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すっぱ抜き! 小沢一郎旗揚げ画策 吉永小百合・菅原文太「新党」(1)
http://wjn.jp/article/detail/4833040/
週刊実話 2014年7月17日 特大号
6月19日午後6時、東京・永田町の憲政記念館。全国を縦断して開かれるシンポジウム『これでいいのか日本!』の初回が始まった。主催した村上正邦元労相や亀井静香衆院議員が見つめる中で壇上に出てきたのは、政治評論家の森田実氏と評論家の佐高信氏、そして“影の主役”といえる、平野貞夫元参院議員と俳優の菅原文太氏だった。
集団的自衛権の行使容認に突き進む安倍晋三首相をひと通り批判した後で、平野氏の発言が会場の空気をガラリと変えた。
「安倍サンは『国民の命を守るために集団的自衛権が必要』って言いますけどね、逆に命が危険にさらされるんですよッ! それならみなさん、『いのちの党』という素晴らしい政党をご存じですかッ!」
やや強引な言い回しに聞こえるが、菅原氏が代表を務める政治支援グループ・いのちの党を持ち上げてみせた。菅原氏は映画界の第一線から退いているものの、まるで銀幕のワンシーンを再現するかのように、一言一言をかみ締めながら、こう応じた。
「いろいろな形で、命が弄ばれたり、粗末にされたり、見捨てられたり。世の中を俯瞰していったら、限りなくいろんな問題が見えてきます。日本の社会が壊れてしまってるんですよ。何か揺り動かすことができないかと考えているんです」
息を呑むように聞き入っていた約500人の参加者は、ひときわ大きな拍手を菅原氏に送った。
平野氏から菅原氏へのマイクリレーには、重要な意図が込められていた。
「平野氏や森田氏、佐高氏といったアクの強い有名人は、特に熱心なファンを多く抱えています。今回の集会は、そういった人たち以外の一般層から、どのくらい参加するか確認するという目的がありました。会場を見渡すと、その数は半分程度に達しており、安倍政権に対する不満がかなり膨らんでいることが裏付けられたのです。こうした状況を把握した上で、平野氏と菅原さんが親密ぶりをわかりやすくアピールした。平野氏は小沢一郎・生活の党代表のブレーンで、菅原さんは原発ゼロを掲げる小泉純一郎元首相のコアな支援者ですから、名代として小沢・小泉コンビの結成を強く印象づけたというわけです」(政治ジャーナリスト)
つまり、この日の集会には、当日は姿を見せなかった“ダブル一郎”に対する潜在的な期待値を見極め、さらに高める狙いがあったのだ。
菅原氏も意欲的に加わるなら、政界再編の大きなうねりを引き起こしそうな共闘劇になる。そして、その裏ではもう一人、アノ超大物芸能人も協力するという驚愕の情報を本誌は入手した。
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すっぱ抜き! 小沢一郎旗揚げ画策 吉永小百合・菅原文太「新党」(2)
http://wjn.jp/article/detail/5469633/
週刊実話 2014年7月17日 特大号
“サユリスト票”で政権交代
5月下旬、東京・神田の土佐料理店『割烹ゐの上』の個室。高知県出身の平野氏がコーディネートした店に集まったのは、小沢氏と菅原氏、そして女優の吉永小百合だった。
「この日の会談は、菅原さんが平野氏に『小沢さんに会ってチンポを勃たせてやりたい』と“文太節”で頼んだのがきっかけで実現しました。菅原さんの妻が、東京都立小石川高校で小沢氏の1年後輩だった縁もあり、小沢氏は『晩飯を食べながらじっくり話したい』と快諾。小百合さんは菅原さんから声を掛けられて顔を出したようです」(全国紙政治部記者)
密談は2時間以上も続いて盛り上がった。小沢氏は、菅原氏に今後の政治展望を問われると、真っ先に外交問題に触れた。
「国際情勢が、極めて複雑に緊張してきた。東アジアで何が起こるか、想定できない時代になった。腰を据えた外交が日本にとって必要だ」
小沢氏がひとしきり解説を終えると、菅原氏はこう訴えた。
「一極集中、経済成長中心の政策を変えるべきだ。いのちの党は、故郷を大事にする運動を始めている。故郷で先端技術を育てて仕事を作り、地方を活性化させたい。そして、エネルギーと食糧を日本で確保する運動を広げていきたい」
さらに菅原氏は、小沢氏に生活の党の代表辞任どころか、離党を堂々と勧めた。
「衆院選はしばらくないはず。キナ臭い政局から、半年でも構わないので距離を置いて、脱原発、故郷の活性化を進める社会運動に力を入れるのはどうか。野党はどうしても“小沢アレルギー”が強いが、こちらが政治色を薄めれば集まってきやすい。その拠点は、私と小沢サンの出身地である東北がいい。いのちの党を発展させた『東北の党』の結成も考えてほしい」
いったん国会活動から身を引く。何とも大胆な提案だが、小沢氏はうなずきながら聞いていた。そして傍らにいた平野氏に対し、具体的にどういう活動が可能か、菅原氏側と煮詰めるよう指示した。
吉永氏は、小沢氏と菅原氏のやり取りに耳を傾け、こう語った。
「今の政治には失望している。やれることなら何でもやっていきたい」
こうして小沢氏と菅原氏、吉永氏の3人は今後の連携を誓い、会合はお開きとなったという。
小沢氏は、2月の東京都知事選を終えてから小泉純一郎氏と会談を重ね、すでに新党の結成に向けた調整に入っているとされる。ただ政治家として晩年に差し掛かっている小沢氏からすれば、今のまま小泉氏と組むだけでは勝算は怪しい。そこで浮上した“ウルトラC”が、名優2人を新党の顔として担ぐというプランなのだ。
「小百合さんが国政に乗り込むことはないでしょうが、菅原さんは可能性が十分あります。いずれにしろ、話し合いが順調に進めば、例えば名誉顧問のような肩書きで2人には新党に加わってもらい、時間の許す限り最前線で積極的に活動してもらうことになるでしょう。永田町では、小沢氏と小泉氏を『もう終わった政治家』と評する向きが多いのですが、菅原さん、それに何より巨大な“サユリスト票”を見込めるとあれば、“政権再交代”の可能性が一気に高まります」(前出・記者)
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