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雑感、安倍首相のオセアニア歴訪
http://blog.livedoor.jp/analyst_zaiya777/archives/52611452.html
2014年07月06日 在野のアナリスト
兵庫県の野々村県議の号泣会見が話題です。しかしテレビで活躍する芸人が、おもしろいと発言するのを耳にするたび、だからテレビはつまらなくなるのでしょう。どうみても演技にしか見えず、またキャラは立っていますが、それは相手が正常な判断ができるという前提のある場合であり、一般とは乖離した反応が常態化していれば、もうパロディーとして通用しなくなります。
芸能評論風にいうと、元の映像を越えるものでなければ、真似するだけ損をします。小保方氏のケースと異なり、公人ですから二次利用もある程度は可能でしょう。しかしそもそもテレビに出てはいけない、議員の資質に欠けた人物である場合、テレビで取り上げるだけでも問題になりかねない。後に政務調査費などで偽装、詐欺的行為がみつかり、有罪にでもなれば、犯罪者を取り扱ったケースになってしまいかねません。以前であれば、パロディーは真剣な場面をきりとり、それを崩すことで面白みをだしましたが、元がおもしろいからと言ってとり上げることはありませんでした。テレビは面白いことの後追いであってはいけない、面白いことを自ら作っていくぐらいでない限り、テレビをみたい、と思えるようなものにはなっていかないのでしょう。
しかしこの動画が、世界で嘲笑されている事実は忘れてはいけません。日本でも多い海外の面白動画、の一つとして喧伝されてしまいかねません。これは恥ずかしいこと、という認識が大切です。そしてセクハラ野次も同様に、そうした議員を選んだのは自分たち、ということを弁えるべきで、例え県議であっても、きちんと人柄や人物像をみて、選ぶことが大事なのです。
そんな中、安倍首相がオセアニア歴訪にでかけます。集団的自衛権の説明、と伝わりますが、豪国などは現在、資源国として資金が流出した結果、人件費高騰から自動車メーカーが豪国から撤退する、という事態になっており、経済的にはかなり苦しくなっています。米国に付き合って海外派兵する、ということも多い豪国ですが、日本の自衛隊がその肩代わりをしてくれるなら、これほど助かることもない。一方で、その負担は日本の国民や財政に跳ね返ってきます。
しかし歴代首相と比べ、積極的に海外へ行く首相ですが、歴代首相と比べて一向に外交成果がない。今回もTPPで早期妥結をめざし…と伝わりますが、その程度なら外相レベル、事務方クラスでも十分です。首相が出向く、という重さがまったく感じられない。本来、首相が相手と会うのは最終段階、何らかの調整が済んで、調印だったり、何かを決めるときのはずです。しかし安倍外交にそれはなく、結果として首相がよく外遊にいく、という形だけが増えています。
安倍外交を、スネ夫外交と評しましたが、スネ夫は少なくとも上手く立ち回って、クラスでも自分のポジションを築いています。しかし安倍外交にそれはありません。安倍首相が出向いたのに、お土産も渡してくれない、それが安倍外交の真相です。SHINE!で嘲笑をうけたように、敬意や親密さを感じる相手ではない、安倍氏がそう見られていることの証左なのでしょう。地方議員ばかりでなく、首相レベルでさえ海外から軽くみられている、それが日本の現実なのでしょうね。
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