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<滋賀県知事選挙>飛び交う自民推薦候補への批判と民主党・川端元総務相へのヨイショという低俗な怪文書
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140710-00010001-jindepth-pol
Japan In-Depth 7月10日(木)1時54分配信
セクハラ・ヤジや不透明な公金支出で地方議会が注目されているが、中央政界でも違った意味で地方を注目している。それは「首長選挙」だ。
今年2月の都知事選では、自民、公明が推薦する舛添要一元厚労相が他候補を破って当選。昨年まで連敗続きだった自民党は安堵した。しかし、11月には沖縄県知事選、福島県知事選と、国政に直結する首長選が控えており、「予断は許さない状況」(自民党関係者)だという。
その前哨戦ともいえるのが、7月13日投開票の滋賀県知事選だ。
自公推薦の小鑓隆史候補、共産推薦の坪田五久男候補、無所属の三日月大造候補の3人で争うが、実質的に民主が全面応援する三日月氏と自公の小鑓氏との一騎打ちで、今後の首長選、統一地方選、そして国政選挙にも影響を及ぼしかねない。
1カ月ほど前までは小鑓氏のリードだったが、ここへきて三日月氏と接戦。地元政界関係者によれば「都議会のセクハラ・ヤジと集団的自衛権の憲法解釈容認に関する閣議決定が利いている」という。いわゆる、「自民党にノー」が増えてきているというのだ。
ところが、もう一つ気になる話もある。
選挙といえば、怪文書や誹謗中傷ビラが未だに飛び交うが、この滋賀県知事選でもご多分に漏れず、そうだという。
「怪文書が出てきたのは3月中旬。小鑓氏への批判とともに、民主党の川端達夫元総務相へのヨイショがすごい。未だに低俗な人格攻撃が許されるのも、政治が劣化する所以ではないでしょうか」(地元マスコミ関係者)
それぞれの主義主張をぶつけ合って、有権者に審判を下してもらうのが選挙。誹謗中傷合戦やヘイトスピーチのような悪口の応酬は謹んでもらいたい。
金権政治も許されないが、政策でなくネガティブキャンペーンで当選した政治家から、いいものは生まれない。ここは滋賀県民の冷静な判断を期待したい。
山田厚俊(ジャーナリスト)
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