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三代目は家(国)を潰す、
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2014-07-06 17:18:50 いかりや爆氏の毒独日記
木綿:
国家総動員法
「戦前は暗黒時代などではなかった」とは当コメント欄ではよく引用される山本夏彦氏の言葉ですが、実際に戦前の書籍を読んでると、今の平成の御代とその空気はあんまりかわらんのだなぁ、という思いが強くわいてきます。
もちろん、憲法は違うし国体も違うし(笑)、日本の生命線たる満蒙なんかどこにあるのという違いはあるのですが。なにせ私の祖父母が働き盛りの時代、その間、遺伝子に対した違いがでるわけもなし。
で、佐藤賢了氏といえば、国家総動員法の審議の過程で政府側として答弁の最中に野次を飛ばす代議士に対して「黙れ」と一括して退席した愚人として有名ですが、彼が文芸春秋にその当時の回顧談を獄中から寄稿しています。これがまぁ、なんとも秀逸というか、時代は変われど人は変わらずと申しましょうか。
曰く「総動員法は、資本主義の動揺、政党政治の腐敗堕落に起因して、三月事件ないし二二六事件等革命的諸事件の頻発と、未曾有の政局混乱の跡を承け、この法律が期せずして、革新と現状維持との激突の契機を孕んで、時代的脚光を浴びて登場した。」
だそうで(笑)、A級戦犯として終身刑をくらった獄中にあって、全く反省していないのがすごい。安部氏の師ともいうべきお方。
曰く「政府は反対気勢を緩和する意味で、本法は支那事変に発動する意思はなく、さらに大なる戦争を予想して準備の為に制定するのだとの意味の答弁をした。…法制局長官に…支那事変だけでも全面発動の必要が起こるかもしれぬから訂正してもらいたいとネジこむと「君、法案が通りさえすれば、必要が起こればいつでも発動すりゃいいんだよ。答弁なんかに拘泥する必要はない。通しさえすればそれでいいんだ。」
・・・全くもって、この国の役人は。21世紀になっても同じこと踏襲してやがる(笑)。
「文藝春秋にみる昭和史」第一巻「総動員法問答事件」、お時間に余裕のある方はご一読を。いやぁ、この国は基本変わっとらんわ。またドカ貧やるで。
いかりや:
「国家総動員法」ですか、昔懐かしい(笑)言葉ですが、それを知っている人も少なくなったのとちゃいますか。
しかし時代は変わり、憲法も国体も変われど人のやることは、
>「総動員法は、資本主義の動揺、政党政治の腐敗堕落に起因して・・・、
似たような事態が起きれば、似たような対応をする。
三代目くらいでは、遺伝子的な大きな変異はなくとも、三代目はなぜかボンクラが多い。
安倍晋三氏は三代目の世襲政治家、二代目は親の教訓に学び、親を凌駕したいという野心があるが、三代目は我侭に育っているから、浅慮で強がりである場合が多い。憲法改正が無理と解れば「だったら自己流に都合よく憲法を解釈してしまへ!」と突っ走る。
安倍政権は、北朝鮮に対しなんらの実益も受けていないうちから、早々と制裁措置の一部解除を決定した。
北朝のキム王朝も三代目、地下核実験やミサイル連発させて強がっている。中国に見放されて苦しいときに、安倍政権が延命に手を貸しているようにみえるが・・・。
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