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2014年07月08日 「ジャーナリスト同盟」通信
<信濃町に激震・衝撃止まず>
昨夜、電話だったが、久しぶりに元学会女子部・同婦人部の大幹部だった方と意見交換する機会があった。それこそ池田大作名誉会長と共に歩んできたような人物である。今回の特定秘密保護法に始まった一連の公明党の対応に衝撃を受けていた。恐らく昔のように若ければ、じっとしていなかったはずである。ということは、信濃町の衝撃と混乱は収まっていない。それもそうだろう、戦争する日本大改造へと、結果的に公明党が先導したようなものだからである。
<なぜ連立離脱ができなかったのか>
「連立離脱をして欲しかった。国民の声でもあった」「結果的に公明党が安倍のいいなり、これまでの公明党・創価学会の平和活動を否定したことになるのだから」などと本音を明かしてくれた。
「池田先生のこれまでの努力は何だったのか。悲しい」といって嘆いた。戦争遺児・影山友子は平凡な一般会員に過ぎなかったが、どうやらかつて大活躍してきた会員の衝撃はただ事ではないのだ。それも当然のことであろう。
<公明党腐敗議員はこれまでも>
「今までも公明党の幹部は次々と腐敗して、党や学会を除名になっている。今回は党全体が」といって絶句した。
「知り合いのおばさんは、もし公明党の努力で集団的自衛権を潰してくれれば、頼まれなくても公明党を支持しますよ、と言ってくれていた。もうどうしようもない」「北側の顔はとても変だと、テレビに映るたびに思う」
学会員はこれまでも腐敗議員の姿を見せつけられてきたのだが、今回はほとんどすべてに汚染が広がっていることになる。
<太田・北側・山口・井上はA級戦犯>
安倍・国粋主義と連携した公明党幹部というと、太田・北側・山口・井上らである。池田路線の裏切りたちである。A級戦犯であろう。
学会は一度「憲法改正で処理すべきもの」との正論を、声明の形で発表した。「あの時は安堵した。これで戦争国家にならなくて済むと」と胸の内を打ち明けた。それは多くの一般市民の思いでもあったが、公明党には通じなかった。とうの昔に太田らは賛成していた。
「思考停止の会員などどうにでもなる」と判断していたのであろう。信濃町もまたクーデターが成功していたことになる。自民党の場合だと、このような場面では巨額の工作資金が動く。公明党も同じ工作したのではないのか、筆者の想像だが、どうだろうか。官邸機密費の情報公開を誰かが始めているだろうが。もしそうだとすると、公明党も金で動く第2自民党になるのだが。
<余震は止まない>
学会は池田信者で成り立っている宗教団体である。幹部の全てが池田に心酔している。政治活動も「池田先生を守るため」という条件付きである。会員幹部の本心は皆そうだ。
公明党執行部は地方議員の代表を抑えつけることに成功した、とマスコミに報道させているが、実際のところは怪しい。今回の問題は、自民党議員にも衝撃が走っている。憲法を学んだ日本人であれば、誰もが「おかしい」と考えているのだから。
平和運動に共鳴して議員活動をしてきた真面目な者も少なくない。いわんや学会員の思いは複雑である。彼らは等しく「池田先生が元気ならこんなことにならなかった」と考えているのである。
自民党のベテラン秘書経験者でも「池田健在であれば消費税を引きあげることにも反対したろう。いわんや平成の治安維持法・集団的自衛権など断じて許さなかったろう。これらは全て、中国敵視の安倍戦略であることがわかりきっているのだから」と指摘している。
信濃町の激震は、今後とも余震が続くと見ていいだろう。
<流動化、分裂気味の信濃町>
池田氏の失敗は、後継者を育成することに、確たる実績を作れなかったことである。一代で失速する可能性を否定できない。カリスマ的な指導者で成り立っている組織の弱点でもある。
もし、仮に学会の声明通りに公明党をコントロールできていれば、この組織は生存権を確保することが出来たろう。実際は、公明党が学会を抑え込んでしまった。創価学会が創設した公明党が、その親である学会を呑みこんでしまったのだ。
最近、よく用いるフクロウである。母親を食い殺して生きるフクロウのことである。母親のフクロウは夜間、活動する。たまたま餌にありつけなかった。それが数日間。子供のフクロウは腹をすかして、昼間眠りこけている母親を食い殺すという仏教に登場する比喩であるが、不意打ちを食らった母親は為すすべがない。
同じく公明党の母体である創価学会を、子供の公明党が食い殺している。最大の被害者は池田氏であり、創価学会なのである。さらにいうと、池田氏が構築した平和友好の城の数々である。13億人の中国との信頼喪失は計り知れない。
じっくりと考えなくても、こうした分析を理解することが出来るだろう。
<世にも恐ろしい下剋上>
自民党史は、敗戦後の厳しい時代をリベラルの吉田政治によって、見事に乗り切った。保守本流が自民党の原点にある。それが傍流に乗っ取られてしまい、リベラルの政治家として安倍に反旗を翻す政治家は、村上誠一郎ただ一人だ。
保守本流を食い殺した傍流の支援によって、公明党も母体を食い殺してしまった。世にも恐ろしい下剋上の時代に突入したことになる。
むろん、長続きはしない。親殺しが正当化されることはないように。既に反撃の烽火は列島から半島、大陸において急拡大している。
2014年7月8日記
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