http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/407.html
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外交は詰まるところ内政だから、いったんこじれてしまうと、国民感情を気にしながらの微妙な舵取りになるため、どの当事国も、軌道修正が思うようにできない。
安倍氏が首相になった背景として中国側の就任要請もあり、安倍政権発足後、水面下では関係改善に向けた動きが続いている。
そして、今年3月、その総仕上げがなされたと見ている。
教科書検定という“裏口”を使った方法だが、安倍政権は、尖閣諸島(中国が領有権を主張していること)と南京虐殺(実際にあったと認めること)で中国の言い分を認める動きに出た。
中国の意向で都知事を辞めざるを得なかった石原慎太郎氏も、3月に行われた日本外国特派員協会の講演で、12年の尖閣諸島の国有化について「民主党政権が人気稼ぎで買ったのは間違いだった。国のマター(問題)にして、相手(中国)を刺激してしまった」と述べ、当時の野田政権の対応を批判することで、最後の日中関係改善の行動をとった。
最後のご奉仕が終わったせいか、最近の石原氏は、中国批判や中国自滅論を盛んに繰り返している。
中国も、安倍政権に少しは花を持たせる配慮で、「問題があるからこそ、会談するのは当然のことだ。APEC=アジア太平洋経済協力会議には世界の首脳が集まるので、そこで自然な形で会談するのは当たり前のことではないかと思っている」という安倍政権の言い分に反発せずそのまま受け容れるだろう。
※ 参照投稿
「桝添東京都知事訪中の真意は“安倍訪中の露払い”:日中関係悪化の理由に関する石原氏の説明と教科書検定で改善に向かう日中関係」
http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/312.html
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APECに合わせ日中首脳会談を[NHK]
7月11日 16時43分
菅官房長官は日本外国特派員協会で講演し、ことし秋に中国の北京で開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に合わせて、日本と中国の首脳会談を行うべきだという考えを示しました。
このなかで菅官房長官は、中国との関係について、「中国と日本は、世界第2位と第3位の経済大国だ。アジア太平洋地域、さらには国際社会の中で、平和と繁栄に責任を持つ両国でなければならないと思っており、日本側は、常に対話のドアはオープンだと申し上げている」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は「問題があるからこそ、会談するのは当然のことだ。APEC=アジア太平洋経済協力会議には世界の首脳が集まるので、そこで自然な形で会談するのは当たり前のことではないかと思っている」と述べ、ことし11月に中国の北京で開かれるAPECの首脳会議に合わせて、日本と中国の首脳会談を行うべきだという考えを示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140711/t10015937451000.html
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