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2014/07/11 05:59
産経新聞によると<ソウルのロッテホテルは10日、在韓国日本大使館が11日に同ホテルで予定していた自衛隊創立記念の恒例レセプションの開催拒否を決め、大使館側に通告したと明らかにした。10日付の東亜日報がレセプション開催を非難する記事を掲載したことで、同ホテルへ抗議、脅迫が殺到した。大使館の公式行事が直前に拒否されるのは異例で、レセプションは別所浩郎駐韓大使の公邸で開かれる。
また、韓国政府が運営するソウルの「戦争記念館」で12日から予定されていた日本の漫画「ONE PIECE(ワンピース)」の展示会も、旭日旗に似たデザインが原作に登場することを理由に取りやめになった。展示会への抗議が多く寄せられたためだという。>(以上『産経新聞』引用)だという。
ソウルのロッテホテルが理由は何であれ、自衛隊創立記念の恒例のレセプション開催拒否を決めたのは由々しき問題だ。韓国は自衛隊に代表される日本政府の協力なしに自国防衛が可能だと考えているのだろうか。
それとも過去の日本による併合時代を『悪しき時代』とする『韓国ファンタジー捏造歴史』を貫徹するために、自衛隊も含めて日本を批判する『反日』を貫くための措置だというのだろうか。韓国は本当に日本の支援なしに韓国防衛が貫徹できると考えているのだろうか。中国をいつの時点で『友好国』と認識したのか知らないが、北朝鮮の援軍の主力部隊として韓国を攻め込んだのは中国の人民解放軍だったことを『水に流した』ということなのだろうか。
最も近い過去で韓国民を塗炭の苦しみに遭わせたのは間違いなく中国の人民解放軍だ。そうした明らかな歴史は『水に流して』、それ以前の朝鮮半島の近代化を推し進めた日韓併合を批判するのはお門違いだし、さらにその前に清国が半島に侵略した際に戦ったのは明治日本だったことを忘れたとでもいうのだろうか。
日清戦争に勝利して、下関で清国の全権・李鴻章と戦後交渉したのは日本国全権の伊藤博文だったことも、韓国政府は国民に教えていないのだろうか。ネットで『下関条約』を検索して一読してみるが良い。第一条に何が書かれているか、それが伊藤博文が半島のあるべき姿を願っていた『半島のカタチ』が描かれている。
捏造ファンタジーを『歴史』だと強弁するのは独裁国家の愚かな統治手法だ。韓国は民主国家を自認しているが、自国民に自由な歴史研究を許さないのは民主国家の名が泣こうというものだ。そして韓国民も冷静に歴史を検証できないのは社会科学を科学する学問の基礎すら出来ていないことを如実に物語っている。
そうした学問的後進性を恥ずことなく、反日を堂々と主張できるのは一種の思考停止というしかない。それはもはや宗教に等しい。あるいは国家ぐるみの集団ヒステリーとでもいうべきだろうか。
以上のような考察はさておくとして、韓国は本当に自衛隊の支援なしで韓国の国防を貫徹するつもりだろうか。日本政府による日本国内の米軍が直接日本国内の基地から出撃することを拒否しても、韓国は自国防衛が出来るとでも思っているのだろうか。
言うまでもない、日本に駐留している米軍は日米安保条約に基づいて日本の防衛のために駐留している。日本国内の基地から米軍が直接韓国の戦線に参加するのには日本国内の法的手続きと法整備が必要となる。日本は韓国の友好国だが属国ではない。それは米国に対しても同様だ。
日米安保条約は日本の防衛のために米国と条約を締結し、日本国防衛のために日本国内の基地を米軍に提供している。集団的自衛権は安倍政権が勝手に演じている猿芝居に過ぎず、日本国憲法に認められた行為ではない。もちろん実施に必要な法整備も改正手続きも一切行われていない。
集団的自衛権は現段階では安倍氏の極めて個人的なファンタジーに過ぎない。立憲主義国家たる日本で憲法改正なくして軍事行動が出来ることの限界を定めるのは内閣ではなく、憲法の番人たる司法当局だ。そして司法当局は日本国民との『主権在民』の社会的契約の下に憲法を順守することを義務付けられている。
最後にもう一度韓国政府と韓国民に問う。韓国は自国防衛に日本政府と日本国民の協力は一切必要ないと覚悟を決めたと見做して良いのか。その回答が自衛隊創立式典拒否だと理解して良いのか。
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