生きて持ち越されている。
その中心に、昔も今も東大がいる。
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