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http://mewrun7.exblog.jp/22197849/
2014-07-13 19:58
昨日、NHKが視聴者の意見をきく会合が行なわれ、視聴者から百田尚樹氏らの経営委員の極端な発言やニュースの偏向報道に関して苦言が呈されたという。(・・)
『NHK経営委員会が視聴者から意見を直接聞く「視聴者のみなさまと語る会」が12日、北海道室蘭市の室蘭放送局で開かれた。
浜田健一郎委員長(ANA総合研究所会長)と委員2人が出席。参加した視聴者26人からは、講演会などでの発言をめぐり経営委で再三議論になっている百田(ひゃくた)尚樹委員について、「個人的発言ではすまされない」との声が上がった。また、「籾井(もみい)勝人会長の就任以来、ニュースの扱い方が偏っている」との意見も出された。(読売新聞14年7月13日)』
安倍政権になってから、NHKは完全に安倍首相&超保守仲間(経済界+α、関連団体を含む)の傘下にはいってしまったような感じがある。(@@)
安倍内閣は、安倍氏と同じ超保守思想を持ち、安倍氏の総裁(&首相)復帰を応援していた就任百田尚樹氏、長谷川三千子氏などをNHKの経営委員に任命。
さらに、NHK会長に、こちらも同じ思想を持つ籾井勝人氏を任命。その籾井会長が、自分に近い人を理事に起用するという形で、どんどんとNHK支配を進めているのである。(-_-;)
* * * * *
先週も、安倍官邸が、集団的自衛権の行使の解釈改憲に関するNHKの番組に関してクレームをつけた(恫喝した?)と報じたフライデーの記事を取り上げたのだけど・・・。
<3日の「クローズアップ現代」に菅官房長官が出演。国谷キャスターが「解釈改憲」の内容や問題点について次々と質問を浴びせたため、官邸がNHKを恫喝。籾井会長らが平身低頭で謝罪、キャスターが責任を感じて泣いたという内容の記事。
(関連記事・『安倍官邸がNHKを恫喝?&ミヤネ屋で集自権の話題をカット〜メディア統制への懸念http://mewrun7.exblog.jp/22191146/』)
新潮社の「Foresight」によれば、籾井会長は頻繁に菅官房長官と連絡をとっており「NHKは官邸の出先機関だからな!」とまで言っているという。(~_~;)
『「国会で追及されていた前後も含め、籾井会長には頻繁に菅氏から携帯で連絡が来ています。というか、会長自身がそれを自慢げに吹聴しているんです。これ見よがしに大声で“また菅ちゃんからだよ”ってね」(NHK幹部)
しかも甚だしきは、あろうことか、「ま、NHKは官邸の出先機関だからな!」とまで言い放っているというのだ。(Foresight 14年5月29日・コチラ)』
もしこれが本当だとしたなら、官邸側が3日の番組に関して、「クレームをつけた&籾井会長が謝罪した」という話も「やっぱね」ということになる。^^;
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籾井氏は、NHKの会長に就任した際の会見で、歴史認識問題に関して、安倍首相らと同様の超保守的な持論を展開したり、「政府が右と言ってるものを左と言うわけにはいかない」と発言したりして、しょっぱなから大ヒンシュクを買うことになったのだが・・・。
(関連記事・『NHK会長が、慰安婦問題で韓国批判。恣意的人事で、NHKが安倍カラーに染まる危険http://mewrun7.exblog.jp/21612945/』)
上のリンク記事にも書いたように、籾井氏は、もともと安倍氏らを含む超保守勢力の意向を具現化するために任命された会長ゆえ、本人は(言った場所&言い方はマズかったかも知れないけど?)決して間違ったことは言っていないと考えているだろうし。
4月の人事では、早速、あからさまだと思えるほどに、ごヒイキの人間を理事などに重用して、籾井体制(=安倍カラー体制)を築きつつある。(ーー゛)
(関連記事・『籾井がNHK支配に動く〜ごヒイキを人事で重用。放送、自治体の安倍カラー化阻止を。http://mewrun7.exblog.jp/21921450/』)
この4月の人事に関しても、Foresightが取り上げていたので、ここにアップしておきたい。
<報道局長も、見事に押さえられちゃったみたいなんだよね。(-_-;)>
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『批判の矛先となっているのが籾井勝人会長であり、4月に発足した新しい経営体制である。
さる4月22日の経営委員会で、新たな執行部の体制が承認された。すでに報じられているので詳細は省くが、最も象徴的なのは、任期切れだった板野裕爾理事が逆に専務理事に昇格し、さらに放送全般を統括する放送総局長と国際放送まで担当させたこと。板野氏は籾井氏が会長に就任するや理事の中で唯一、即座に忠誠を誓ったと言われる人物である。放送総局と国際放送の両方を同時に統括させるなど例がなく、まさに位人臣を極めた形だ。
そして同じく再任された福井敬氏に人事・労務を、新任の井上樹彦氏に経営企画を統括させた。板野氏を中心とするこの3名こそ、籾井体制の“腹心中の腹心”である。
が、より注目すべきは、この人事が承認された経営委員会でのやり取りだ。5月16日にようやく公開されたその議事録には、経営委員と籾井会長との激しい応酬が記されているのでご参照を。【日本放送協会第1212回経営委員会議事録】
結局、最終的にはこの理事人事は経営委員2名が同意しなかったものの、多数決で承認された。経営委員会は常に全会一致が原則であるから、これもまた異例中の異例である。
では、そこまで強引にコトを進められた籾井会長の自信、力の源泉は奈辺にあるかと言えば、無論、自らをNHK会長の椅子に座らせてくれた安倍晋三首相であり、実質的に差配した菅義偉官房長官である。経営企画を統括する井上氏は政治記者出身で、もともと菅氏と非常に近い。今回の理事昇格もそこがポイントだろうが、
「国会で追及されていた前後も含め、籾井会長には頻繁に菅氏から携帯で連絡が来ています。というか、会長自身がそれを自慢げに吹聴しているんです。これ見よがしに大声で“また菅ちゃんからだよ”ってね」(NHK幹部)
しかも甚だしきは、あろうことか、
「ま、NHKは官邸の出先機関だからな!」
とまで言い放っているというのだ。どうやら公共放送、報道機関としての意識の欠片も持ち合わせていないらしい。
ちなみに、そうやって腹心で固められた籾井体制に、逆にすり寄る幹部も少なくないという。その筆頭が荒木裕志報道局長と目されている。
荒木氏は、同じ政治部出身でなおかつ宏池会担当の先輩でもある石田研一専務理事に引き立てられ、昨年、報道局長に抜擢された。
が、いわば“親分”である石田氏は、今回の理事人事で専務理事こそ続投だったが、放送総局長の担当を剥奪された。事実上の“降格”である。当然、親亀こけたら子亀もの習いで、6月に予定されている幹部級人事では、就任わずか1年だが報道局長を更迭されると見られていた。それが、
「すでに続投が決まったようです。実は荒木氏は、籾井会長の腹心となった板野新専務理事と初任地が一緒ということで、もともと親しい。さては早くも親分を裏切ってすり寄ったな、と見られています」(NHKベテラン記者)(Foresight 14年5月29日)』
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安倍官邸が、どこまでNHKの番組をチェックしてにレームをつけているのかは、「???」だけど。
ただ、籾井氏の会長就任が安倍人事であることは明らかであるだけに、籾井氏に重用された幹部は、当然にして安倍官邸の存在を強く意識して、不利益のないようにと考えるようになるだろうし。
しかも、ここぞという時にクレームがつくことがあれば、もう「クレームがつかないようにしなくては」と、安倍内閣や自民党に都合の悪そうなor不利になりそうな報道内容や報道の仕方は避けるようにとりはからう可能性が大きい。^^;
<だから、安倍ー海江田のチグハグな党首討論は、大きく取り扱わず。(ニュース9なんて、9時半を過ぎてから、やっと取り上げたんだよね。^^;)集団的自衛権の行使の解釈改憲+αに抗議した人が焼身自殺をはかったというニュースには一切触れず。解釈改憲を行なった後、世論調査も行なっていない(orあえて結果を発表していない?)んだよね。(-"-)>
そして早く一般国民がこれに気づいて、しっかりと声を上げて行かないと、NHKはどんどんと安倍官邸の出先機関化して、日本がどんどんアブナくなっちゃうぞと、強く訴えたいmewなのだった。(@@)
THANKS
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