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「集団的自衛権は権利なので戦争とは無関係」という大嘘
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11892320772.html
2014-07-11 09:17:50NEW ! simatyan2のブログ
安倍政権やネット右翼、テレビでは御用評論家たちが口を揃えて
言ってることに次のようなことがあります。
・日本以外の国連加盟国は全て集団的自衛権の行使を認めている。
・集団的自衛権は権利である。
・諸外国と同じ権利を行使することがどうして戦争に繋がるのか、
と言う意見ですね。
安倍政権の飼い犬、独立総合研究所の青山繁晴などは、
「個別自衛権と集団的自衛権は、どちらか片方だけでは成立せず、
両方セットで自衛権と言う」
などと言ってます。
確かに一見正論のように見えますが、しかし実は根本的に大きな
間違いがある、というより意識的に隠していることがあんですね。
つまり日本の自衛隊の立場が、他国の軍隊とは全く異なるという
ことを隠しているのです。
自衛隊というのは元々、日本国憲法の制約上、集団的自衛権は
ないとの考えから、他国の軍隊と共同作戦を行うことは想定して
いないのです。
だから通信・指揮系統はアメリカからも独立していて、つまり、
アメリカ軍司令部が自衛隊の陸・海・空に直接指示を与えること
は出来なかったのです。
でも徐々にこの状況は変化し、現在では通信機器は完全に米軍と
同じシステムが使用可能になってきて、日米共同演習でも一体化
した指揮ができるようになってきたのです。
これは2005年に日米安全保障協議委員会(SCC)が開催され
当時のアメリカのライス国務長官及びラムズフェルド国防長官、
そして自民党の町村外務大臣及び大野防衛庁長官で協議した
ことです。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/hosho/2+2_05_02.html
2005年と言えば、同じ年度内で安倍晋三が官房長官を引き
継いだ年でもあります。
詳しいことは「るいネット」の解説を読んでいただくとして、
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=166041
2006年(平成18)には、
在日米軍と自衛隊の再編計画
―「再編実施のための日米のロードマップ」の概要と論点―
これらを見ると、この時点ですでに自衛隊3軍は、米軍指揮下
に置かれ植民地軍と化したと言っても過言ではないようです。
http://www.mod.go.jp/gsdf/neae/neahq/ys63/20121206/img/000.jpg
例えば在日米軍司令部にある指揮所と、自衛隊の総合指揮所も、
ほぼ同じ規格で作られていて、一方が攻撃などで使用できなく
なったとしても、残ったほうがバックアップし、米軍・自衛隊
両方を指揮出来る様に作られています。
ただし今までは集団的自衛権がないためオンライン化の実施だけ
はされていません。(設備は完備されていますが)
また在日米軍の指揮権は、アメリカが持っていますが、日本に
対する指揮権は、日本が集団的自衛権を認めていないため、
アメリカにはなかったのです。
だから今回、日本が集団的自衛権を閣議決定したことをアメリカ
は大歓迎してるんですね。
なぜなら集団的自衛権を設定すれば、アメリカが日本の自衛隊を
指揮することが可能になるからです。
例えば日本には攻撃部隊・攻撃兵器の運用実績がないのに対し、
日本の兵器の大半はアメリカの軍事技術を使ったものなのです。
ということは、アメリカが日本の兵器の運用・指揮をすることに
なんら支障はないことになります。
つまり集団的自衛権を認めるとは、実質的に日本の軍事力が
アメリカの指揮の下に入るということを意味するのです。
そうなるとアメリカは自衛隊に米軍基地を優先的に守らせる
ことが出来るようになります。
アメリカは、9・11以後ハイジャックされた航空機が軍事施設
や首都圏に近づいた場合、撃墜することを明言していますし、
民間人の生命より軍事反撃能力の保持・指揮系統の保全を優先
させる戦略を明確に持っています。
ということは、集団的自衛権の行使容認をすることにより、
自衛隊は日本国民のためには動けない、アメリカのために戦う
集団と化してしまう恐れがあるんですね。
諸外国では当たり前のことでも日本では通用しないことがあるのです。
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