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2014年07月06日
<池田大作名誉会長の無念>
創価学会の池田大作名誉会長に心から同情したい。宗教者ではなく、平和運動の先駆者としての実績を、配下の面々によって踏みにじられてしまったことに対して、である。健康状態が、それに気付かせてくれていないのかもしれない。其れをよいことに学会と公明党幹部連が、公然と裏切っている。そのことが、なんとなく門外漢でも理解できる。多くが「人間革命」の落第生だったことになる。しかし、戦争遺児・影山友子は本物の池田信者だった。宗教と平和主義において彼女は、名誉会長の真の弟子だったと証言できる。彼女はいくら公明党が「憲法は変わらない」「歯止めをかけた」という詭弁・大嘘にも屈しなかったであろう。「他国の戦争に戦争する日本」改造に対して、生きていれば一人の支持者として体を張って反対したかもしれない。
<権力の魔性に取りつかれた配下の裏切り>
裏切りというと、真っ先に読売のナベツネを思い出す。宇都宮徳馬さんの支援無くして彼の人生はなかったのだが、それでいて左翼から右翼に転向して、あまつさえ新聞テレビを改憲軍拡一色に染めて、極右政権を支援する先頭を現在も走っている。
宇都宮さんは晩年、ナベツネを「忘恩の徒である」と唾棄すべき言葉で切って捨てた。
もしも池田氏が健康であれば「ブルータスお前もか」という信濃町劇場を見せられることになろうか。しかし、それはない。そうだからこそ党と学会の首脳部は、あれこれ適当な口実を用いて、国粋主義の軍門に下ってしまったのだ。権力の魔性の虜である。
近来、まれにみる壮大な裏切り劇場であろう。公明支持者の7割が集団的自衛権行使容認に反対(共同通信)していたのだが、太田や北川、山口らは適当な口実を用いて、無知で思考停止の多数信者を籠絡するのであろう。既に地方議員を押しつぶしてしまったらしい。これも悲しい。
<13億中国人を騙せない>
筆者が「大中国の真実」(データハウス)を執筆したさい、編集者の依頼もあって創価学会の平和運動を取り上げた。中国担当幹部の三木さんから話を聞いてまとめた記憶がある。中国から見ると、池田・創価学会の対中平和友好運動は、日本の他のどれよりも規模・深さから圧倒していた。
周恩来との出会いから池田・創価学会の日中友好は、実に見事なものだった。中国の全ての大学がその実績を評価して池田氏を顕彰した。学会の平和運動は国際社会でも評価されていたようだが、その中でも中国とのそれが突出していた。
今回の公明党の対応は、それらの実績を全面的に否定、泥を塗るものである。
「他国の戦争に戦争する日本」にした集団的自衛権の行使容認は、中国敵視政策が狙いである。それを創価学会が創設した公明党が協力して実現したものである。目下、13億人の中国に最大級の衝撃を与えている。これについて、公明党の山口・北側・太田らは地方議員を概ね籠絡、次は学会員をごまかすのであろう。しかし、中国の政府と党を騙すことは出来ない。
<学会の平和友好実績が水泡と化す>
周恩来を愛した池田氏、同氏を信用した周恩来。以来、中国要人は訪日すると、池田氏と会見することが常態化していた。ことほど創価学会と中国の政府と党の関係は、信頼で結ばれていた。公明党も順じた。
これからは、この最も大事な双方の信頼の文字が消えることになる。池田氏の構築した友好と信頼が水泡に帰したことになる。いくらノリづけして隠しても、この事実は消せるものではない。
そういえば、最近来日した友人は、筆者の知らない日中友好団体に足を向けた。尋ねると、日本共産党系の友好協会とのことだった。共産党系の友好団体の存在を初めて知った。信濃町に足を向けることはないのだろう。仮に向けても、もはや信頼の文字はない。ありきたりの交流にすぎない。
池田氏を裏切った公明党と創価学会なのだ。期待した池田親衛隊は存在しなかった。彼の真意を行動で示せる人材はいなかった。日本人に報恩の徒はいない。親殺しさえするフクロウさえいる。戦争遺児・影山友子はその犠牲者となって69年の人生で葬られてしまった。そこに悔い改める様子は未だに見られない。
一体、創価学会とは何なのか?国民の多くが首をひねっている。
<公明党が実現させた戦争国家>
筆者もそうだが、国民の多くは公明党の連立離脱に期待した。そうして国粋主義の野望を打ち砕いてもらいたいと願った。むろん、公明党支持者が必死でそう思った。しかし、既に太田・山口・北側は権力の走狗に成り下がっていた。特定秘密保護法の強行協力の先に「戦争する日本改造」を予定していたのである。彼ら腐敗した公明党は、自民党同様にポストや金に目がくらんでしまっていたのだ。
この手の公明党議員は過去に沢山輩出している。腐敗した公明党議員は無数に存在する、といっていいだろう。
公明党は新たな、しかし、恐ろしい実績を残したことになる。日本国民とアジア諸国民はこの事実を永遠に記憶するであろう。
<安倍・自公体制をぶっ潰せ>
こうした深刻・重要な局面で動くのは金である。野党は官房機密費と自民党国対費の公開を求めれば、かなりの手掛かりをつかむことが出来るだろう。
公明幹部の蓄財・公明党の隠し資金のことである。心ある議員・ジャーナリストは目を光らせてほしい。安倍・国粋主義を打倒する責任があるからである。
2014年7月6日記
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