まさにファンタジーな国の面目そのものではあるが、その奥にあるのは一般に儒教的精神性と呼ばれるものに根ざす、親子撞着な「甘え」だ。
その隣国の「甘え」に対して親心（おやごころ）で対応したのが問題の官房長官談話だろう。
こうした表面には決して出ることのない、日韓の親子撞着関係が見えれば、話は簡単だ。

もとが親子撞着なファンタジーなのだから、そこで出た対応もファンタジー。
「（強制連行の）事実があった」という至極親心（おやごころ）な心情的対応。言い放った人物にしてみれば、たぶん当然なのだろう。

こうしたことは、かの国のファンタジーに付き合わされた結果だとも言えるが、
これに「オトシマエ」つけろと、どうにも収まらないのが山田氏だ。

まとめてコメントで失礼する。

>>03. 殿
>いや「昔の日本は清く正しい国だった」というほうがファンタジーだろ

「昔の日本は清く正しい‥」などと早合点されてもなんだが‥。（笑）
かつての日本、特に国家神道という人造の精神性に走った結末は、とても誉められたものではないのは指摘してきたこと。

そもそも、儒教の先輩を自認するらしい、かの隣国の精神性もファンタジー。
何度も呟いてきたが、儒教はこの東洋に太古からあった精神性を、抽象化し、文字化したものに過ぎない。
だからこそ、戦後生まれで、習ったこともない「儒教」的精神性が、この日本にあるのだ。戦後そうした精神性は否定されたにもかかわらず、だ。

著されたとき、イコール発祥だという安直さが、いわゆる「文献主義」の弊だ。
たかだか数百年の「儒教」受容ぐらいで、ここまで普遍的な精神性として広まってはいない。
もっとも、国旗にまでそうした思想をちりばめて国のシンボルとする国には、おそらく超えられない壁だろうが。

>>04. 殿
>文章もその内容も儒教文化の朝鮮人的な感性から発しているのだろうか．

（笑）
たぶん勘違いされているやに思うが、私は親「朝鮮」ではない。むしろ半島の愚かさを指摘しているだけだ。
（貴殿かどうかは別にして‥）儒教イコール朝鮮を真に受け、反韓に燃え上がってしまっている御方には、冷静に読んでいただきたいものだ。

>大極図は易経で　儒教でもとりあげられているが
>むしろ易経は東洋思想の古い根幹をなすもので　
>易経＝儒教というのは少々無理があるような気がするが
>それを言ったら　国旗にキリスト教のシンボルである十字を入れている国や
・・・

“易経＝儒教”と記した覚えはない。
儒教を含めた古代中国文化を概括して“そうした思想”と書いたまで。

それと、“そうした思想をちりばめて・・”、とは、そのひとつである太極図を国のシンボルとする国の意。この表現にはもう少し深い意味がある。それは一言で云うと、東洋の歪んだ精神性なのだが、それを書くと長くなるので、端折ったまでのこと。
ご指摘の「キリスト教のシンボルである十字」等々の比喩は、おそらくあたらない。

太極図を国のシンボルに置く、そこにみえるのは、中華思想由来の、高度に符牒化されたものを尊ぶ偏った精神性と、その正統性・優位性を守らんとする歪んだ攻撃性。そうした病理とも言うべきものが幾重にも重なった姿だ。それをして超えられない壁と評した。

越えられない壁と例えたのは、更にその古代中国の思想の誕生そのものに由来する、たいへん根深いものでもあるし、日本との関係性にも由来する。
だが、それらを記すとまたまた長くなる。
お望みなら記しても良いが、おそらく誰も読まないだろうから、ここでは止めておく。