http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/282.html
Tweet |
報道陣による“包囲網”から脱兎のごとく逃げ出した「号泣県議」こと野々村議員
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140708/dms1407081519011-n1.htm
2014.07.08
政務活動費の不正使用問題で注目される兵庫県議会の野々村竜太郎県議(47)=無所属。カラ出張疑惑に始まり、家電製品や切手など大量に購入して政務費から不自然に支出していた疑いが強まり、捜査当局も詐欺罪などを視野に重大な関心を寄せている。その野々村氏は7日、1日の号泣会見以降、初めて姿を現す可能性があるとして、多くの報道陣が県庁に集まった。だが、報道陣の裏をかいて約5分で退庁、今度は逃走劇を演じてみせた。
県議会は7日、梶谷忠修議長が各会派による代表者会議を議会棟5階の議長応接室で開催。野々村氏の処遇を協議し、政務費の使途について説明させ、説明ができない支出があれば返還したうえで議員辞職を要求する勧告文を作成。過去3年度分の政務費を再調査することも決めた。
応接室には約50人の報道陣が殺到。議会棟の出入り口や5階の来庁者用エレベーター周辺、応接室の前などを固めていた。
ところが、議会関係者らによると、正午ごろ、無精ひげに青いシャツに黒っぽいズボン姿で登庁した野々村氏は、報道陣の目をかいくぐって地下駐車場などとつながる非常用の階段で5階まで上り、階段室のドアから数メートル先の議長室に駆け込んだ後、隣接する議長応接室に入った。
応接室では一回り痩せた顔に神妙な表情を浮かべ、小刻みに何度も頭を下げながら辞職を求める勧告文を受け取り、「大変な迷惑をかけた。議員辞職も念頭に置いている」と陳謝したという。
その後は再度議長室から階段室に駆け込み、非常用エレベーターを使って退出した。滞在時間はわずか5分間だった。
議会事務局の担当者は「野々村氏は会見後、取材攻勢にまいっていたようなので、非常用エレベーターなどを使うようアドバイスした」と釈明した。
税金を財源とする政務活動費。法曹関係者は「野々村氏はカラ出張をしていた疑いが濃い。そうであれば、本来の政務活動費の目的から外れて私的に公金を流用していたことになる。県をだまして金品を詐取したことになり、詐欺の要件は十分に満たしている。今後、詐欺罪に問われる可能性がある」と指摘する。
県議会も不正使用が明らかになれば、詐欺罪で告発することを検討しており、何より市民団体も黙ってはいない。議員辞職したとしても、法のけじめが待っている。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK168掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。