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(内閣官房HPから)
永田町で話題…内閣官房HP「解釈改憲一問一答」のデタラメ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/151777
2014年7月11日 日刊ゲンダイ
内閣官房のHPにある解釈改憲についての一問一答が、永田町で話題だ。国家安全保障局のスタッフがまとめたもので、LINEの公式アカウント「首相官邸」や世耕官房副長官のツイッターでも紹介されている。正式タイトルは、「国の存立を全うし、国民を守るための切れ目のない安全保障法制の整備についての一問一答」。
これ、国民をバカにした内容なのである。
質問は全部で22。だれもが疑問に感じていることを率直に取り上げているのだが、回答はふざけている。安倍首相の会見や国会答弁と同じ。マトモに答えていないのだ。
例えば、「解釈改憲は立憲主義の否定ではないのか?」の問い。答えは「合理的な解釈の限界をこえるいわゆる解釈改憲ではありません」である。自分たちで設問を設定しながら、“権力者が勝手に解釈を変更していいのか”というキモの部分には答えないのだ。
「自衛隊員が、海外で人を殺し、殺されることになるのではないか?」の質問には、「自衛隊員の任務は、これまでと同様、我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆されるときに我が国と国民を守ることです」とごまかす。「殺し、殺されるのか?」の答えは、「殺しますし、殺されます」か「殺さないし、殺されません」のどちらかでなければおかしいだろう。
「徴兵制が採用され、若者が戦地へと送られるのではないか?」には、「全くの誤解です」「徴兵制は憲法上認められません」と回答。解釈で勝手に憲法を変える政権に「憲法が禁じているから」と説明されても、説得力はゼロだ。
で、最後の質問は「安倍総理はなぜこれほどまでに安全保障政策が好きなのか?」。その答えは「好き嫌いではありません。総理大臣は、国民の命、平和な暮らしを守るために重い責任を負います」である。締めで安倍首相をヨイショとは、いかにも役人らしい。国民への説明は単なるポーズで、最初から安倍首相への得点稼ぎが目的だったか。
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