http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/400.html
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http://mewrun7.exblog.jp/22191146/
2014-07-11 12:53
これは、『焼身自殺の続報&報道自粛の不思議・・・http://mewrun7.exblog.jp/22187413/』に関連する話なのだけど。
安倍自民党のメディア(特にTV)に対するチェックや統制はすさまじいものがあって。
TV番組に関して言えば、安倍内閣or自民党に不利な報道の仕方があったとなると、すぐにクレームをつけたり、出演を拒否するとまで言い出したりして、圧力をかけているし。
<経済団体加盟の大企業の多くは、安倍内閣を支持しているので、民間メディアは、スポンサー確保のために、自粛モードになっているという話も。>
しかも、NHKに至っては、会長や経営委員に安倍首相&超保守仲間と考えが合う人を選任して、安倍カラーに染めようとしているわけで。<安倍氏は昔、NHKの慰安婦に関する番組を編集し直させたこともあるしね〜。(-"-) 関連記事・『NHK番組改変判決で、安倍の関与を認定http://mewrun7.exblog.jp/5053787』
『安倍がNHK支配を強める仰天人事〜超保守派の会長、委員で、安倍カラー推進かhttp://mewrun7.exblog.jp/21241962/』など>
mewは、まさか21世紀にもなって、自由民主主義国であるはずの日本において、まるでどこかの国々のようなメディア統制が行なわれるとは思いもしていなかっただけに、何か空恐ろしいものさえ感じる部分があって。
マジで「日本がアブナイよ〜!」と叫びたいような心境に陥っている。(@@)
* * * * *
そんな中、昨夜、ネットに「やっぱな〜」と思うような記事が載っていた。^^;
昨日、読売TV系の「ミヤネ屋」で、内田裕也氏が「集団的自衛権」の話をし始めたら、司会の宮根誠司氏があわてて話題を変えたというのだ。(>_<)
『10日放送の「ミヤネ屋」(日本テレビ系)で、内田裕也がゲスト出演し、「集団的自衛権」に触れるも、司会の宮根誠司氏がすぐさま話題を変える一幕があった。
番組終盤に、6月11日に発売された内田と指原莉乃のデュエットソング「シェキナベイベー(SHAKE IT UP,BABY)」を取り上げた際、超大物ロックンローラーとして内田がスタジオに登場した。
宮根氏は現在74歳の内田に「裕也さんはホントお元気ですね。お元気の秘訣ってあるんですか?」と質問すると内田は「いつもクソーッ!って思ってるんですよ」と一言、スタジオの笑いを誘った。
さらに内田は「いやそれと最近ね僕…」と話し始め「Rolling Stone(ローリングストーン)てマガジンで色んな政治のこととか書いてまして、ここんところは集団的自衛権について、けっこう発言したんですけどね『安倍ちゃんなんでそんな急ぐんだ』とかね」と、政治への関心や自身の考えを語りはじめた。
すると宮根氏は「裕也さんそうですねー。そういう発言されてましたよね」と同調するも、「僕は、裕也さんと一緒にね、総合格闘技を見せて頂いたことがあって、埼玉で」と、すぐさま関係ないエピソードに切り替えた。(ライブドア・トピックニュース14年7月10日)』
<某ツイッターによれば、『宮根氏がゲスト出演の内田裕也さんに元気の源は?と聞かれたところ、内田裕也さんは、「集団的自衛権で怒ってる」と発言した!』のだとか。>
ちなみに、この記事は、その後『宮根氏は、内田のメンツを傷つけることなく、シリアスな話題をシャットアウトするという司会スキルを見せつけた』という切り方をしていた(見方を示していた)のだが・・・。^^;
まあ、放送時間やら、そのコーナーの目的、方向性などの事情などもあるだろうけど。
「あ〜、やっぱ一般のワイド・ショーは(ましてや読売系は?)、集団的自衛権の行使のことを取り上げにくいんだろうな〜」と。しかも、「下手に否定的な見解を示されちゃ困るんだろうな〜」などと、しみじみ思ってしまうところがあったのだ。_(。。)_
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そして、今朝になって、今度は新聞の朝刊に載っていたFRYDAY(2014/07/25号)の広告を見て、ビックラさせられることに。 (゚Д゚)
TOPニュースのタイトルが『安倍官邸がNHKを〈土下座〉させた一部始終〜菅官房長官側が激怒 ◆NHK「クローズアップ現代」、キャスター・国谷裕子』だったからだ。(@@)
安倍内閣は7月1日に、集団的自衛権の行使容認を含む解釈改憲を強行。同3日のNHK「クローズアップ現代」に菅官房長官が出演し、政府解釈について(おそらくは国民ができるだけ反感や懸念を抱かぬような形で)説明しようと考えたようなのだが・・・。
天木直人氏のブログ(コチラhttp://bylines.news.yahoo.co.jp/amakinaoto/20140711-00037285/)によれば・・・
『国谷裕子(くにやひろこ)キャスターが、「他国の戦争に巻き込まれるのではないか」、「憲法の解釈を変えていいのか」と質問した。それに対して、番組が終わった後で、「誰が中心になってこんな番組をつくったのか」、「誰が国谷にこんな質問をさせたのか」、と安倍官邸が恫喝し、犯人さがしをしたと言うのだ。
安倍官邸の恫喝には驚かされるが、もっと驚いたのはNHKの対応である。
籾井会長以下、上層部は平身低頭し、国谷キャスターは「すみません」と泣き出したという。』
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆
mewは、この番組を録画してざざっと見ていたのだけど。
もう一度確認するために、動画を確認。(コチラの「とらちゃんの動画大集合!」に。http://blog.livedoor.jp/hanatora53bann-tanosiiburogu/archives/51930907.html)
また、番組内容のテキストがNHKのHP(コチラhttp://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3525.html)に載っていたので、読んでみたです。
安倍首相はちょうどこの日(3日)に、日朝協議で拉致問題の再調査が行なわれることに決まった&制裁の一部解除を行なう予定であることを発表。(関連記事・『拉致問題で功焦る安倍への懸念〜集自権と対米関係、政権浮揚への利用も危惧http://mewrun7.exblog.jp/22169770/』)
で、番組も、集団的自衛権に関してきく前に、そのことを取り上げることに。菅官房長官としても、そのことを安倍政権のお手柄として、アピールしたい&それなりにヨイショして欲しいという思いがあったのではないかと察するのだけど。
国谷キャスターが出だしから、横田早紀江さん(めぐみさんの母)が「具体的にわかったところで、一時制裁解除をしていただきたい」と言っていたことを指摘して、暗に制裁解除が早いのではないかという(菅氏から見れば、やや否定的な)見解からはいって。
菅氏がその疑念を打ち消すべく懸命に説明するという感じで始まったことから、安倍陣営は最初から面白くなかったかもな〜と思ったりもして。(~_~;)
* * * * *
そして、本題の集団的自衛権の行使の話に移ったのだけど。冒頭の説明部分がこんな感じで・・・
『憲法解釈の結論として許容されないとしてきた、集団的自衛権を容認するという大転換。
政府は、あくまで安全保障政策の根幹を成す専守防衛、武力行使は自衛のために限るという方針に変わりはないとしています。
これまで世界の多くの戦争が自衛の名の下に行われてきたのも事実です。
憲法9条による徹底した平和主義が貫かれてきた歴史には、そうした背景もあります。
それだけにこの憲法9条の精神を貫くためには、より具体的な武力行使への歯止めが求められています。
重大な解釈の変更であるにもかかわらず、閣議決定に至るまでの過程で国民的な理解、そして議論が深まっていないという声が多く聞かれます。』
歴代首相が「集団的自衛権は憲法上許されない」と答弁する映像や、ベトナムでアメリカが集団的自衛権を行使し、戦争を行っていたこと&その映像が流れたりして。
mew的に見れば、「正しい経緯&事実の説明」なんだけど。これも安倍陣営から見たら、イヤ〜ナな感じだったかも知れない。^^;
* * * * *
しかも、国谷キャスターや同席した原解説委員が、国民が疑念や懸念を抱いている問題に関して、次々と菅氏に質問。
「他国を守るための戦争には参加しない?」「なぜ今まで憲法では許されないとされていたことが、容認されるとなったのか?」「憲法の解釈を変えることは、ある意味、日本の国の形の在り方を変えることにもつながると思うが、国際的な状況が変わったということだけで、解釈を変更していいのかという声もあるが?」
「時の政権の判断で拡大解釈されるのではという懸念もあるが?」「与党協議の中の具体的事例などでは必ずしも意見が一致していなかったが」他国が強力に支援要請をしてきた場合、これまでは憲法9条が大きな歯止めになっていたが、果たして断りきれるのか?」などなど・・・。
これもmew的には、報道関係者としては正しい姿勢だと思うのだけど。<国民に代わって、疑問に思う点をしっかりと質問して、説明をしてもらうことが大事なこと&報道の使命だと思うので。>
どうやら、事前の打ち合わせと異なる質問があった様子。^^;
それに、もしかしたら安倍陣営から見れば、何か国会で、野党議員が追及を行なうのに対して、菅氏が必死で説明or釈明しているような感じになって。チョット責められているような気分になったかも知れず。(~_~;)
それで番組終了後、「何なんだ、これは?」とムカついて、クレームをつけたのかもな〜と邪推したりもする。(-"-)
* * * * *
ただし、菅官房長官は、この雑誌の内容に関して「事実と全く違う」と否定しているとのこと。
『菅義偉官房長官は11日午前の記者会見で、自身が3日に出演した集団的自衛権の行使容認をめぐるNHKの番組収録で、キャスターが事前の打ち合わせと異なる質問を繰り返したため首相官邸側がクレームを付けたとする週刊誌報道について「事実と全く違う。ひどい記事だ」と批判した。
問題となったのは11日発売の写真週刊誌「フライデー」。菅長官は同誌編集部や発行元の講談社に抗議するかどうかについて「効果があるかを含めて考えたい」と述べた。(時事通信14年7月11日)』
真偽のほどは不明だけど・・・。
ただ、変な話、官邸がNHKを恫喝したという記事を見て、「まさか、そこまでやらないでしょ?」ではなくて、「さもありなん」「本当にそういうことがあったとしても、不思議はない」と思ってしまうほど、安倍官邸がメディア統制をしていることは周知の事実になりつつあるように思うし。
また、そう思ってしまうほどに、安倍内閣の強権的なイメージや、同内閣への不信感が大きくなっているようにも感じる今日この頃のmewなのだった。(@@)
THANKS
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